書くネタが枯渇してきたので、昔話を一つ。
まだ前の住所に住んでいた頃、とある用事で高速道路をクルマで走っていたら、少し先で交通事故があって全面通行止めになっているらしく、直前のAインターで降ろされた。再び高速道路に乗るためには、一般国道を通って山を越え20キロ先のBインターに向かわないといけない。
ただ吾輩はここが地元であり、元からAインターで降りるつもりだったから、まったく問題なし。慣れた手つきで料金をカードで支払い、乗り継ぎのチケットも受け取らずに国道に入った。ただそれでも一般国道はゲロ混み、まさに亀の歩みといったところ。
暫く我慢していたが、さすがにキリがないので左に急ハンドルを切って横道に入る。勝手知ったる地元の道、少し回り道になるが、考えうる我が家までの最短距離だ。自信満々でハンドルを操った。
ん?何か変だ。
違和感を感じ、ふとルームミラーに目をやる。
吾輩のクルマの後をゾロゾロとついてきました……他県ナンバーのクルマが(爆)。
少なく見積もっても10台以上。まるで金魚の糞。
う、うわ〜〜(汗)。
きっと抜け道を知ってると踏んだんだろうけど、そりゃアンタらの勘違いですよ?(汗)
そもそも、帰宅する地元のクルマだとは思わなかったのかな?
…あ、そういえば吾輩のクルマって、九州某県のナンバーのままだ(汗)。
あちゃ〜〜(汗)。
そんなことを考えていたら、約15分後、恙無く自宅に到着した。少し後ろめたさを感じながらもマンション横の駐車場にハンドルを切り、チラと横目で見る。
すぐ後ろの広島ナンバーのパジェロに乗ったアベックの信じられないという顔が今でも忘れられない。後続のクルマもほぼ同様の反応。そしてゾロゾロと吾輩の横を通過していったわけで。
ここまでくると、Bインターまで先導してあげれば良かったかな〜とも思ったりもしたが、そこまでやるのもお人好しだし。はぁ…。
ま、頑張って下さい。
吾輩に言えるのはこれくらいだ。
ちなみにその道、もうちょい行くと、一方通行になってて袋小路だから(笑)。
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