登場人物設定
(※2020/09/19時点)
presented by 蜜柑ブタ様
◇地球防衛軍とネオGフォース関係者
・椎堂ツムグ(しどうつむぐ)
オリキャラ。(※出番多いけど、主人公ではない)
ゴジラが封印されるずっと前、ゴジラと他の怪獣の対決で破壊された都市で発見されたゴジラ(G)細胞に完全に適応した唯一の人間。
男。
外見年齢は、二十代か半ばぐらいだが発見されてから現在(※2015年ぐらい)までで、すでに60過ぎており、外見がひとつも変わっていない。
赤に金色が混じった独特の髪色をしている。
本名ではなく、周囲にある物から適当に合わせてつけられた名前。“椎堂”、“ツム”、“ぐ”。
使徒イロウルの一件で過去が明らかになったが、自分の出生には興味なし。イロウルが見せた過去の映像によると、潰れた遺体にゴジラの細胞が合わさったことで再構成されたのが現在の姿らしい。瓦礫で完全につぶれていたため本来の人相や性別は不明。
手から放射熱線を放つ他、例え頭を潰されても、心臓を失っても再生・復活する異常な再生力を持ち、カイザーである尾崎をも超える特殊能力者であるため、表向きは監視・拘束状態になるもののいかなる拘束にも縛られず好き勝手している。
またそのうざい性格で周りを振り回し、預言者として、ゴジラと戦うために必要とされる一方で、実は死ぬことを強く望んでおり、自分がいつか不必要になる日が来るのを待っている。
個人に対しては興味関心を持ったり、助け船を出したりはするが、基本的にはゴジラを崇拝しており、人間社会に批判的。
・尾崎シンイチ(真一)
『ファイナルウォーズ』より。
M機関に所属するミュータント兵士。階級は少尉。
先天性ミュータントだが、ミュータントの中でも数百万分の一の確率でしか生まれない“カイザー”と呼ばれる超越者。
だが本人はその力に溺れることなく人を守る優しさを優先する正義感が強い青年である。
第三新東京にゴジラが進撃した時、動けない初号機からシンジを救いだし、その後彼の療養のために精神感応で心を癒すのに尽力した結果、シンジに懐かれる。
その強すぎる能力のため、シンジを介して意図せずセカンドインパクトの真実と人類補完計画の全容を知ってしまう(ただしそれらの情報のほとんどは初号機の意思を経由しているため誰が首謀者なのかは知らない)。そのためにゴジラとは違う方法でサードインパクト(人類補完計画)を阻止するために、恋人の音無らと共に行動する。
ミュータント兵士として鍛えているので強いし、生まれつきの潜在能力も凄まじいのだが、まだ完全覚醒しているわけではない。
突発的な感情や仲間などを助けるときなどにその力が一時的に出ることはあるものの、性格的な問題で力を抑え込みがちで覚醒に至れないらしい。
・風間カツノリ(勝範)
『ファイナルウォーズ』より。
M機関に所属するミュータント兵士。階級は少尉。
先天性ミュータント。
何より敵と戦うことを信条としそれが使命だと心得ているが、その戦闘意欲の高さゆえに人を守る優しを優先する尾崎と衝突しがちな青年。
尾崎とは幼馴染みで、ライバルで、同僚。
本人曰くベジタリアンなため、LCLの独特の匂いが苦手。
ムスッといつも不機嫌そうで、子供と接するのも苦手なところがあり、M機関に保護されたシンジから一時期苦手意識を持たれてしまった。M機関に来てからずっと一緒の尾崎曰く、不器用なだけらしい。
尾崎がシンジを介してセカンドインパクトや人類補完計画のことを知ったことを知らされ、人類補完計画を阻止するために尾崎らと行動を共にする。
要人護衛のためにネルフを訪れた際にリツコと出会い、リツコから興味を持たれてしまったが、風間は若干引いている。
・音無ミユキ(美雪)
『ファイナルウォーズ』より。
地球防衛軍に所属する分子生物学者の女性。
モデルと見紛うほどの美貌と若さゆえにそのことでからかわれがちだが、非常に優秀な科学者である。
G細胞完全適応者の椎堂ツムグの細胞の管理を担当しており、研究者の卵時代から椎堂ツムグと知り合っているため付き合いは長い。
使命感が強く、尾崎らと共に人類補完計画を阻止するために動く。
尾崎とは、恋仲。二人は隠してるつもりだが、周囲には知られている。
あとついでに彼女の姉のアンナ(杏奈)は、ゴードンと仲が良い。
・波川レイコ(玲子)
『ファイナルウォーズ』より。
地球防衛軍の女性司令官。
セカンドインパクト前、他の怪獣が暴れていた頃、アジア、オシセアニア区間の作戦司令室で冷静に地球防衛軍各隊の指揮をとっていた大ベテラン。
約15年前に地球防衛軍が解散された後は、国連軍で窓際の席にいる職員として無抵抗な仮面を被り、裏で地下に潜伏しているGフォースの指揮を執っていた。
地球防衛軍の再結成までの間に、ネルフと何かあったらしくネルフに対してかなりご立腹で、地球防衛軍が再結成され指揮官として戻った時は、迷うことなくエヴァを保有しているネルフをゴジラをおびき寄せるための餌にすると宣言している。
サキエル襲来後に再結成された地球防衛軍で、実質トップの位置にいる。
・熊坂
『ファイナルウォーズ』より。
M機関のミュータント兵士達の訓練教官。自らはミュータントではないが、ミュータント兵士と互角に戦えるほどの身体能力を持つベテラン軍人。
ゴジラとの戦いの経験はないが、他の怪獣との戦いの経験はある怪獣世代と呼ばれる年代で、セカンドインパクトで特に被害の酷かった地域出身が多いミュータント達を厳しく指導しつつ、プライベートでも彼らの心を支える父性愛によりミュータント達の精神的成長に大きく貢献する。
・ダグラス=ゴードン大佐
『ファイナルウォーズ』より。
地球防衛軍が保有する万能戦艦・轟天号の艦長。
35年前の南極でのゴジラとの戦いでは、ひとりの兵士として初期の轟天号に搭乗しており、氷の地割れに落ちたゴジラを封印するために当時の艦長の命で氷山に向けてミサイルを発射させてゴジラを封印した。
損害を顧みずあくまで敵と戦うことを主義とし、自らの信念に従って行動するため組織の中でハミ出し者の烙印を押されているが、尾崎達や部下達からの信頼は厚い。
セカンドインパクトの後、15年前の地球防衛軍縮小時に地下に潜伏したGフォースと行動を共にし、椎堂ツムグのゴジラ復活の預言を信じてゴジラの戦いに備えあらゆる方面で準備を整える。
地球防衛軍の再結成後は、長い地下潜伏を発散するかのごとく新・轟天号の艦長としてゴジラとの戦いの場では活躍をする。
南極でのゴジラとの戦いの経験と封印の時のとどめを刺したことから、ゴジラを好敵手として見ている節がある。
艦長としての手腕も確かだが、本人の戦闘能力も極めて高く、周りからは人類最強との呼ばれるほどガチで強い人、腰に日本刀を差している。
尾崎達から人類補完計画のことを伝えられ、尾崎らに協力する。頼もしい味方。
音無の姉・アンナ(杏奈)とは内縁に近い仲。
・志水
オリキャラ。
地球防衛軍・M機関の食堂の古株おばちゃん。
何かとシンジとレイに世話を焼いている。
・ナツエ
オリキャラ。
ツムグの監視役のひとりで、看護師。
ヤンデレ気質でツムグに好意を持っている。
・宮宇地
オリキャラ。
30代のミュータント兵士。尾崎達の先輩。
後天性ミュータント。
・村神(むらかみ)
オリキャラ。
初号機の細胞の研究を担当する研究者。
フランケンシュタインの血液やクローン再生したマトリエルのコアなどを利用して初号機を蘇生させる。
◇チルドレン(残念ながらエヴァでの活躍なし)
・碇シンジ
ネルフの総司令碇ゲンドウと碇ユイの間に生まれた息子。14歳。
母を無くして間もなく8年前にゲンドウに捨てられ、親戚だという人間に育てられるが愛情注がれることなく育てられたため自分は誰にも必要とされていないと思い、人から必要とされたいという愛情に飢えた弱い心を持つ人間に育ってしまった。
14歳になってゲンドウから手紙とも呼べない手紙で呼び出され、ネルフに連れて行かれた後、初号機に乗って使徒と戦うよう強要され、大怪我を負った綾波レイを前にして逃げちゃだめだと自己暗示をかけて初号機に乗ることを承諾してしまう。
複雑な事情によりなんの訓練もしていないも関わらず高いシンクロ率を叩き出すも、発信直後に第三新東京にゴジラが進撃してきたため初陣とはならず、それどころか危うく初号機もろともゴジラに殺されかけることになって完全に戦意喪失、ゴジラへの恐怖で心が壊れてしまいその後M機関に保護された。
精神崩壊状態なため、ミュータントの精神感応で心を癒す治療が行われることになり、特に力の強い尾崎によって正気を取り戻し、心から自分のことを心配してくれた尾崎に懐く。逆にしかめっ面で不機嫌そうな雰囲気の風間には、父ゲンドウが重なってしまったため苦手意識を持ってしまった。(後に改善)
ただでお世話になるのは悪いと感じ、頼み込んでM機関の食堂で働かせてもらうことなる。間もなくエヴァに乗れなくなったことに絶望して投身自殺を図ろうとしたレイを助けるために咄嗟に動くなど精神的に大きく成長する(体重が軽いのでレイと一緒に落ちそうになったが風間に助けられ二人とも助かり、これがきっかけで風間への苦手意識は克服した)。
その後、レイと一緒に食堂を手伝うようなると、レイとの交流でレイの人間の部分を強くさせることになる。
レイが人間ではないことを自ら告白した後、レイに対する好意を告白し、レイからOKをもらい喜ぶもののレイの恋愛観が幼いためまだまだ発展途上。
・綾波レイ
ネルフのファーストチルドレン。14歳。
青い髪と、赤い瞳を持つ美少女。顔立ちがシンジの母ユイと瓜二つ。
第三使徒サキエルが出現する前に、零号機の起動実験に失敗して重傷を負ってしまい、火傷を顧みずエントリープラグのハッチを開けてくれたゲンドウを信頼する。しかしそれらは、すべて彼女を依存させるために仕組まれた事であるのだがレイはそのことを知らない。
『無に帰りたい』という暗示をかけられており、死に対して恐怖心がなく、エヴァに乗るのも自分の存在意義でありそれが絆だからだと思っている。
サキエル襲来の際に、初号機に乗るのを拒否したシンジを初号機乗せるため、大怪我のまま初号機のドッグに運び込まれ、シンジを初号機に乗せるための脅迫材料に利用された。
ゴジラ襲撃後、ネルフの病院にいたが、ネルフがあらゆる権限を剥奪されたため、入院していた彼女も半ば強制的に国連あらため地球防衛軍に保護されることとなった。
その正体は、実は、リリスと碇ユイの細胞から作られた使徒と人間のハイブリッドで、その魂は、ネルフ本部の地下に封印されているリリスのものである。もっと正確に言えば、初号機からユイをサルベージしようとした時に偶然生まれた産物。
現在のレイは、二人目で、一人目は赤木リツコの母親に首を絞められて死亡し、ネルフ本部の地下にあるレイのクローン体に魂が移行され二人目となった。つまり彼女は死ぬと代わりの肉体に魂が移るように仕組まれている。このレイのクローンについては、椎堂ツムグがジオフロントに侵入した際に破壊したためレイは魂が移らなくさせられた。
地球防衛軍の医療機関に搬送された時にすぐに人間でないことがばれる。しかしそのことは研究機関で機密にされる。
エヴァに乗れなくなったことを知らされて絶望し、怪我が治ってからは、自殺しようとしたが無条件で自分を助けようと身を徹したシンジに心を許す。そしてシンジと共に地球防衛軍内の食堂で働くようなり徐々に人間らしくなっていく。
その過程で自分がゴジラを呼び寄せる因子になる可能性があることを察し、自分が人間でないことをシンジ達に打ち明ける。
椎堂ツムグから自分の体液を倍に薄めたものを適量投与して使徒の部分だけを死滅させて人間に生まれ変わる方法を提示されるのだが、ショック死の可能性が高いことから迷うも、シンジからの告白を受けたことでシンジへの想いを自覚、人間としてシンジと共に生きたいと願い実験に挑むことを選ぶ。
・惣流=アスカ=ラングレー
ドイツ支部にいるセカンドチルドレンの少女。14歳。
母親に褒められたいがために幼少期から努力しエヴァのパイロットに選抜されるも、その日に母親は自殺してしまう。
飛び級で大学まで卒業しており、強気で自信過剰な性格をしているが、レイとは別の意味でエヴァに依存している。自分が乗る弐号機を自分の物だと豪語している。
第三新東京にゴジラが襲撃した後、ゼーレがネルフの名誉挽回のためにドイツから弐号機と共に日本に招集される。
エリート意識が強く、ポッと出のケンスケを見下していたが、ネルフの失墜や度重なる敗戦を経てプライドがズタズタになり、シンクロ率を落とすことになる。
その結果、ケンスケにシンクロ率でも負けてしまい、彼に対して殺意すら抱くほどようになっていった。
・相田ケンスケ
第三新東京市立第壱中学校に通っていた、鈴原トウジのクラスメイトで友人。14歳。
軍事オタクで親がネルフの職員らしく、何か悪いことがあると親がネルフだと脅し文句に使っていたが、ネルフの弱体化・縮小によってその言葉の効果を完全に失ったのだが全然そのことを知らない。
第三新東京が復活した地球防衛軍によってゴジラ迎撃エリアに定められた理由と、生のゴジラと、ゴジラと戦う地球防衛軍を映像に収めたい欲求を抑えられず、ゴジラに恨みがあるトウジを誘って戦闘区域に勝手に侵入しとんでもなく酷い目に合う…。命が助かったのが奇跡。ゴジラと使徒と機龍フィアの戦いの映像を写した彼のカメラは没収された。
トウジを誘い巻き込んだということでトウジ以上に怒られ、学校での盗撮の常習や父親のIDを使って軍事機密をホームページで公開したりと叩けば叩くほど犯罪と悪事が出てくるし、しかもまったく反省してない上に罪悪感も欠片もないので、このまま社会に出したらロクなことにならないし、犯罪者として人生を捨てることになるからと判断され、厚生施設に強制収容される羽目になる。
リメイク版では、ネルフの特権徴兵により檻から出され、フォースチルドレンとして、エヴァ四号機のパイロットになる。
最初は戦いや訓練をかなり甘く見ていたため、役立たずだったが、シンクロ率の高まりとエヴァの操縦のコツを掴んだことで劇的に戦闘能力が上がっていく。
しかし、一方で調子に乗り、トンチンカンな妄言を吐くようなるなど、自覚無しに狂っていっている。
・鈴原トウジ
チルドレン候補の少年。14歳。
第三新東京市立第壱中学校に通っていたが、地球防衛軍が第三新東京をゴジラ迎撃エリアとして定めたため他の都市へ家族と移住することになる。
第三使徒サキエルの襲撃時の避難中に妹が負傷したが負傷の原因がゴジラにあることからゴジラを憎むようなる。
地球防衛軍に誘導されて第三新東京を離れる際に、第四使徒シャムシエルが第三新東京に出没したため、ゴジラも使徒を殺そうとして再び第三新東京に上陸したため、軍事オタクの友人ケンスケの誘いに乗ってしまい、地球防衛軍がゴジラを倒すさまを目に焼き付けてやろうと戦闘区域に入ってしまい案の定酷い目に合ってしまう…。死ななかったのが奇跡。
憎しみに囚われ、沢山の人に、特にゴジラと戦う人達に迷惑をかけたことを深く反省し、妹からの激励もあり中学を卒業したら、地球防衛軍に入隊するという人生目標をたてる。
リメイク版では、地球防衛軍の予備候補の試験会場でシンジと知り合い、普通に友達になった。
◇ネルフ関係者
・碇ゲンドウ
シンジの実の父親。48歳。
ネルフ本部の総司令。
ゼーレに従いゼーレのシナリオに沿って行動するように見せかけ、自分の目的のためにゼーレとは違う意味でサードインパクトを起こそうとしている。
その目的は、初号機に取り込まれた妻・ユイにもう一度会い、神となることで、そのためなら息子であるシンジも、ユイのクローンであるレイも道具として利用する。
しかしその目論見も第三新東京に進撃してきたゴジラによってクラッシュされた。初号機は覚醒せず、初号機の覚醒の鍵となるシンジをM機関に奪われゼーレと同じぐらいゴジラの復活と地球防軍を恨む。
ついでにレイまで地球防衛軍に保護されてしまったため、レイを三人目に移行させるために暗殺を企てたりするも、レイのクローンを椎堂ツムグにすべて処分されてしまい、それはできなくなってしまう。
謎の銀髪の人物の協力のもと、シンジと音無を誘拐し、シンジを無理やり初号機に乗せてゴジラを使って初号機の中にいるユイを覚醒させさせるが、ユイの暴走によりゴジラの細胞を取り込んだため失敗し、ユイもろとも初号機をゴジラに破壊され廃人となった。
その後、逮捕され、監獄行きとなった。
ちなみに地球防衛軍の司令官である波川がネルフを嫌うようなったのは、ゲンドウに原因が有るらしい。
・冬月コウゾウ
ネルフの副司令。60歳。
ネルフの副司令だが、もとは、大学の教授で、ゲンドウとユイの恩師に当たる人物。
ユイを取り戻すというゲンドウの目的に賛同し、行動を共にしている。実は、ユイに恋心を抱いていたらしい。
年齢からも分かる通り、ゴジラや他の怪獣が暴れ話待っていた頃の被災経験があり、その恐怖を今日まで忘れることができないほど脳の隅から隅まで焼き付けられてしまっており、35年を経て死んだと思われていたゴジラが第三新東京に出現した時には、恐怖のあまり腰を抜かすほどである。
ゴジラが出てきた時点でゲンドウの目的は絶対に達成できないと即座に判断し、ゴジラがセカンドインパクトから生き延びていたのならゲンドウと行動なんて絶対しなかったのにな〜っと後悔して、もうなるようなれとすべてを諦めている。
ネルフの中庭で黄昏がれてる姿がよく目撃されるとか?
・赤木リツコ
ネルフの技術者で科学者。30歳。
ネルフの中枢であるMAGIというスーパーコピューターを開発した赤木ナオコの娘で、MAGIの管理とエヴァンゲリオン全般の開発を担当していた。
レイのクローンの製作と管理も行っており、レイの体調管理などもすべて彼女が担当していた。
ゲンドウの愛人で、ユイに執着するゲンドウの姿にユイに対して嫉妬と愛憎の感情を心に秘めている。ちなみに彼女の母親であるナオコもゲンドウに恋しており、その愛憎から一人目のレイを殺害し、自殺している。
人類補完計画の重要な鍵であるE計画(エヴァンゲリオン)のために使徒の研究もしているため、この世界でもっとも使徒に詳しい人物であるといえる。だがネルフの主要人物であったため使徒の研究はおろか、地球防衛軍の戦闘やその他に参加することが叶わなくなった。
使徒は、エヴァでなければ倒せないという絶対的な理論を持って開発に着手していたが、復活して第三新東京に進撃したゴジラでその理論も常識云々もクラッシュされた。だがそこは科学者、ゴジラを見て資料でしか見たことがないゴジラがセカンドインパクトによる南極の消滅から生き延びた本物のゴジラだと見抜き現実を理解して受け入れた。
ネルフが実権を失ってからは、本部の維持のための仕事しかないため、暇で、MAGIから地球防衛軍の活躍を観戦したり、ゴジラや地球防衛軍の資料を読み漁るなどして意外と有意義な時間を過ごしている。
色々と超スピードで状況が変わったためか、ゲンドウに対する憎悪云々は吹っ切れた。
使徒マトリエル襲来直後にエヴァのことを調査しに来た風間と出会い、彼に興味を持つ。
・葛城ミサト
ネルフの戦術作戦部作戦局第一課所属。29歳。
リツコと加持リョウジとは同じ大学で、加持リョウジは元恋人の関係。
15年前に、南極で父親が体調を務める葛城調査隊と共に南極に同行していた。その時セカンドインパクトに遭遇し、父親にカプセルに押し込まれたことでただ一人の生き残りとなる。父親と仲が良くなったためこの一件で父親へ抱いていた思いを変化させた。その結果としてセカンドインパクトの原因となった使徒を憎むようになり、ゼーレのシナリオによりとんとん拍子でネルフの作戦部長として使徒と戦うことができる立場に収まることとなった。
地球防衛軍には良い感情を持っていない。
ゴジラを最大の脅威と認識する頭と、強力な暗示によって不安定になりそれをゲンドウに利用され…。
・加持リョウジ
表向きはネルフの特殊監査部の人間だが、ゼーレ、日本政府の三重スパイをしている。
ミサトの元恋人。
日本政府が地球防衛軍の一員として復帰してからは、変わらずスパイとして活動し、ゼーレに地球防衛軍のことを知らせている。
アスカと弐号機をネルフ本部に輸送するときアスカと共に新・轟天号に搭乗して轟天号の内部構造を調べようとするが、艦長のゴードンに見抜かれていたのと弐号機を狙ってきたゴジラの襲撃でそれどころじゃなくなり成果は出せなかった。
ミサトがゼーレにより強力な暗示をかけられていたことを知るとゼーレに不信を抱き、ミサトを救うためゴードンに助けを求める。
・碇ユイ
シンジの母で、ゲンドウの妻。
表向きは死亡したことになっているが、実際はエヴァの実験の際にエヴァに取り込まれコアの中に冬眠することになっており、一応生きている。
ゲンドウが人類補完計画を遂行しようとするのは、ユイとの再会のためである。
初号機に乗ったシンジの初陣で覚醒する予定だったが、ゴジラが進撃してきたため覚醒ならず、いまだ眠ったままである。そのためまったく外の状況が分からないままだった。
初号機独自の意識とは全く別人である。
音無を人質に取ったゲンドウがシンジを強制的に初号機に乗せ、ゴジラを使って覚醒させようとしたゲンドウにより目論見通り覚醒に至る。
だが、ゴジラの肉を喰らったことでG細胞の副作用を受け、初号機もろとも怪獣化してしまい、変異途中の体から機龍フィアによってエントリープラグを引っこ抜かれ、よりゴジラに近づこうとゴジラを吸収しようとしたが失敗に終わり、体内熱線で焼かれたり投げられ潰され、トドメに放射熱線を食らって初号機もろとも完全に破壊されたが……?
◇その他
・ゴジラ
言わずと知れた怪獣王。別名、水爆大怪獣。
王と呼ばれているが、この呼称は人間がつけたもので実際に怪獣達の頂点であるわけではない。他の種類の怪獣とは基本的に敵対関係にある。
個体としては2代目で、1代目はオキシジェンデストロイヤーで死亡、それ以降は2代目がゴジラとして人類と対立している。
約35年前に南極での決戦で氷の中に封印されるが、その20年後に起こったセカンドインパクトで南極が消滅し消息不明になる。その強大な意志力でLCL化せず、海の溶けたLCLを飲み、セカンドインパクトのエネルギーを喰ったことでセカンドインパクトとサードインパクトなどの知識を得たばかりか、更に強くなってしまい人類への怒りをより強くしてしまった。
その怒りの強大さと吸収したセカンドインパクトのエネルギーによりアンチATフィールドを発生させられるようなっているため、使徒やエヴァンゲリオンのATフィールドを容易に破壊できるようなったのだが、ツムグに言わせればそのことをゴジラは自覚していない。
基本的には戦闘狂らしく、強い相手を求めており、歯ごたえが無く、戦う相手にすらならない相手を無視するなど、割と気紛れな部分もあり、地球防衛軍側を時々困惑させる。
自分の細胞を取り込んでいる唯一の人間のツムグを気持ち悪いと思い、嫌っている。
・・・・・・少しずつ増やしていく予定
To be continued...
(2020.09.26 初版)
(あとがき)
登場人物である、ツムグはかなり練ったキャラだったのですが。主人公ではない。(強調)
主人公にするつもりで書いたキャラじゃないし、あくまで引っかき回し役と、機龍フィアを作るに為と、レイを人間にするなどのイベントのためのキャラクターだったと記憶しています。
作者(蜜柑ブタ様)へのご意見、ご感想は、または
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