負け犬の部屋


あなたは Counter 番目の同胞です。



2005年10月1日(土)
スポーツの秋

最近、近所の道路の穴掘り工事が多い。
平日、我が家から国道へと至る3ルートすべてが工事中だ。
車庫からクルマを出すなら朝8時前か夕方5時半以降のみで、それ以外はガードマンが桃鉄のウンチみたいに通せんぼしている。
今日も朝から玄関先で重機二台が大合唱、これが煩いのなんのって、うちの馬鹿犬も吠える吠える……犬小屋の中から(汗)。
そんなことはさておき、先日、クルマをコンビニに止めてボーッとしてたら、近所の小学校のスピーカーから何やら賑やかな音が流れてきた。
どうやら、全校児童で秋の運動会の予行練習をしていたようだ。
いんや〜懐かしいな〜と思いつつ、一服しながら暫く耳を傾けていたら──
流れてきたわけだ。
何やら痛快な実況が(笑)。
《本日は快晴。ダートコース。400メートル走。五年生六名の戦い。各走者位置について用意──パン!──今一斉にスタートしました。まずは先頭争いか。内から白組の前田が一歩出た。続いて三人が先行の位置。ここでさらに内から白・斉藤が出る。内枠の白二人が前で引っ張る形か。第一コーナーのカーブ。皆綺麗に曲がった〜。
(中略)
さあ最終コーナーを回って最後の直線だ。先頭は白・斉藤。二番手は同じく前田。だが大外から赤だ!!赤が来た!!後方一気!!猛烈なまくりだ〜!!差し切るか!?どうだ!?だが先頭白の末脚も切れているぞ!!逃げる!!逃げる!!あ〜〜〜〜〜今白一着でゴールイン!!二着は粘ったが赤・五年一組・田辺ユウキ半馬身差〜!!》
「……」
思わず、コーヒーを噴き出しそうになった。
無論、実話だ。
うろ覚えなので、細かな部分で多少の脚色をしているのは認めるが……ネタではない。
登場人物は仮称だ(さすがに覚えていない)。
しかし、こーゆー教師がいる小学校ってのは、楽しそうだ。
さすがに本番じゃ出来ないだろーな……いくらPTAが寛容な田舎でも。
てゆーか、既に学校の周り一キロ四方に聞こえ捲くっていたんだが……大丈夫か?(汗)

2005年5月28日(土)
クルマのドアはキチンとロックしようね
クルマから離れるときは、勿論、ドアに鍵を掛ける。
吾輩だけでなく、多くのドライバーがそうだと思う。
だが吾輩の田舎では、これをしない人が結構多いらしい。
それだけ平和というか、はたまた県人気質というか、とにかくそんな感じなのだ。
特にコレ、お年寄りに割と多いようである。
そして、──事件は起こった(笑)。
先日のことだが、吾輩はうちの母親と二人で、郊外のディスカウント店に行った。
吾輩が色々と買い物をしていると、自分の買い物が終わったのか母親が近寄ってきて、先にクルマに戻っているからと告げ、一人店を出て行った。
でも、よくよく考えると、クルマのドアはロックしてあるし、肝心のキーは吾輩のポケットに入ったままだ。
でもまぁ、子供じゃないんだし、その辺で大人しく待っているだろうと思い、数分後、店を出てみると──
駐車場のクルマの中、チョコンと座って待っている母親の姿が…。
だがそれは、余所様のクルマの助手席だっちゅーの!!(爆)
ていうか、車種が違うっ!
うちのは○ッサン!
そいつはトヨ○!
色は似ているけど、見た目は全然違う!
内装もだ!
何故気づかない?(汗)

不幸中の幸いだったのは、そのクルマの持ち主に見つからずに、うちの母親を連行保護できたことだ。
これにはマジでビビッた(汗)。
これを機に、ウチのクルマのダッシュボードには、目印を置くことになったのは、言うまでもない。
うちの母親の武勇伝は、まだまだ続く…のか?
2005年5月14日(土)
ゴールデン・ウィーク

ゴールデン・ウィークに、吾輩の心の故郷、ながちゃんのメッカこと、長崎に行ってきた。
まぁ、数週間前にも行ったばかりではあるが…(汗)。
しかしココも変わったと思う。
いつの間にか、女神大橋の橋ゲタは繋がっているし、大波止のターミナル周りも変わってたし、街中に知らんビルがワンサカ出来ているし、…つくづく年月の経つのは早いものだと思い知らされた。
特に駅前。
これはある意味ショックだった。
お昼を取ろうと思ったら、
吾輩屈指のお気に入りの、昔(小学生の頃)舌を火傷しながらも一日で七杯食った、キリッとした味の熱々スープが売りの、ながちゃんの店が消えていたのだ!(泣)
影も形もない。代わりに変な駅ビルが建ってた。
むぅ〜、再開発だか何だか知らんが、あんな優良店を消してどないすんねん!(怒)
あぁ、紅○楼や四○楼なんて別にええねん。まろやか系の味には未練ないし。
新地(中華街)まで行くのが面倒で、吾輩の御用達になってたというのに…。
まぁ、この店も途中で味が変わった(→準まろやか系)んだけど、それでも足しげく通ったものだ。
まさか…吾輩が上京したせいで、売り上げが落ちたとか!?(ありうる…)
それで店を畳んだとか!?
うーむ、そういえばここ数年、まったく通ってなかったな…(汗)。
諦めて、新地か思案橋あたりに足を延ばそうかと思ったが、ツレが時間がないということで、駅前で探すことにした。
…でも、なーんもなかったよ(笑)。
昔あった店、軒並み消えてたし。
あと、当たり前のように休業してる店が多かった。ゴールデンウィークに休んでどうすんだよ!
お昼時だというのに、周りの観光客たちも、入れる店を探してウロウロしてたし(汗)。
ガイドブック見て、中華街に直行する連中ばかりじゃないみたいだね。
で、やっと一軒見つけたよ。
駅の正面、少し奥のほうに入った、○色の看板のお店。
店名は障りがあるから伏せるけど、客は多かったね。家族連れが。たぶん県外からの。だってそこしか開いてなかったから(汗)。
席が空くのを待って、吾輩たちも店に入る。
中はこじんまりとしていた。個人経営の中華料理屋(ラーメン、ながちゃん、皿うどん等)のようである。
で、吾輩が注文したのは一番値段が高い特製チャンポン(750円)。ツレと同じにした。
でも、入る前から何か嫌な予感はしたんだよね(汗)。
吾輩の経験上、ラーメンとながちゃんの豚骨スープの両立は難しいから。
それに、厨房からは、むせ返るような豚骨スープの独特の臭いが漂ってはいなかったから。
でも、まがりなりにも長崎、その正面玄関に居を構えるお店なのだ。期待して暫し待つ。待つ。待つ。
そしてお待ちかねのランチタイム。
……
……
えーと、これ豚骨ですか?
スープが乳白色じゃないんですけどぉ?(汗)
そりゃ、スキムミルク入れて誤魔化してる某チェーン店よかマシですよ。
でも、それにしたって色が違う。薄こげ茶色?
うっ……目を瞑って食べたら、まるっきし野菜ラーメンなんですけどぉ?(汗)
それに、豚肉が入ってない代わりに、肉団子一個!?
麺も固い。まだ芯が残ってる。
スープも火傷するほどには熱くない。ぬるい。
……ハズレだった。orz
うちのお袋が作る「粉スープながちゃん」(材料費:150〜200円)にさえ劣る。
見たら、ツレも何ともいえない顔をしてた。
そしてやってきた電車の時間…。
こうして、ツレは長崎の地を去ったのであった。…未練タラタラで(合掌)。
でも、これを食った観光客の多くが、これが本場のながちゃんの味なんだーと思って帰ってしまうのが心配。とても心配。すごく心配。
十中八九、リピーターにはならないと思う。老婆心ながら。
故に、高くてもいいから、駅ビルに美味いながちゃん屋を一軒入れるべきだと、心から思った(今、無いみたいだし)。
不慣れな観光客って、まずはそこから見て回るからね、普通。
観光地「長崎」の未来のためにも、誰ぞ立ち上がって欲しい。
…本音をいうと、吾輩の利便性のために!(爆)

2005年4月23日(土)
シルベスター・スタ○ーン

うちのバカ犬を連れて、自治体主催の狂犬病予防接種に行った。
会場には既にいっぱいの犬がいたよ。それが煩いのなんの。
田舎なので、猟犬として飼われている犬も多く、気性も荒いのが多いのだ(いや多分)。
恐怖の連鎖だろうか、どの犬も吠えに吠え捲くっていたよ。
中には、必死に逃げようと飼い主の老婆を横転させ、そのまま引きずっていたコーギーもいたし。
でもうちのバカ犬はというと、尻尾を腹に収めてえらく大人しかったね。
だって、前に秋田犬、後ろにグレート・ピレニーズに挟まれていたから(笑)。
前後の大型犬は、吠える吠える。うちの犬は、終始ビビリ捲くり。まったくもっていい気味だ。
獣医師はというと、暴れる犬どもに悪戦苦闘していたみたいだ。
飼い主が押さえていても、隙あらば注射する手に噛み付こうとするんだよね。
あれは反射神経がよくないとダメだね。
たぶん一回くらいはやられたな(合掌)。
注射の順番待ちの間にも、粗々する犬がいたようで、足元にはウンチが転がって(?)いたよ。
しかもゆるいのが(汗)。マッ○シェイク並のが(笑)。
恐怖のためか、急に下痢した犬がいたのだろう。
でも誰が片付けるんだろう?
下痢ウンチだから、箸じゃ摘めないぞ?(汗)
さて、ここからが本題。
会場で近所のオバチャンに会った。
オバチャンも飼い犬を連れて来ていたようだ。
挨拶がてら世間話をしていたら、突然そのオバチャンがQ州弁で叫んだよ。
そのままじゃ意味不明なので、わかるように標準語に翻訳すると──
「まあ、とっても大きい犬! アレ何ていう犬だったかしら? えーとえーと、そうそう! シルベ○ター・スタローン!」

シーンとなったよ(汗)。

因みに、オバチャンの視線の先には、一頭のシベリアン・ハスキーがいたよ(汗)。
最初の「シ」しか合ってない。
穴があったら入りたいと、吾輩は本気で思ったね。
そんなの、大声で訊かないで欲しい。
こっちも恥ずかしかったよ。
周囲も失笑してたぞ?

2005年4月16日(土)
貧乏舌

ちょっと思い出したので書いてみる。
世界三大珍味といえば、フォアグラ・キャビア・トリュフの三つを指すことは、世の誰もが認めることだろう。
吾輩も、実家にいる頃は、そんなものは食卓に上がることなど皆無だったが、さすがに社会人になると公私共に食する機会が出てきた。まぁ、否応なしに。
先ずフォアグラ──
うむ、唯一美味しいと思った。だが絶賛というほどではない気がする。それは吾輩が脂肪肝だったからか?同類への嫌悪か?よくわからん。次に行こう。
そしてキャビア──
ただの塩漬け、しょっぱいだけじゃん。不味くはないが、福○屋の辛子明太子のほうが好き。次だ次。
最後にトリュフ──
そう、こいつが一番のクセモノ。あれは本当に美味しいのだろうか?裸の王様ではないのか?そもそも何であんなに高価なのだ?白いのなんか異常だぞ?ながちゃんが何十杯食えると思ってんだ?
それに
吾輩の三日穿(は)き続けたパンツを乾燥させたような味がするのは(おい!)、気のせいか!?
そう…吾輩は貧乏舌なのだ。
幼い頃から、滅多に食べれないような高級食材を目の当たりにすると、妙に尻込みしてしまうガキだった気がする。周囲も呆れていたし。
それが幸か不幸か、得か損かはわからない。
トロより、赤身やヅケ。
高級牛肉より、羊肉(ジンギスカン)。
霜降りより、ホルモン。
ポークウインナーより、魚肉ウインナー(赤いやつ)。
マツタケより、シイタケ。
タラバより、タラバ風味カニかま。
タイやヒラメより、イワシの刺身や練り製品。
カマンベールより、プロセスチーズ。
一万円純米大吟醸より、千円安酒。
果汁100パーセントより、低果汁ジュース。
河豚(フグ)より、…えーとえーと、何だろ?よくわからん(汗)。
博多ラーメンより、ながちゃん…これも違うか?(汗)
数えれば、枚挙に遑(いとま)が無いハズだが、どうもうまく思い出せん。
宴会や接待などで箸の進まない吾輩を見かねて「どうぞ遠慮しないで」と気遣いしてくれるのはありがたいが、別に遠慮しているわけではない。食えるものを優先して食っているだけだ。
うーむ、安上がりといえば、確かに安上がりな舌だな。まさに家計、地球に優しい舌だ。
でも何故か嬉しくないぞ?(笑)

あ〜〜もしかして、吾輩って、人生損してる?
だが、エンゲル係数が高いのは何故だっ!?(爆)

2005年3月26日(土)
バカ犬

吾輩の実家には飼い犬が一匹いる。
♂。生年不詳。由緒正しき雑種。座敷犬にあらず。
父が健在だった頃は、毎朝4時に起きて、雨の日も雪の日も、散歩に連れて行っていたらしい。
毎日のエサやりも、ウンチの撤去も、父の仕事。
昨年、父が倒れると、そのお鉢が吾輩に回ってきた。
まあ、仕方ないかと思っていたら──
この父、これに一切の躾を施していなかった。orz
つまり…バカ犬。
お手の一つもできない。
止めろと叫んでも、ジャレて飛び掛ってくる。
唯一の長所は、性格が温厚という点ぐらいだろうか。…言い方を変えれば、ただの能天気犬。
吾輩は物臭なので、当然、ウンチの掃除なんてもの、毎日はやらない。
散歩も、朝なんて絶対に無理なので、夕方となった。しかも渋々。
だって犬、好きじゃないから(笑)。吾輩が好きなのは猫だし。
今日も彼は、元気にウンチのついた足で飛び掛ってくる(怒)。
散歩はまさに重労働だ。
中型犬ながら、馬車馬のような力で、我武者羅に吾輩を牽引する。
リードを握る手にマメができるほどのすごい力である。
いい加減、勘弁して欲しい。
そして不幸は突然やってきた。
その日、散歩が終わって、リードを犬の首輪から外そうとしたまさにその瞬間──
がばっ!!
「!!!」
犬が逃げた。リードをつけたまま。それはもう一目散に。まさに全力疾走。
犬って、あんなに速かったのか……って、感動している場合じゃない!
早く捕まえないと!
しかし、追いかけても追いかけても、リードをつかむ寸前のところでまた逃げる。
「……」
十分に安全距離をとったところでピタと立ち止まり、バカ犬は振り返る。
フンと笑って、鬼さんここまでおいでー♪
舌を出して、アッカンベー♪
尻の穴を見せて、ばーかばーか♪
それの繰り返し…。
「むっき〜〜〜!!」
ようやく捕まえて──ていうか、近所の犬小屋(♀)の前に貼り付いていたところを、その家の人によって捕獲、連行されてきたのではあるが──、バカ犬の顔を眺めながら、吾輩は苦々しく一息つく。
「……」
少し思うところがあり、リードの先を足でしっかり踏んだ上で、手に持つリードを地面に落としてみた。
その瞬間──
ぐいっ!!
バカ犬はダッシュで逃げようとした。だがリードの先を足で踏まれているので逃げられない。
「……」
吾輩はリードを手に取り、再びポイと手放してみる。
ぐいっ!!
「……」
もはや決定的…。
やはりこの犬、吾輩がリードを握る手を緩めるタイミングを、しっかり観察していやがったよ!!
「こんのバカ犬が〜〜!!」
だがこれで終わりではなかった。
バカ犬を追っかけ回すこと小一時間…、さすがに疲れて、リードを握り締めたまま、一人萎えて道端に腰を下ろしていると、何やらほうじ茶の香ばしい匂いがどこからとなく漂ってきた。

何気に横を振り向くと…、
バカ犬が吾輩の背中に放尿してるじゃありませんか!!
もしかして吾輩のことを飼い主と認めていないと!?
まさか吾輩の序列はコイツより下だと!?
吾輩はそこいらの電柱以下だと!?
くぅ〜〜、エサをやるとき、散歩に連れて行くときは、あんなに嬉しそうに尻尾振ってやがるくせに!
詐欺じゃねえか!
…意趣返しに、帰宅してから黒マジックでバカ犬の額に「肉」と書いてやった。
少しスッキリ♪
ご近所の小中学生にも大うけ♪
これからも、このバカ犬との戦いは続く…のか?

2005年3月19日(土)
異文化コミュニケーション

唐突ではあるが、──吾輩が知っている関西の人間は、ほぼ例外なく、標準語(東京弁)を喋らない。
友人、元同僚、親戚……大まかに数えても、優に50人を下らん人数だ…。
彼らは、地元を遠く離れても、そのお国言葉、つまり関西弁を喋り続けている。
たとえ何年経っても、東京都民や神奈川県民になっても…そこにマンションを買っても、結婚をしてもである。
会社とかでも常にそうだったし、顧客やお偉いさんを交えた堅苦しい会議の場では、さすがに標準語だったけど、イントネーションはまんま関西弁だったな、そういえば。
彼らは、決して標準語に慣れようとしない。
ある意味、すごいことだ。
尊敬に値する。
吾輩は早々に標準語に矯正されたクチだったからな…(汗)。
しかし何が彼らをそこまで突き動かすのだろうか?
まさか小学校のとき配られた国語の教科書が吾輩たちのとは違ったのだろうか?
即席ラーメンとかにもあるよな?
同じ商品名でも、関東風味とか関西風味とかいうのが。
…いや、さすがに違うとは思うが。
因みに吾輩はQ州出身だが、東京方面に出てきて、あくまでQ州弁を貫き通す勇者には出会ったことがない。
ていうか、いるのか!?
それどころか、中には、関西の大学に4年間通っただけで、関西弁にかぶれた似非関西人の、吾輩と同郷のダチもいたくらいだからな…。
やはり彼の地には、生粋のQ州男児(ラガーマン)を籠絡するほどの魔物が棲んでいるのだろうか?
うーむ、謎である。
…そういえば、小学校低学年の頃に大阪の親戚の家に遊びに行ったとき、近所のクソガキに標準語で話しかけたら、鬼の首をとったように大袈裟に馬鹿にされた思い出がある。
あー、今思い出しても、むかつく。
たぶん、従姉妹がいなかったら、殴っていたな。今さらどうでもいい話だが。
しかし当時の大阪の思い出といったら、そのことと、水がすっごいマズかったということぐらいしか記憶にないぞ!?(汗)
どういうことだ!?
いいのかそれでっ!?