第九話
presented by かのもの様
アスカは転校してきてから、第壱高の男子の注目の的になっていた。
外見をみれば、正に絶世の美少女。しかも、学校内では猫を被っている。
その本性を知っている、蔵馬、トウジ、ケンスケ以外は、皆、アスカのことを噂していた。
それまでの女子NO,1の綾波レイに匹敵する美少女として……いや、レイに比べて遥かに社交的に見えるアスカの方が人気が高いようだ。
「あ〜あ。猫も杓子も、アスカ、アスカ、か。」
「写真にあの性格はあらへんからな。」
等と言いながらも同じクラスなのをいいことに、アスカの写真を撮りまくりちゃっかり商売にするケンスケ。
トウジは写真の売り上げには満足していたが、やはり、アスカのことは気に入らないようだった。
なぜなら彼らは、初対面時にひどい目に遭っていたからだ。ゲームセンターでアスカが、他の男たちと口論をしていてそれに巻き込まれたのだ。トウジは実力行使に出ようとした男達からアスカを助けようとしたが、彼女は彼らも仲間と勘違いして、まとめて叩きのめしたのだ。ついでにケンスケも……。翌日、教室で再会したが、彼女はトウジとケンスケの顔を覚えていなかった。
☆ ☆
「Hello.シンジ。Guten Morgen」
「ああ。」
気のない返事をする蔵馬にムッとなるアスカ。
「何よ、このあたしが挨拶しているのよ、ちったぁうれしそうな顔しなさいよ。……で、ここに居るんでしょ。もう一人。」
「……もう一人とは。」
「あんた馬鹿。ファーストチルドレンに決まっているじゃない。」
「……レイなら、俺の直ぐ後ろに居るが……。」
朝の登校時である。一緒に住んでいるのだから、当然近くにいる。
「Hello.貴女が綾波レイね、プロトタイプのパイロット。私、惣流・アスカ・ラングレー、EVA弐号機のパイロットよ。仲良くしましょう。」
「……どうして。」
「その方が、都合がいいからよ。」
「……蔵馬君が仲良くした方が良いと言うなら、そうするわ……。」
「……蔵馬?……誰よそれ……。」
レイは、蔵馬の方に顔を向けた。
「…シンジのこと。何で蔵馬なのよ……。」
「……あだ名だ。」
アスカの疑問に答える蔵馬。
「……へぇ、蔵馬……ね。……じゃあ、あたしもそう呼んで……。」
「断る。」
蔵馬はアスカが言い終わる前に拒絶した。
そのまま、レイと一緒にアスカから離れていった。
「……何よ、アイツ。むかつくわね。」
あっさりと断られ、不機嫌になるアスカだった。
☆ ☆ ☆
セカンドチルドレンと別れた私と蔵馬君は、そのまま教室に向かった。
「………レイ。以前言ったと思うが、絆は自分で掴むものだ。俺の言いなりでは父さんの時と変わらないぞ。」
蔵馬君は、怒ったふうでもなくただ苦笑いを浮かべながら私に言った。
「……まだ、自信がない。」
そう、まだ私は自信がない。誰と絆を結べば良いのか……。その人が信じられるのか……。
蔵馬君とはいつも一緒に居たいと思う。蔵馬君は一緒に居てくれる。……信じられる……。碇司令と違い、自分の言いなりになるなって、言ってくれる。これが碇司令なら、自分の言うことに絶対服従させるだろうから。
だから、蔵馬君が紹介してくれた、ぼたんさん、ゲンカイお婆ちゃん、桑原君、雪菜さん。あの人達には、不安がない。
でも、他の人は判らない。
セカンドチルドレン……悪い人とは思えないけど……彼女を見ていると何故か不安になる。心がざわめく。
「……あの人と仲良くできるのか……。仲良くしていいのか……。判らない……。」
私は不安で、胸が締め付けられた。
そんな、私の頭を蔵馬君が優しく撫でてくれた。
それだけで、私の不安は和らいでいった。
蔵馬君はいつも私を救ってくれる。
☆ ☆
この日、チルドレンは全員NERVに来ていた。
とりあえず、現存するチルドレンがそろった為、総合的な研究と訓練をする予定である。
最初に行われたのはシンクロテストだった。その結果として
ファーストチルドレン、シンクロ率、40.5%。
セカンドチルドレン、シンクロ率、76.8%。
サードチルドレン、シンクロ率、98.7%。
この結果にアスカは歯を食いしばり、握った拳を震わせていた。
ドイツ支部で最後に行ったテストは72%だったので、シンクロ率は上がっている。しかし、蔵馬のシンクロ率は既に100%にかなり近付いていた。もう10年近く、EVAに係わっている自分より、つい最近EVAに乗り始めた蔵馬のシンクロ率に遠く及ばない……しかも、蔵馬が初搭乗した時よりも低いのだ。
「……たく、初号機は本当に扱いやすいのね。経験の少ない奴でも、高シンクロ率を出せるんだから。」
アスカの呟きにリツコが冷静に返答した。
「機体の性能ならともかく、シンクロシステム自体はすべて一緒よ。初号機と弐号機の違いはないわ。」
余りにも無情なリツコの返答にアスカの悔しさが倍増した。つまり、自分は蔵馬より劣ると宣言されたのだから。
ちなみに、レイのシンクロ率も前は起動するかしないかのレベルだったが、充分安定するようになっていた。これは、レイが蔵馬という安らぎを得たからである。もはや、零号機の内なる魂にも動揺しなくなっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
次の訓練は、第3使徒のデータを使用した模擬戦である。
アスカの使徒殲滅所要時間は4分30秒。
レイの所要時間は9分26秒。
蔵馬は元々実戦で秒殺していた為、今回は行わなかった、
次に行われたのは戦闘訓練である。以前も記述したが、EVAの操縦は、操縦桿ではなく思考によって動くものである。一応、コクピットに操縦桿はあるが……。パイロットの戦闘技術向上が目的である。
それぞれが着替えを済ませ訓練場に姿を現した。
アスカはトレーニング・ウェアにスパッツという動きやすい服装である。
レイは第壱高の体操服、ブルマという姿。第壱高は現在ではかなり少ないブルマ指定の学校であった。ナイス・ブルマ!!
蔵馬の服装は、読者諸君の想像通り暗黒武術会後半から好んで着用している中国風の闘衣であった。
「シンジ。『オーバー・ザ・レインボー』では不覚を取ったけど、今度こそあたしの実力をみせてあげるわ。」
長年、戦闘訓練を受けてきた自分が、ついこの間までただの学生だった奴に負けるはずがない。前回のは自分が油断したからだ。
そう信じて疑わないアスカは、今度こそギャフンと言わせる為、指導員ではなく蔵馬に挑んだ。
アスカが先手必勝とばかりに仕掛けた。今回は蔵馬も腕を捻り上げることはしなかった。アスカの攻撃をすべてかわしていた。アスカの拳が蹴りが蔵馬を襲う。しかし、そのすべてをなんなくかわされてしまう。
10分か経過したころ、息を切らし汗だくになっているアスカと、汗1つ掻かず涼しい顔で立っている蔵馬。しかも、蔵馬はその場所から動いていなかった。
最後の力を振り絞り、蔵馬に向かっていったアスカの額にデコピン一発……。予想外の衝撃に、アスカは額を押さえて蹲った。
「……アスカ、シンジ君って戦闘訓練の指導員より強いの……。」
「……先に言ってやりなさいよ、ミサト……。」
ミサトの呟きに、リツコが呆れ返っていた。
ちなみにレイは、いつものとおり指導員と訓練していた。最近は蔵馬が作る料理のお蔭か、カロリーブロックと栄養剤という食生活のときに比べ体力が付いていた為、身のある訓練になっていた。
その後、様々な訓練をしたが、すべてにおいて蔵馬はアスカを上回っていた。
アスカは、悔しさのあまり涙を滲ませながら自室に引き揚げていった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「シンちゃん、少しやり過ぎじゃない……。」
レイと共に帰宅しようとした蔵馬にミサトが話しかけてきた。
「……何の事ですか………。」
「…あそこまで、アスカを追い詰めなくても……。」
これで、アスカが自信を無くしてしまったら、作戦に影響する可能性があると、ミサトは思った。
「……早い段階で、思い知らせた方が彼女の為だと思ったからです。」
「………。」
蔵馬の返答にミサトは沈黙した。
「それに手加減してもいずれ気付かれます。その方が彼女の矜持が傷つくでしょう。……では、俺とレイは先に帰ります。ミサトさん、今日は何時に帰ってきますか。」
☆ ☆ ☆
あたしは、宛がわれた宿舎に戻りベットにうつぶせになった。
悔しかった。
訓練とはいえ、あたしはシンジに何一つ勝てなかった。
シンクロ率はともかく、戦闘訓練も他もすべてあいつに敵わなかった。
あたしは14歳の時に大学を卒業した。
あたしは天才で、誰よりも優秀だった筈なのに……。
世界を守る英雄、選ばれたエリートの中でも最も優れた存在になる筈だったのに……。
「アスカ……居る。」
ドアの向こうからミサトの声が聞こえてきた。
「開いてるわよ……。」
「……随分落ち込んでいるわね。」
「何よ、シンジに負けたあたしを笑いにきたの。」
「…何故、私がアスカを笑うの……。私なんか、いつもシンちゃんに説教されているわよ。」
肩をすくめながらミサトがあたしにそう言った。
「説教って……どうせだらしないからでしょう。」
「まあ、それも否定しないけど……私が言っているのは戦闘に関してよ。」
ミサトが何を言っているのかわからなかった。
「…『オーバー・ザ・レインボー』でも言ったと思うけど、シンちゃんの作戦立案能力は私なんかとても及ばないわ。だから、最近は私は作戦をシンちゃんに了承を得てから実行するようにしているわ。」
「あんた、本気で言ってんの……。それじゃ、作戦部長として無能だって証明しているってことじゃない。」
「……実際、私は無能かもしれない……。」
ミサトの呟きにあたしは呆れた。そして、情けないと思った。
「第6使徒戦の時はそれほどでもなかったけど、第3使徒から第5使徒戦までの私は使徒が現れると冷静さを失っていたわ。だから、けっこうミスをやらかして、その度にシンちゃんに怒られたわ。」
ミサトも三十路前で一尉に昇進したからそれなりに優秀だった。
「それにね……シンちゃんは、父親とはいえ碇司令にも容赦しないのよ。」
碇司令についてはあたしも聞いている。冷徹でアメリカの第1、第2支部、ドイツの第3支部も彼には恐怖を抱いているらしい。あたしも会ったこともないけど、流石に少し怖い。
「前なんて、司令と副司令を露骨に無能呼ばわりして辞めろと言ったくらいだもの。しかも、反論した司令を睨みつけあの二人を怯えさせたのよ。」
自分の在籍する組織のトップに面と向かってはあたしも言えない。第3支部の支部長にも流石に反抗したことはない。
「…だから、アスカに忠告に来たのよ。あまり露骨にシンちゃんを攻撃すると、手酷い反撃を受けるから気を付けなさい。でもね、普段は本当に優しい子なのよ。」
そう言って、ミサトは出て行った。
あたしは、そのまましばらく動けなかった……。
☆ ☆
今日はミサトも定時に帰ってきたので、3人と1匹は夕食後、リビングで寛いでいた。レイは久遠を膝に乗せ、彼女の頭を撫でていた。
その時、突然窓が開き、一人の少年が入ってきた。
この不法侵入者に驚き、ミサトは警戒したがあることに気付いた。
彼の外見。逆立った髪、吊りあがった目、額に鉢巻を巻き、上半身は裸だった。しかも、腹部にかなりの傷を負っていた。
「……飛影。どうしたんですか……。」
蔵馬の知り合いであることにミサトは警戒心を解いた。
「…用意してもらいたいものがある。」
飛影は唐突に蔵馬に用件を話した。
「……ヒトモドキ、ですか。その植物なら直ぐに用意できますが、何に使うんです……。」
「……つまらんことだ。」
飛影はぶっきらぼうに答えた。
「……レイ。俺の部屋のベットの横に白い布袋がある。それを持ってきてくれ。」
蔵馬の隣で、飛影を見つめていたレイはコクリと頷くと、そのまま蔵馬の部屋に向かった。彼女が戻ってくると蔵馬は袋から薬草を取り出し手当てを始めた。
「……シンちゃん。医者を呼ばなくていいの。」
ミサトの問いに答えたのはレイだった。
「医者より、蔵馬君の薬草の方が治るのが早い。…私も蔵馬君の薬草で早く治った。医者や赤木博士が治りの早さに驚いていた。」
ミサトは、第3使徒戦後のレイの完治の真相を知り、あらためて蔵馬を見た。確かに慣れた手つきで手当てをしている……。
〈シンジ君。本当に何者なのかしら。〉
疑惑はあるが、彼が自分達の敵とは到底思えない。とミサトは思っていた。ゲンドウ個人にとっては敵かも知れないが……。
「ちっ、大会であの力を使っていれば、楽に優勝出来たものを……。」
「この傷……躯に?………痴話喧嘩ですか…。」
「…殺すぞ。」
なにやら言いながらも、蔵馬は飛影の手当てを済ませた。
「先程も言いましたが、ヒトモドキは直ぐ用意します。……ただし、条件を1つ。躯の件が終われば、こちらに協力してください。」
「……わかった。」
珍しく、飛影が素直に従った。余程必要なのだろう。最も、蔵馬を敵に回すとかなり厄介だということを嫌という程知っている飛影であった。
「では、これです。……こちらの件ですが、ぼたんと師範に詳細を聞いて下さい。二人はこの街に居ます。彼女達の居場所はわかるでしょう。」
「……ああ。」
飛影はそう言うと、窓から出て行った。
「……って、ここ3階…。」
ミサトは慌てて窓に向かった。飛影は何事もなく道の向こう側の家の屋根に着地するとそのまま、信じられないスピードで家の屋根を飛び移りながら去っていった。
「……なんなの、あの子……。」
ミサトは呆然としていた。
☆ ☆ ☆
リツコが作業を行っていると、突然後ろから抱きつかれた。
「少し痩せたかな。」
「…そう。」
リツコはまったく動じていなかった。
「哀しい恋をしているからだ。」
「どうして……そんな事がわかるの。」
「それはね、涙の流れる場所に黒子のある女性は泣き続ける運命にあるからだよ。」
「これから、口説くつもり……でも駄目よ。怖〜いお姉さんが見ているわ。」
そこには、ガラスにベタ〜ッと張り付いては鼻息を荒くしているミサトが居た。
「お久しぶり、加持君。」
「やっ、しばらく。」
「しかし、加持君も迂闊ね。」
「そいつの馬鹿は昔からよ。全然懲りてないわね。」
ミサトの機嫌は最悪の状態だ。
「だって、これが俺の性格なんだよ。それに、お前が怒ることないだろ。もう、俺とはなんともないんじゃなかったのか。……それとも、まだ俺に未練がある……とか。」
「…ざけんじゃね〜わよ!!!!!」
そう叫ぶとミサトは加持の顔の左後ろの壁に拳を放った。壁が拳型に陥没した。流石の加持の表情も引き攣った。
「あんた、弐号機の引渡しが済んだんならさっさと帰りなさいよ。」
「今朝、出向の辞令が届いてね。ここに居続けだよ。また、3人でつるめるな。昔みたいに……。」
「誰があんたなんかと……。」
その時、非常ベルが鳴り響いた。
「敵襲!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「警戒中の巡洋艦『はるな』より入電。【ワレ、キイハントウオキニテキョダイナセンコウブッタイヲハッケン。データヲオクル】。」
「受信データを確認。波長パターン青、使徒です。」
「総員第一種戦闘配置。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「先の戦闘によって第3新東京の迎撃システムが受けたダメージは、現在までに復旧率26%。実戦における稼働率はゼロといっていいわ。したがって今回の迎撃は上陸直前の目標を水際で迎え撃ち一気に叩く。初号機及び弐号機で交互に目標に対し波状攻撃。接近戦でいく。地上に出たら電源補給間髪入れずフォーメーションをとって……どう、シンジ君。」
「……そうですね。第3新東京市から距離が離れています。俺達自身が使徒の様子を見るのも悪くないですね。……最近、ミサトさんも冷静になってきていますね。これからもその調子で。」
蔵馬が作戦を肯定し、自信を持ったミサト。
初号機と弐号機はウイングキャリアーから地面に降りた。すぐさま電源補給が開始された。
「二人掛かりでなんて卑怯でやだな。趣味じゃない。」
ミサトの忠告もアスカは無視していた。訓練で負けても実戦ではそうはいかないと思っているようだ。
《私たちは手段を選ぶ余裕なんてないのよ。》
ミサトがアスカを諭す。
「……いいだろう。じゃあ、惣流一人でやってみろ。」
「…良いの、シンジ君。」
「フッ、『オーバー・ザ・レインボー』で使徒はすべて自分が倒すと言ったんですから……。確かに操縦技術は一流のようですし……彼女に様子見をしてもらいましょう。そのまま倒してしまってもいいですよ。その方が俺も楽でいい。」
「ふん、見てなさい。訓練であたしに勝っても。実戦では違うってこと見せてあげるわ。」
アスカはそう言うと、第7使徒に向かっていった。そのままソニックグレイブで使徒を一刀両断した。
「どう、サードチルドレン。戦いは常に無駄なく、美しく…よ。」
得意顔のアスカ。
しかし、一刀両断された使徒は再び動き出した。
「敵はまだ動いている。殲滅の確認もしていないのに終わった気になるな。」
蔵馬の叱責が飛んだ。
そのとき、二つに判れた使徒の半身は各々一体に再生した。
《ぬぁ〜んてインチキ。》
大ショックのミサト。
「さあ、自分の油断が撒いた種だ。自分で善処しろ。」
「煩いわね〜。分かっているわよ。」
アスカは再び攻撃を仕掛けた。しかし幾ら攻撃しても直ぐに再生する使徒。
(どうやら、あの使徒はお互いで補完し合っているようだな。)
アスカの戦いを見物しながら使徒を観察する蔵馬。
結局、アスカは使徒に敗北した。
〈第九話 了〉
To be continued...
(2009.05.30 初版)
(あとがき)
ジョルジュ「コエンマ様。今回、飛影さんが初登場しましたね。」
コエンマ「奴が何しにきたかは幽☆遊☆白書本編で確認してくれ。」
ジョルジュ「それにしてもアスカさんは今回、とんだ道化師ですね。」
コエンマ「彼女が今回の失態でどうなるか。」
ジョルジュ「成長するか、それとも墜ちるか。」
コエンマ「では、これからも『かのもの』の駄文に付き合ってくれ。」
ジョルジュ「ごきげんよう。」
作者(かのもの様)へのご意見、ご感想は、または
まで