けいまいストーリー

02 見知らぬ、天井

第弐話

presented by sin様


05


 2000年9月13日。
 南極に極小の隕石が光速に限りなく近い速度で落下し、洪水、津波、地殻変動、海水面の上昇、果てはポールシフトなどの環境激変を引き起こし、南半球にて初期災害にもかかわらず約20億人の死者を発生させた。
 二日後、難民同士の衝突を発端とした紛争が世界各地で発生する。
 さらに五日後、東京に新型爆弾が落とされ、50万人の犠牲者をだす。ここまでで既に死者は当時の世界人口の半数に上っている。
 翌年、ようやく一応の休戦条約が各国間で結ばれる。2月14日に調印されたことから、バレンタイン休戦臨時条約と呼ばれている。
 以上の災害、紛争、人災が、世界規模の大災害、セカンド・インパクトの簡単な概要である。
 調べれば新聞に載っていることでもあるし、現在の教科書には必ず載っている話でもある。
 セカンド・インパクト。
 旧世紀の終末。
 新世紀の幕開け。
 時代の転機。
 大言壮語のような。冗談のような。
 そりゃあセカンド・インパクト直撃世代にしてみれば悪魔の出来事だともとれるし、二度と起きてはいけない黙示録にもとれるかもしれないが、僕なんかは記憶のはっきりしない赤ん坊の頃の出来事だし、レイカに至っては生まれてさえいない。
 日本が年中暑くなって、陸地が海に沈んだ。この程度の認識しかない。
 自らに、関わるものだけ。
 関わらないものには、無関心で無感動。
 そんなものだ。
 広島に原爆を落とされたときの話を聞いても苦痛を感じないし、いかに戦争時代が過酷だったかを言われても感情に変化が起きるわけでもない。
 そんなものだ。
 過ぎ去った災害は、体験者にしか分からない。
 …………なんだか余計なことをしゃべった気がする。
 どうしてそんな話をしているかというと、つまり、第3新東京市の話をしたかったのだ。
 神奈川県第3新東京市。
 『第二次遷都計画に基づき、将来の首都として建設されている都市』というのが、所謂一般に認知されている第3新東京市である。
 セカンド・インパクトと新型爆弾により壊滅した東京の復興を諦め、日本臨時政府が2001年に暫定的に長野県松本市を首都として第二新東京市と改名し、遷都したのが第一次遷都計画であり、2004年に承認された第二次遷都計画において、2006年から芦ノ湖北岸に今なお建設途中にある遷都予定地、それが第3新東京市である。
 と言ってもそれは、あくまで政治的外交的要因の話である。
 使徒迎撃専用要塞都市。
 それが、第3新東京市の本来の目的らしい。
 都市の随所にエヴァンゲリオンの射出口、兵装ビル(未だ未完成だが)が設置されている。
 どうして態々使徒迎撃に於いて途轍もないリスクであるはずの一般市民が住む都市を造ったのかとか、使徒がここに来ることが分かっていたのかとか、それがどうしてなのかとか、いろいろ言いたいことはあるけれども、それも全部置いておいて。
 とにかく、今はその第3新東京市をレイカと二人、住所の書いてあるメモを片手に歩いているのだった。
 送っていくとの葛城の申し出を丁重にお断りし(クレイジーブルーとか呼ばれてると思う、あの運転は)、渡されたメモに書いてある住所に向かっていた。
 住所の位置は、どうやら新市街地と旧市街地のぎりぎり旧市街地の所にあるようで、若干学校やネルフから遠いところにあるらしく、レイカは不満そうな顔をしていたが、送り迎えの車を寄越すとかで納得していた。…………何気に葛城より偉そうだったネルフ職員を脅していた。悪魔のような女だ。
「お兄ちゃん。あそこ、コンビニがあるわ、もう時間も遅いし、コンビニ弁当で良いと思うのだけど、構わないかしら」
「ん? おまえがそれで良いなら、いいけど」
「本当は私だってお兄ちゃんのご飯が良いのだけどね。お兄ちゃんだって疲れてるでしょう?」
 基本的に、ご飯の準備や家事などは僕がしていた。というのも、預け先の人間が僕とレイカを隔離するように小屋に押しやってから、家事は自分がすると言い出したレイカに試しにやらせてみたところ人類史上最悪の結果に終わったためである。手先が絶望的に不器用、と言う表現はよく聞くが、こいつはミリ単位のずれもなくその表現にきっちりはまっていた。それ以来、ということになる。割と料理は楽しいし、掃除くらいならレイカにも出来たため、それほど苦ではなかった。おいしいと褒めてくれる人もいるからだろう。
「じゃあ、ついでに明日の昼食の材料でも買っていくか」
「ホットサンド希望」
「はいはい」
 メニューも決まったことだし、と口に出して、二人で店内に入っていった。



「……大きいな」
「そう? これくらい必要じゃない?」
「いや、たった二人でどうしてこれだけ必要なんだよ」
 新しく住むことになる住居の前に、僕達はたどり着いていた。
 外観をして豪邸。
 庭は広く、部屋は普通の家と同じくらいの広さなのだが、尋常じゃない部屋数だった。
 21。
 21部屋である。
 いや、おかしいだろ。
 見上げるほどの高さを誇る塀はぐるりと家を350°取り囲み、重厚な門の横には碇の表札。
 どんだけレイカにびびったんだよネルフ。
 ありえねえだろ。レイカの言葉を大きくとりすぎだ。
「増えるかもしれないでしょう?」
「なんで増えるんだよ。父さんは絶対あり得ないと思うぞ」
 ていうか嫌だ。そもそれでも数が合わない
「嫌すぎるわよそんな未来。さ、荷ほどきしましょう? 部屋は決める必要ある?」
「あるだろ」
 私は良いんだけど……、と溢すレイカを無視し、なるべく大きな部屋を選んで荷物を移動させる。そんな僕に肩をすくめて、僕の隣の小さい方の部屋に荷物を移動させて、買ってきた弁当を標準で置いてあったレンジに放り込む。他に買ってきた食材を冷蔵庫に詰めて、お茶を用意してやる。
「唐揚げ弁当と竜田揚げ弁当、どっちがいい?」
「竜田揚げは唐揚げの一種じゃねえか。どれだけ細かいラインナップを誇ってるんだよ、あのコンビニ」
「千早振る 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは」
「在原業平だっけ? 伊勢物語の」
「よく知ってるわねお兄ちゃん」
「伊達におまえより3年長く生きてないんだよ」
「別にお兄ちゃんより秀でてる部分が塵一つあるとは思っていないけれど、お兄ちゃん、今のが百人一首だったのは知らないでしょう」
「知らなくても生きていける」
「開き直ったわね……」
 妹に呆れられてしまった。
 しかし秀でてるところが塵一つ無いって、おまえの兄はそんな立派なもんじゃない。
「それで、在原業平とからあげ君、どっちがいいの?」
「……竜田揚げが良い」
「そこで竜田揚げに行くあたり、お兄ちゃんも天の邪鬼よね」


06


「あれ、これ、転入届けか?」
 夕食を食べ終え、レイカと二人リビングで食休みがてらに捲っていた職員から受け取ったファイルの中から、二つの転入届けを見つけた。
「どれ?」
「これだよ。……えーと、第3新東京市立第壱中学校がおまえの行くところで、僕は……私立蒼明館高校? 第3新東京市立第壱高等学校じゃないんだ」
 ん? と、何か引っかかったのか、僕から転入届けを取り上げてじっくりと読み込むレイカ。
「どうした? なにかあったのか?」
「いえ……なんだったかしら、蒼明館って。どこかで聞いたことがあるのよ」
「有名なのか?」
「有名……なのかしら。運動部が強い……、いや、他にもあるんだったような……」
 どうやら思い出せないらしい。まあ、どうしても気になったら後でネットででも調べればいいし、行けば分かるから良いか。
「いいよレイカ。直接行って確かめる」
 そう言ってはみたが、レイカは納得できなかったらしい。顔を顰め、渋る。
「けれどお兄ちゃん。もし何か大変な学校だったりしたら……」
「大変な学校って?」
「不良校だったり……」
「この2015年科学の時代にそんなありきたりな学校あるか?」
「科学は関係ないでしょう? まあ、確かに古い感じはするけれど……。それじゃあ、すごい一流校で、成績は超優秀、セレブ通いのお金持ち学校」
「尚更あり得ねえよ。もっと現実味のある奴」
「クラスメイトに忍者がいたり、傭兵がいたり、古流剣術の使い手がいたり、ロボットがいたり、吸血鬼がいたり、関東最高の魔力の持ち手がいたり」
「先生は10歳か……さらに遠のいたな。しかも女子中学校じゃねえか」
「学園都市だから良いのよ」
 良いのか?
「じゃあ、ありとあらゆる異能を消し去る右手を持つ人がいたり、ありとあらゆる萌え要素を愛し尽くす人がいたり、シスコンのスパイがいたり、吸血鬼殺しの巫女コス娘がいたり」
「先生は合法ロリ……まずは超能力を開発しなきゃいけないじゃないか」
「学園都市だから良いのよ」
「それは違う」
 どうして学園都市だと開発しなくていいんだよ。むしろ尚更しなきゃいけないだろ。
「大体、そんなに気になるならネットで調べればいいだろう? さっきノートパソコンがあるのを見たぜ?」
「…………いじめかしら。私が機械音痴だというのが分かっていながらこの仕打ち。今ひとつの家庭に亀裂が走りましたよー」
 そう。彼女、碇レイカは絶対的に手先が不器用だと前述したが、それは機械にも当てはまるのだ。料理が苦手なのもこのあたりが一端を担っているような気もする。そんな彼女がパソコンなんか使ったら、キリンとGoogle検索しようとして10分後には何故かパソコンの残骸でキリンのオブジェが出来上がるに違いない。どんなトンプソン姉妹の片割れだよ。完璧に隙がないように見えて、わりと隙だらけな女だった。
「お兄ちゃんが調べてよ」
「だから、僕は行けば分かるって言ってるだろ?」
 むー、と唸り、納得していないご様子のマイシスター。頑固な性格は親譲りだろうか。……全力で否定しそうだな。
「お兄ちゃん命令です。納得しなさい」
「むぅ。お兄ちゃん命令なら仕方ない。うまく私がお兄ちゃんに逆らえないという妹愛奴隷根性を持っている点を突いてきたわね」
 妹ちゃんは納得した。しかしそんな点があったのか。知らなかった。その根性は早々に捨てた方が良いと思う。悪用してしまいそうだ。
「それじゃあ、建設的な話をしましょうか」
「建設的」
「そう」
「たとえば何を?」
「そうね……」
 そう言って考え込むレイカ。しかしその様子を見る限り全く考えておらず、どうやら始めからその話をつもりだったようだ。
「たとえば……恋愛の話をしましょう」
「おまえには無理だ」
「コンマ一秒の迷いもなく断定された!」
 おお、珍しく大声を上げてレイカがつっこんだ。
「いやだって仕方ないだろ? おまえ他人に興味持たないじゃん。どうせ道端の石ころか何かだと思ってるんだろ?」
「まず存在が認識できない」
「そこからか……」
「他人って何? 鍋の名前?」
「そこからか!」
 こいつは、いいかげん教育しなきゃ駄目か?
「大体おまえ、友達っつても女の子だけだったし(圧倒的に数も少ないし)、男としゃべったことあるのか?」
「お兄ちゃんと、父だけね」
「すくねー」
「ただし父は父という名のタンパク質の塊だと思っていたから、生物学上人間と呼ばれる男としゃべったことがあるのはお兄ちゃんだけね」
「なんて不憫な……」
 同情はしないが。
「まあ、私にはお兄ちゃんがいれば、親も子も友達も兄弟も恋人も夫も、果てには敵でさえ揃ってしまうから、満足できるから、必要ないのだけれど」
「そんな格好いい台詞は後半にとっとけよ! こんなしょうもないところで使うな!」
 畜生格好いいなあ。
 僕もキメ台詞作っとこうかなあ。
「なあ、僕にはどんなキメ台詞が似合うかな?」
「お兄ちゃんにキメ台詞なんて必要ないわ。お兄ちゃんは存在自体がキマってるもの。話すこと全て名言よ」
「格好いい!!」
「お、名言登場」
「いやいやいや、どんだけ格好いい設定なんだよ僕! そんなに格好良くないからね!」
「そういうキャラ設定なのよ。中学二年生の夢が詰まってるわ」
「痛いキャラじゃねえか!」
 そういえばおまえどんぴしゃで中2だったな!
「キメ台詞作っとこうとか考える時点で、十分に痛いけれどね」
「うぐっ」
 否定できない。
「まあでも、使いどころを間違えず、尚且つ同じ人に二度と聞かれなければ、格好いいとは思うわよ」
 それは確かに。その条件を守れれば自然と格好いいことが言える人になるしな。
「けれど、そんなことをしなくとも、お兄ちゃんは最高に格好いいわよ」
 む、うぅむ。素直に褒められると、困るなあ。
「大丈夫よお兄ちゃん。たとえお兄ちゃんが万人から否定されようと、私のヒーローはお兄ちゃん一人だから」
「だからいちいち良い台詞を挟むな! おまえそれ言いたいだけだろ!」
 違う違う違う、違うんだよ。こんな話をしたいんじゃなくて。
「建設的な話!」
「建設的」
「そう」
「このやりとりは前にしたけれど、いいわ。どんな話?」
「昨日今日のことをまとめよう」
「父に呼ばれたと思ったら、ロボに乗せられ、巨大生命体とガチンコ勝負して、死にかけて、勝手に引っ越しさせられ、コンビニ弁当を食べて、今に至るわ」
「…………そうなんだけど」
 そうなんだけど!
 もっと、なんていうか、具体的な話というか……!
「分かったことをまとめておきたいんだよ」
「それなら私は役に立たないわよ? 考えるのはお兄ちゃんがやってくれると思ってたから、私は見てただけ」
「ああ、一応考えてたよ? だけど、情報をまとめるついでに共有もしておきたいだろう?」
 それに、何か別の意見が聞けるかもしれないしな。
「なるほどね。まあいいわよ。本当はお兄ちゃん萌えの真髄について一晩語り明かしたかったのだけどね」
 あぶねえ……!
 切り出すタイミングがあと少し遅かったらそうなっていた……! 地獄の一夜が始まっていた……!
「で、まとめようと思うんだけど……いいか?」
「どうぞ」
「では……」
 一呼吸置いて。
「葛城や赤木さんの話から、僕なりに立てた推論を聞いてくれ」
 それから順序立てて話していく。
 マルドゥック機関がレイカ達チルドレンを選出していることについての疑問。
 レイカがサードチルドレンである限り、最低でも後二人存在していて、その一人はあのレイという少女であること。
 事情を一切説明しなかったことについて、何か隠したいことがあるかもしれないということ。
 使徒はネルフ本部、を目指している可能性のあること。
 レイと僕らの関係性。
 エヴァの手が、レイカが動き出す前から動いていたこと。
 父とその隣にいた老人、そして赤木さんが、最初レイカがエヴァを起動できなかったことに異常性を感じていたこと。またそのことより、この3人は他の職員より多くのことを知っている可能性のあること。
 精神汚染について。
 使徒襲来は十年以上前から予測されていたこと。そのことから、使徒襲来当日に僕らが呼び出されたことに作為性があるのではないかという疑問。
 使徒は以前にも人類の前に姿を現した可能性が有るということ、類似で、使徒のサンプルを保持している可能性もあること。
 使徒とエヴァが共通のA.T.フィールドを保持していた、および再生能力などの類似性。
 第3新東京市の必要性。
「…………こんなものかな。どう思う?」
「…………そうね、ほとんどお兄ちゃんと同じ意見よ。こうして改めて聞くと、変な部分が浮き彫りになってくるわね。ごめんなさい。あまり役に立てそうもないわ」
 話し終えるまでずっとしゃべらなかったレイカに意見を求めると、深く考え込んで申し訳なさそうに返事をした。
 …………申し訳なさげなレイカというのも珍しい。
「いや別に良いさ。それじゃあ、何か気になることはないか?」
 僕の言葉に、何か途轍もなく嫌そうな顔を浮かべると、仕方なさそうにため息を吐いた。
「レイという少女が気になるわね。確かに私に似ているような気がしたのを認めるのは吝かではないような気もするわ」
 認めるのが嫌なら別に良いのに。そんな嫌そうにのたくって言わなくても。
「それと、エヴァの手、アレには心当たりがあるわ」
「本当か?」
 それは意外な。エヴァに乗って何か分かったのか?
「ただ、大丈夫それほど気にしなくてもいいものだから。訊かないで」
 何故か黒いオーラを纏ってそう言った。おおう、殺意が。
「マルドゥック機関というのは……調べる必要がありそうね」
 それは僕もそう思うけれど、そのオーラを引っ込めてくれなきゃお兄ちゃんまともにしゃべれないよ。
「それじゃあお兄ちゃん。エヴァの手については本当に気にしなくても良いから。お休みなさい」
「あ、ああ。お休み」
 そう言って黒いオーラが去っていくのを、僕は見送る事で耐えたのだった。





      ――――――《2nd The Beast/the END.》





※今回のNGシーン
「では……」
 一呼吸置いて。
「葛城や赤木さんの話から、僕なりに立てた推論を聞いてくれ」
 それから順序立てて話していく。
 葛城は時間にルーズ。
 葛城は責任を擦り付けてくる。
 葛城は職場で迷子になる。
 葛城は空気を読まない。
 葛城は作戦部長に向いていない。
 葛城は人間として欠陥だらけ。
「…………こんなものかな。どう思う?」
「…………そうね、お兄ちゃんと同じ意見よ。こうして改めて聞くと、嫌な部分が浮き彫りになってくるわね。本当にあの人嫌い」



To be continued...
(2011.11.05 初版)


(あとがき)

 初めましてこんにちは、宇宙をこよなく愛する鉄の騎士、『いつも心に太陽を』でおなじみ、sinです。今回後書きを付加したのですが、なんですかねえ、難しいですね、文を書くのって。初めて文を書きましたよ。それが2次創作です。死んだんじゃね? ってくらいに難しかったですよ。て、なんだか終わってしまったみたいな感じだ……終わってないよ!
 こうして書き始めているこの『けいまいストーリー』ですが、そう、所謂再構成ものです。かなり違いますよね、ここまでしか書いてないですけどもそれは分かってもらえたと思います。エヴァには乗らないし、口調も全然違うツッコミ役なシンジ君17歳と、冷静冷徹、陰湿陰険、お兄ちゃん以外とはしゃべりたくない、名前をレイにするかレイカにするかで1週間を費やした兄至上主義なレイカ14歳の主人公コンビ。故に『兄妹ストーリー』。他にも違うところはいっぱいありますよ、それが注意事項にもなったりしますけど。まず始めに、オリキャラがいっぱいでます!(ハーレムなんて半分がオリキャラだぜ) トウジとケンスケが死にます!(たぶん) ネタが盛ってあります! うん、これだけでもかなりアウトです。普通だったら『こんな駄文は見ないでください〜』とか書いちゃうんでしょうけど、死んでも見てください。見てくれたら土下座でも何でもしますよ。ていうか、見てくれている人は居るんでしょうか? 見てくれてたら感想をください。なんか空回りしている気になるので。
 まあとにかく、書くということが難しいというのはよくわかりました。今回もThe Beastに絡めた悪魔と獣をだすのがめんどくさかったですよ。気づいたかな? NGシーンも考えるの辛いしね。いやーほんと難しかった。て何回難しいかくんだ。ぶっちゃけ文よりも絵の方が好きですからね。キャラの絵とか描いた方が良いですか? そっちの方が想像しやすいだろうし。ん、でもどこで公開すれ良いんだろう。
 とかなんとかじわじわとゆっくり書いてはいるんですが、他の構想が出てきて集中できません。クロスものと異世界ものですよ。ハルヒとのクロスと、エヴァが超能力的なものです。うわ、今書いてたらネギまとのクロスも良いなあとか思ってきた。読んだこと無いのに!? エヴァちゃんをいじりまくれば何とかなるか……? 3章まで書いたらハルヒ書き始めようかな。
 まあそんなこんなはそんなこんなで。これからも何とかやっていくので宜しくお願いします。そしてオラに感想を!
 最後に、公開させてくださったながちゃんさんには感謝しています。まだまだ続くよ!



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