Rel. 1.0(HTML) : 8/21/2005 A.S.G. (Project-N) 原案 : 斎藤 和哉 文章 : 茂州 一宇 |
終った世界。
それは、今、目前に在るモノ。
──── ただひたすらに紅い世界
絶対的存在。
決して有り得ないモノ。
──── 絶対神がいないこの世界には有り得ない存在
超越した存在。
泣きながら少女の首に手を掛ける少年……。
──── 本人は欲していなかった力を手にした悲しいヒト
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夕闇が迫る湖畔。紅に染上げられた世界を、黒という違う色が支配しようとする夕闇の迫る時間。
そこには、泣きながら、つい先刻、衝動的に首に手を掛けてしまった痩せこけた少女を抱きかかえる少年の姿が在った。
『うあぁぁぁ……、ぼ、僕が、僕が悪かったんだ……。全部僕がっ!!』
少年に抱きしめられる少女は昔では考えられない程に柔らかい微笑を浮べ少年の髪をなでていた。
『僕が弱かったからこんな世界に……』
その言葉を聞くと少女はとても悲しい顔をして、長い睫毛が印象的な青い瞳の目を閉じると少年の耳元で囁いた。
『もう、その事は二度と口にしないで……。自分を責めないで……。お願い……』
少年を責める訳ではなく、ただ悲しそうなその表情に、少年は、その事を二度と口にしないようにと心に留めた。既に、お互いの心が繋がった状態ではなくなっているので、何故そこまで悲しい顔をするのかは理解出来なかったのだが…。
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溜息をつくように、少女が呟く。
『私達……、根底では似たもの同士だったのね……』
それは、少女が一瞬少年の心と触合った時に知った事。
──── 誰かに認めて貰いたい
方向性が異なっても二人に共通していた想い。
だが、お互いにそれを得るための事を出来なかった。二人とも臆病だった。そして方法を間違えた。大人達のエゴで妨害された。
『私達って……、どうしようもなく臆病で、そして、精神的に束縛されていたのね……』
『う……うぅぅ……』
少年には少女以上に全てを識っていた。
世界の中心にされてしまった事で全てを識らされてしまった。そして、その結果、本人の意志とは関係なく、人間という枠からも外れてしまっていた。
これは計画を立てた者達が予想しなかった結末。
依代になった者がどうなるかなど全く考えていなかったが故の結末……。
そして……。
その結末が生み出したのは、世界に広がる紅い紅い海だった。
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少年は泣疲れ、少女は戦闘での疲労から、寄添うように湖畔で眠った。
そして、泥のような眠りから覚めた二人が目覚め、ようやく認識したものが有った。
──── 辺りを漂う空虚感
──── 寄せて返す波の音しか聞えない静寂
──── 人間だけでなく完全に消え去ってしまった気配
──── 第三新東京市の街は崩れ果て、残っているのは瓦礫の山…
何も無くなってしまっている。
絶望したい程に何も無い。
お互いに話相手になる者がいるだけが幸いであろうか。この世界には、するべき事すら何も無いのだ。
ただ生きて行くだけの世界。何でもない日常は幸せに繋がるが、さすがにこれは幸せとは異なるだろう。
幸か不幸か、少年には当面の目的が見付かったのだが……。
『ねぇ……、シンジ……』
『えっ? どうしたの?』
『私、お腹が空いたんだけど……、今の世界に食べるもの……有るのかしら?』
この会話に少年 ──シンジ── は、違和感を覚えた。
僕は全くお腹が空いていない…!!
前に食事をしたのはいつだったか……。少なくとも昨日は何も食べていない。一昨日も少し怪しい。
だが、その答は身体に感じる違和感から何となく理解出来た。そう、自分が人間ではなく使徒と呼ばれた存在に近くなったか、そのものになってしまったかのどちらかであろうと。
問題は少女 ──アスカ── の事だ。彼女は、唯一この地上で個を保っている人間。それ故に、活動し、死に至らないためには食べなければならない。
辺りには生き物の気配はまるで無く、山には枯木しか残っていない。要は、生物全てが消えてしまっている事になる。そうなると……。
『アスカ、待ってて』
『嫌……、怖い……。一人にしないで……』
アスカの心もある意味何らかの補完が行われたのか、過剰なほどに素直になっている。そして、それがシンジに更なる不安を与える。それは、触れてしまった彼女の心を識っているが故の不安。
“アスカの心は、下手をすると僕の心よりも繊細で脆い”
現に、アスカは今にも泣出しそうな顔で僕を見詰めている。
僕はただ、食べ物が在りそうな所を探して来ようとしただけなのだが、今の彼女は一人でいる事に不安を感じてしまうようだ。
『大丈夫だよ。置いて行ったりはしないから…。先ずは、壊れてない建物を探そう』
『うん……』
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第三新東京市で壊れていない安全な建造物はシェルターしかなかった。それも、郊外の一番中心地から遠いシェルターだけ。それだけ落された n2 爆雷の被害がひどく、それに加えてサードインパクトの衝撃がひどかったと言う事なのだろう。
『良かった……、保存食は……無事なんだ。ふむ……。要は、生きてないものは、残ってる……か……』
ここに辿り着くのに一日掛かってしまった。それも、歩きづらい瓦礫の山に成果てた街で壊れていない処をひたすら探すだけと言う、疲労感の高い一日だったのだ。
だが、アスカは何も文句を言わなかった。それどころか、何かを恐れるようにシンジの服の裾をしっかりと掴み、終始不安な表情を浮べ続けていた。
シェルターに用意されている、非常用の衣類が手に入ったので、備付けの非常食で空腹を満たした後、アスカはシャワーを浴びている。もう、まともな水は殆ど無くなってしまったから、どれだけの間使えるか分らない真水。しかし、生きていると、どうしても身体から流れ出る、汗、余分な皮脂、そして垢。それを手軽に落す手段が無くなって行くのは困りものだった。
──── 生き物がいないと言う事は、細菌もいない? ならば、腐敗や、悪臭の元にはなりづらい…?
ある意味大事な事だが、今考える事ではないような気がする…。
──── 僕が、今どんな状況なのかを落着いて考えてみよう…
アスカが戻ってくるのを待ちながら、シンジは今日一日の事を思い出していた。
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今の自分には力の実が有るから食べ物が無くても困らないのは理解出来る。
だが、今日の自分の行動には解せない点が幾つか有った。
──── 何故、さほどの疲労感を感じないのだろう?
──── 何故、足の筋肉に痛みがないのだろう?
──── 何故、瓦礫を無理矢理引きはがす事が出来たのだろう?
──── 何故、このシェルターの入口をこじ開ける事が出来たのだろう?
──── 何故、シェルターの位置を全て知っていたのだろう?
(……やはり、サードインパクトのせいかな)
自分が人間ではなくなったのは理解出来ていたが、ここ迄化物じみた力や知識を手に入れているとは思わなかった。自分一人なら必要無いと思えた力も、二人で生きて行くにはある程度は必要だろう。力はコントロールの仕方が分らないが、困らない程度には扱える。だが、知識は混沌とした状態で、時間を掛けて整理しないと使い物にならない事もぼんやりと理解出来る。
(僕は、この世界でも何もしなくても生きて行ける。でも、アスカには無理だ……。その為には知識の整理は……必要かな……。特に、医療関連が……)
僕は、空いた時間に少しずつ知識を整理する事にする。家事なんてものは必要無くなった世界だから、それなりに時間は作れるだろう。
(でも、知識だけじゃぁ、駄目なんだよなぁ……。でも、訓練しようにも……。厄介だなぁ……)
アスカがシャワーから戻ってきたので、僕もシャワーを浴びて、次の一日へ続く眠りについた。
翌朝、いつの間にか抱き枕のように、アスカにしっかりと抱きかかえられているのに気付き慌てるが、アスカが取立てて何も反応しなかったのにはびっくりさせられた……。
彼女の心情の変化が僕にはまだ理解し切れていない。彼女にとって僕という存在は今はどの様に写っているのだろう?
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数日後、僕は廃屋の中で作業着を着て、機械油が付着したレンチを片手に悪戦苦闘していた。
『シンジ……。ごめんね……』
僕が自動車の修理をしているとアスカの気弱な声が後ろから聞えた。
長距離移動に適したミニワゴン。知識だけで修理しているので、中々はかどらないが、出来るだけ状態の良いものを選んだので、そろそろ完全に直りそうだ。
『いや、いいんだよ……。身体が弱ってるアスカは無理をしたら駄目なんだ。適度な運動ならいいけど、こんな世界だから、身体の酷使は避けなきゃいけない』
その言葉に少し表情を綻ばせるが、すぐに悲しそうな顔に戻ってしまう彼女。
『私……、何も出来ないのね……』
『えっ?』
その言葉は余りにも弱々しく、悲しい響きを伴っていた。
『私、大学も出てる……。でも、シンジの手伝いは何も出来ないわ……。私、一人では生きて行けないのね……。今だって、シンジを頼って生きてる……』
それは余りに悲しい言葉だった。サードインパクトの後、アスカは意地を張る事が無くなった分、内面の弱さが表に出て来て非常に脆く危ない存在になってしまっていた。
アスカの心にも触れたから知っていた。これが本当のアスカなのだと。誰かに認めて貰いたくて突っ張っていただけで、誰にも必要とされない事や独りぼっちになる事を極度に恐れる、とても繊細な心の持主なのだと。
『人には向き不向きがあるんだよ……。アスカの知識は素晴しい物なんだ……。ただ、あの下らない計画の結果、それが生かせない世界になってしまっただけなんだ。それに、生きてるだけでも、人には価値って有るんだよ』
『そうかしら……。そうだと……いいんだけど……』
僕は溜息をつく、そう、アスカはあの日からすっとこんな調子なのだ。淋しいけれど、もう元の快活なアスカに戻る事は無さそうだ。絶望を受入れて、人間ではなくなってしまった僕と違って、彼女はこの世界で唯一の姿を持った人間なのだから…。
『少なくともね……』
『…………』
『僕は、アスカがいてくれて嬉しいんだよ』
『…本当?』
『だって、アスカがいないと、僕は一人きりだから』
アスカは、はっと何かに気付いたようで急に泣出して僕に抱付いてきた。
『ぐすっ……。そ、そうよ。私がこの淋しい世界でも生きて行けるのは……、シンジがいるからなのよ……、忘れていたわ……』
『ちょっと、大げさだよ……』
『ご免なさい……。そうよね、シンジだって……。うぅ……。こんな世界で一人きりなんて嫌よね……』
僕は彼女を抱寄せると、アスカの気が済むまで優しく赤みを帯びた金髪をなでていた。その髪は、ここ数日で、少し傷みが出て来ている。僕は、何となく悲しいものを覚えた。
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自動車が動くようになり、充電用の小型発電機と、高効率の太陽光発電パネルを用意出来たのは、それから約2週間後の事だった。
僕はもう諦めてしまえたからどうでもいいのだけれど、さすがに、こう毎日保存食ばかりだと、うんざりしてしまうようで、する事が特にないアスカは沈み込みがちになってきてしまっていた。
これから、行ける範囲で日本中を回ろう。気ままな生活に慣れれば、少しはアスカも元気になるだろうか。
当面の僕の心の支えは、彼女に微笑んで貰う事だから…。
§01. Ruhig...
『星が綺麗ね』
『うん。人がいなくなったからかな……、空が澄んできてるみたいだ』
人がいなくなったため、発電所が徐々に停止して、空気中に排出される煤煙が減っているからだろうか。少しずつ夜空の星が良く見えるようになってきている。
僕達は、真っ暗になった夜空の下、車にもたれ掛って、星を見上げていた。
『あの、何処かには、幸せに暮してる人もいるのかしら…?』
『さぁ、どうだろう。いるかも知れないけど、結局、分らずじまいになっちゃったしね』
──── 文明が滅んだ今となっては、地球の、それも、自分の住む辺りの事を考えるのが精一杯になってしまったから……
あの日から早三ヶ月。僕は、僕に関する事を正直に話すべきかどうか迷っていた。
彼女を心配させないためにも、敢て共に食事を摂り、普通の人間の振りをしている。だけど、それは良い事ではないような気が最近してきている。
幸い、彼女の感情も落着いて、最近は明るくなってきた。そろそろ……、そろそろ、本当の事を知っておいて貰った方が良いような気がする。
『ねぇ…』
『どうしたの?』
『僕は……、まだ言ってない事があったんだ……』
アスカは首をかしげながら問返してくる。
『何を?』
やはり言いづらい。だけど……。
『あ、うん……。その、僕は……。もう、人間じゃ……ないんだ』
その言葉を聞いて、アスカは更に不思議そうな顔をする。
『人間じゃない? どうして? シンジは私と違って強くなったわ…。でも、それ以外変ってなんか……』
『いや、変ってしまったんだ』
僕は彼女の言葉を遮り否定した。その拍子に両手に刻まれた聖痕がぼんやりと悲しそうな光を放つ。
────これを刻まれた時に僕は……
『変だと思わなかった? あの日の直後から、やたら重い物を平気で動かしたり、中学生が知り得ない事を知ってたり…』
彼女はその言葉に首をかしげながら応える。
『…? シンジって、生きる知識には詳しいとは思ったけれど……』
そう。あの日から、彼女は変ってしまった。素直なだけでなく、僕に依存してしまっているのだ。きっと、異常な行動も彼女にとっては些細な事にしか感じていないのだろう。
『僕は……、何も食べなくても死なない。僕は……、使徒に近い存在になってしまったんだ……』
『ぇ……?』
彼女はびっくりした表情で僕を見詰めている。その瞳に恐れは無く、純粋な驚きの色だけが見て取れた。
『でも……』
『ん?』
僕は少し違和感を覚えた。何らかの拒絶をされるだろうと思っていただけに、その軽い反応が何を意味するのか計りかねる。
『でも……、シンジなのよね? 私を護ってくれてるのよね……? それは、どうして?』
『どうしてって……言われても……』
それは僕にも良く分らなかった。ただアスカを見放したり見殺しにすると言う選択肢が僕の中にはなかったのは間違い無い。
『身体に変化があったのかも知れない。でも、人間の心は持っているのよ、シンジは』
『そ、それは……。微妙だと思うんだけど……』
『いいの……。この世界にはもう誰もいないわ。私の側に、いつもいてくれれば……、それでいいの』
彼女も大きく変っていた。細かい事は、もう良いのかも知れない。僕に依存している点が気にはなったけれど、彼女が僕を必要としてくれているという事自体は嬉しい事だから。
そして、二人だけになってしまったこの世界では、二人が納得出来れば、それで構わないのだから……。
『あ、流れ星……』
彼女は何かを祈っていたが、僕はただ、流れ燃尽きる、その星くずを眺めていた。彼女は何を願ったのだろうか。
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あの日から約半年、僕達は、青森県の青函トンネル前までやってきていた。
一時は新幹線を通す事も考えられていたトンネル。セカンドインパクト後の復興に多大なる予算が必要だったため、修繕だけが行われた、古い海底トンネル。
もっとも、僕は、旅行などした事がなかったから、初めて見るトンネルなのだが…。
『駄目だったよ……。サードインパクトのせいか、完全に水没してる……』
僕が危ないからと、一人でトンネルの中を見てきた結果がそれだった。
何処かに穴が開いてしまったのだろう。トンネルの中は紅い水で満たされ、通り抜ける事は出来なくなってしまっていた。北海道に渡るには、漁船か何かで渡るしか方法は無さそうだ。もっとも、渡って何か益になる事がありそうかと問われると困ってしまうのだが。
『そう。それは残念ね……。シンジが折角、私を北海道に連れて行ってくれるって言ってくれてたのに…。でも、北海道って自然が売りだったんでしょう?』
『そうだね』
『じゃあ、行っても余り面白く無さそうね……。だって、生き物は何もいないんでしょう?』
そう、生き物は植物を含め何もいない。世界に二人だけしかいないから酸素の供給源が無くなっても特に困らないだけ。地球は既に死の星と言っても良い状態なのだから…。
『まぁ、そうなのかなぁ……。あれから生暖かい気候になっちゃったから海も極地付近しか凍らなくなったみたいだし……。退屈な世界になっちゃったね』
僕は、旅の途中、何とか生きている端末を探し出して、衛星写真を見たりもしていた。使うべき人がいなくなっても寿命尽きるまでは動き続ける機械達…。移動の途中でも、GPS が生きているのはとても有難い事だった。
衛星写真を見て極地の海水は凍っていると言う事と、世界中の水という水が紅くなっていると言う事だけは良く分った。そして、それは、現状を再認識させられる、嫌な写真でもあった。
『……そうね。でも、煩わしい事からも解放されたわ…。もう、利用される事もないし、私達が喧嘩しない限り争いも無くなったし…』
彼女の碧い目は穏やかだった。第三新東京市での生活では見られなかった、穏やかで静かな目。彼女には平穏が訪れたのだろう。僕から見れば、荒涼とした世界だとしても…。
ここに来るまでに、色々な都市を経由した。そして、いずれの都市も第三新東京市とは異なり、意外と街並は壊れていなかった。
──── 世界中がゴーストタウンと成果てている
生き物がいなくなったが故に、余計に人工物が目に付くようにもなった。
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『穏やかすぎて、静かすぎる世界って言うのも、ある意味困ったものだけどね…』
苦笑する僕の横顔を見ながら彼女が微笑んでいる。こんな穏やかな日々がずっと続くのならば、この世界も悪くはないだろう……。
『私は、食べ物の事さえなければ、そんなに不満はないわ』
意外だった。あれだけ色々な事に興味を示し、細かい事にもこだわっていたアスカがこうも変ってしまうなんて。
『ドイツに、行けるといいんだけどね』
『ふふ。気を遣ってくれてるの? でも、船と自動車だけだと……遠いわね……』
彼女は紅い海を眺め、軽く微笑みながらそう答えた。
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宇宙の中では小さな存在でしかない地球という星の上で、更に小さな存在である人間の姿をした者が二人だけ。そして、それはいつか終りの来る、悲しい物語。
(アスカは気付いてるのかな……)
僕は“ある事”に気付いていたのだが、それを口にするのが怖かった。
(いずれ……、嫌でも理解出来る事だけれど……)
To be continued...
(あとがき)
初めまして。Projec-N の 和哉 です。
Project-N のこだわりにより、段落毎の改行なので、ブラウザのウィンドゥサイズによっては読辛いかも知れません。
感想などは、メールにてお願いいたします。Project-N のスタッフはウェブ掲示板を殆ど読みませんので……。また、無理をして感想を書いていただく必要はありません。時間的余裕がある方が、気が向いたら書いていただければと思います。
【注意】公開メールアカウントは、代表的なフリーメールを受信拒否します。フリーメールを御利用になっている方は、サークルサイト (http://c-asg.com/) のメールフォームからポストして下さい (但し、フォームを利用できるホストを制限しています)。
一応続物なので、気に入った方は次の話を待っていただけると幸いです m(_ _)m 。
【注意】この話には、夢や回想でない限り、シンジとアスカしか出て来ません。また、LAS の様に見えて、LAS じゃない点が要注意です (^^;;
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