見渡す限りの瓦礫の山。

噴き上げる炎は低く垂れ込めた空に照り映え、大地を血の様な赤に染めている。

破壊の限りが尽くされた荒地のなかを、ミサトは疲れに打ちひしがれたように呆然と立ち尽くしていた。







贖罪の刻印

第四十話

presented by ミツ様







  新松代航空・15分前〜

 

「アスカ、目標接近…イケるわね!?」

14式大型移動指揮車に戻ったミサトは、弐号機の起動準備を進めているアスカに送信を送った。

『当ったり前よ!このアタシの華麗な戦闘を見せてあげるわ!』

モニター越しに自信に満ちた表情でこたえるアスカ。

勿論、彼女にはそれだけの大言を吐く自信があった。それは若さ故の傲慢かもしれないが、幼い頃からの血を吐くような厳しい訓練に裏打ちされたものだ。単なる虚勢ではない。

目標の姿が望遠レンズに捉えられた。資料で見た第三使徒の様な人型フォルムだが、それ以外は共通点は見られない。やはり使徒は単体で、そかも単独兵器という話は本当なのだろう。

「いくわよ、アスカ…」

小さく呟くアスカ。同時に敵が射程距離に入る。

「攻撃開始ッ!」

ミサトの指示で弐号機がハンドガンを撃ちつける。銃声とマズル・フラッシュが重なり、黄昏の空に雷雨の雨を降らせる。

だが、弾丸は悉く目標の前で弾かれてしまった。

全弾撃ち尽くした後、何事も無かったように悠然としている使徒。

「チッ…シャクなヤツね!!」

アスカの胸に僅かな動揺が走る。しかし、それを闘志に代え、肩部のマルチウェポン・ベイルからPK-02プログレッシヴ・ナイフを取り出す。

これは、初号機の稼動データからフィードバックを受け、ドイツで改良されたカッター状の刃を持つ白兵戦用兵器だ。初号機のPK-01タイプと異なり、刃が破損してもそれを射出・破棄する事で入替えが可能な仕組みになっている。

刃が鈍い光を宿す。圧縮形成された高振動粒子の煌きが、蒼く紫がかった空に朱色の光を滲ませる。

その時、対峙する使徒の眼窩に光が疾った。

細い光の筋が見えたと思った瞬間、弐号機の後ろの建物が白熱する光輝の中にくっきりと浮かび上がり、ぐにゃりと崩れた。

次いで捲き起こる大爆発。

周囲は灼熱の蒸気の渦となって噴き上がり、深紅の雨を降らせる。

恐るべきエネルギーは更に奥を抉り、大地は噴火口の岩盤のように泡立ち沸騰する溶岩の湖を形成した。

「な…何ッ!?」

唖然とした表情を浮かべたアスカだったが、次の瞬間、総毛立ち、危機感が全身を貫いた。

爆炎の中から一本の閃光が見えた。アスカは即座にA.T.フィールドを展開させるが、光はそれを容易く打ち砕く。人間の視覚では捉え難い程の高速の打突が、弐号機に襲い掛かった。

 

轟!!

 

凄まじい衝撃を受け、空港ビルまで吹き飛ばされる弐号機。胸部装甲までが大破している。

立ち上がる暇も与えず、使徒は弐号機の頭部を鷲掴みにすると、そのまま建物の中に押し込んだ。

瓦礫が弐号機の全身に降り注ぐ。

「グッ……きゃああああッッ!」

苦悶の声を上げるアスカ。更に倒れた脚を掴まれ、機体ごと森へと叩き付けられた。

圧倒的な力だった。大人と子供…いや、それ以上の力の差があった。

機体の状態やパイロットのコンディジョン数値が、たちまちレッドゾーンにまで跳ね上がる。

「アスカ!これ以上は危険だわ。一旦、後退を…!」

『じ、冗談じゃないわ!このアタシに逃げろって云うの!?」

ミサトからの通信にプライドを傷付けられたと感じたのか、顔面を蒼白に染めていたアスカの頬に朱が差した。

『アタシと弐号機の力…今こそ見せてやるわよッ!!』

「ちょっとッ!?無茶は止めなさい!!」

静止の声を振り切り、アスカは弐号機を使徒に向けて突進させた。

傍目には無謀ともいえる行為。

しかし、勿論アスカはただ闇雲に特攻をはかったわけではない。

敵の激撃が来ると予測した瞬間、咄嗟に弐号機は左腕を突き出した。

閃く閃光。

左腕が膾の様に切裂かれた。

鮮血が飛び散り、大地を黒く染め上げる。

「くぅ…ッ!」

高いレベルでシンクロしている彼女にとって、エヴァの受けるダメージはある程度自分に跳ね返ってくる。弐号機からのコンディション情報がアスカの神経系へ伝達され、激痛へと変換された。おそらく地獄の様な痛みに見舞われたことだろう。

「コン…チキショーーッッッ!!」

しかし、アスカの闘志は衰えなかった。腹の底から振り絞るような雄叫びを上げ突進していく。

そう…使徒の攻撃を完全には見切れないと判断したアスカは、自分の腕を犠牲にしてスキを作ろうとしたのだ。

それは彼女の断固たる決意の顕れ。弐号機のモニターのジョイントが外れ、四つの瞳が光を放つ。

全身に漲る力。この瞬間、世界が加速した。

暴走した初号機にも匹敵する疾さに達した弐号機は、電光石火の動きで使徒の懐に飛び込んだ。まさに肉を切らせて骨を断つ。プログナイフを叩き付けたアスカは勝利を確信しただろう。ミサトも思わず喝采の声を上げた。

だが…。

 

 

 

「葛城さん、ヘリの用意が出来ました!」

廃墟と化した新松代空港を沈痛な面持ちで見詰めていたミサトは、日向の声で我に返った。

Mil-55d輸送用ヘリコプターの六枚のローターブレードが激しく回転を繰り返し、離陸の準備をしている。

「分かったわ…今行きます!」

ヘリに向かって走り出す彼女を「待って!」と、呼び止める声がした。アスカだ。ミサトは驚きの声を上げる。

「アスカ!?あんた怪我の治療を受けてなきゃダメじゃない!」

先ほど救護班によって運ばれたアスカが息も荒く駆け寄ってきた。応急手当をしていたのだろう…肩には包帯が巻かれ、そこから僅かに血が滲んでいた。

「こんなの何でもないわ!それより、アタシも連れてってよ!」

「あなたは良く戦ったわ。後はアタシ達に任せて待機していて頂戴」

「フザけないでッ!このままやられっぱなしでいられるワケないでしょッ!!」

その声には怒気が漲っていた。誰にぶつけたらいいのかも分からない怒りの感情。顔もクシャクシャに歪んでいる。

「そんな事言ったって……。大体、エヴァも無いのに…」

「本部のエヴァがあるでしょう!出来損ないのチルドレンよりアタシの方が上手く乗りこなしてやるわよ!」

「アスカ…」

「アタシはまだ負けてない…負けちゃいけないのよッ!!」

悲鳴とも取れる声を張り上げるアスカに、これ以上どう説得しても無駄と判断したミサトは、

「……分かったわ。とにかく、ついて来なさい」

そう云って彼女を伴ってタラップに駆け上がった。

 

 

 

  駒が丘防衛線

 

黒い煙が立ち込めている。その煙のなか、沈む太陽を背にそれよりも更に黒々とした巨大な影がゆっくりと迫ってくるのが見えた。

山の中腹に配置している二機のエヴァ。

現在のところ迎撃システムはほとんど役に立っていない。国連の機動部隊も壊滅し、使徒はまさに無人の野を進むが如く侵攻を続けていた。

そこかしこで燃える炎に映え、その影が不気味に揺らめきたっている。怪しげに輝く髑髏の眼窩。背面から異様にせり出している肩甲骨。そこに収納されている収縮自在の腕。そして、コアと目される部分は硬い外皮によって覆われていた。

「力」を司る天使…ゼルエル。

リツコはその魁偉な姿を目にするのはこれで二度目だった。

しかし…いや、だからこそ衝撃は他の人間よりも数段大きい。

何故、こんな事が起きたのか?いかに明晰な彼女の頭脳をもってしても、解答など得られるはずもなかった。

白衣の下で握っていた拳に知らずに力が入る。

自分が過去の記憶を持ってこの世界に還って来たのには意味がある…そう信じたかった。

だからこそ、さまざまな準備を秘密裏に進めてきたのだ。

だが、そんな想いなど容易く打ち崩す非常な現実。

これが歴史の必然なのか?

所詮人間など歴史の消耗品にしか過ぎないのか?

リツコは知らずに副モニターに映る初号機パイロットの映像を見詰めた。彼女と同じ思いを持つはずの少年は、ただ鋭い視線を使徒に向けて送っているだけだ。

その顔に同様の色は見られない。

少なくとも表面上には…。

「目標、射程距離に入りました」

管制室の指示に従い、ポジトロン・ライフルを構える”零号機”。

腕を接合したばかりの初号機では精密動作は困難と、零号機による長距離射撃を提案してはみたが、零号機とて起動実験に施工したばかり…ほとんど大差はない。

まして、あの最強の使徒に対して、これが決定打になるとも思えない。

(しかし、少しでもダメージを与える事が出来れば…)

万一の事態に備えて、NERV所有のN2爆弾の配置も進めている。電磁波の影響が未だに強く、ミサト達との連絡が取れない状況では、この作戦しかリツコには思いつかなかった。

「地球自転、及び重力誤差、修正0.03」

「薬莢内、圧力最大です」

「最終安全装置解除。撃鉄、起こせ」

このポジトロン・ライフルは、戦自の原型よりも発射シーケンスを数段短縮している改良型だ。威力こそ試作機には僅かに及ばないものの、連射が利きより実戦向けになった兵器といえよう。

「発射ッ!」

号令と共に放たれた光の渦が、黒雲を衝き抜け目標を完全に呑み込む。

白い閃光が視界を支配し、瞬時のうちに光球に膨れ上がったそれは、シャボン玉が割れるように弾け飛んだ。

轟く爆発音。

夥しいほどの光の粒が驟雨のように大地に降り注ぐ。次いで、眩い光の柱が夜空に向かって十字に伸びた。

しかし…。

「そ、そんな…ッ」

破壊の光輝が消え視界が回復したとき、発令所に詰めていた一堂は我が目を疑った。

そこには何事もなかったように尚も悠然と飛行を続ける使徒の姿があった。

「ポジトロン・ライフルを…受け切ったッ!?」

「目標に高エネルギー反応!」

使徒の眼窩に妖しい光が溢れ出す。

その閃光が炸裂するよりも早く、楯を構える初号機。一瞬遅れて、凶暴な光の奔流が二機のエヴァが布陣してい場所を直撃した。

「初号機、シールド展開……ダメです、持ちません!」

マヤが悲鳴にも似た声を上げる。

光線を浴びて灼熱する電磁シールドが臨界点を超えたのか、亀裂が生じ始める。それは即座に全体へと波及し、澄んだ乾いた音を立てながら砕け散った。

貫かんばかりに襲い掛かった無数の閃光。続けざまの爆音。エヴァの巨躯が宙に舞った。

「…な、何てこと……」

主モニターを見詰めるリツコが息を呑んだ。

抉られた大地。地面は砕け、膨大な熱量によって沸騰した溶岩が溢れ出し、空を紅く焼いている。天空に禍々しく渦巻いていく黒煙は、まるでドス黒い血が苦しみ悶えているようだ。

そして、その惨劇の中心部。爆心の最も激しい地点に二体の巨人が地に伏していた。

「……くっ」

零号機のレイが苦悶の表情を浮かべながら機体を起き上がらせようとする。

途端に激痛が走り呻き声を上げた。

見ると、零号機の左脚が有り得ない角度に捻じ曲がっている。フィードバックの後遺症だろう。レイの脚も同様の痛みを訴えていた。

『綾波…』

通信端末からシンジの声が聞こえてきた。機器がいかれたのか声がくぐもって聞こえる。

その初号機は零号機以上に損傷が激しかった。限界を超えたシールドはとっくに蒸発している。装甲も熱で拉げ、炭化し、爆ぜて剥がれ落ちており、敵の破壊能力の凄まじさを窺えさせた。

『零号…機はもう無理だ。戦闘に耐えられる状態じゃ…ない……』

「それがわたしの仕事だから。…絆なの」

一瞬間を置いて聞こえてくる少年の声。

『絆…キミはその為に戦っているの?」

『わたしは必要として生み出された。それはエヴァに乗っているから。だからそれが無くなれば、わたしは消えるだけ…」

レイはそう答えた時、胸の奥に締め付けられるような鈍い痛みを感じた。

「わたしにはエヴァしかないの…」

少女は不意に不安になった。以前にはわからなかった感情の流れ。世界に一人だけ取り残されたような…そんな気持ち。レイは乱れた心を補うように少年に聞き返した。

「あなたは何故…、何故戦っているの?」

『僕…。僕は…』

シンジはひとつひとつ言葉を噛み締めるように呟きながら、初号機の背部ウェポンラックからプログナイフを取り出す。

高振動の刃が淡く輝きだした。

『昔…、僕は大きな過ちを犯した…色んなものを傷付けた。それは僕の弱さの為。僕が強ければ、あの悲劇は起こらなかったかもしれないんだ』

「碇くん…」

『だから僕は償いたい、たとえどんな犠牲を払っても。これは僕が決めた事だから……』

レイにはシンジの言っている事は理解出来ないが、何故かリツコの語った言葉を思い出した。

(…ガラスの様に脆い少年)

その言葉を裏付けるように、スピーカー越しの声は限りなく心細く感じた。

『綾波、キミはキミだよ…。他の誰でもない、綾波レイという一個人だ。キミの世界はキミが決めればいい。そうすれば、たとえこの先どんな地獄が待っていようと、心から笑える日が必ずやって来る』

「わらう…」

『さよなら…』

その言葉を最後に、通信が途切れた。

 

《サヨナラ》

 

それは以前、月下の夜…、少女が少年に送った言葉。

それを今度は少年が発し、人類の天敵の眼前に立ち塞がる。

迎え撃つつもりなのだ。満身創痍のこんな状態で。

シンジの眸が僅かに歪んだ。冷淡とも嘲笑ともとれる表情だ。それは使徒に向けたものだったのか、己に向けたものだったのか…、すぐにもとの能面めいた無表情な顔付きになった。

発令所のマヤが驚きの声を上げる。

「しょ…初号機のシンクロ率、急上昇!?37…42…63……まだまだ上昇を続けています!!」

「そ、そんな…」

青葉達も我が目を疑う。ただ、リツコだけは事の成り行きを黙って見つめていた。いや、モニターから視線を逸らせる事が出来なかったのだ。…これから始まる孤独な少年の戦いを。

「シンクロ率、99.89%ッ!」

マヤの叫ぶ声と重なる様に、初号機が地を蹴った。その運動エネルギーのもたらす凄まじい衝撃で地面が抉れる。

加速する初号機。途端に周囲に爆発が連続して起こった。

閃光!

爆発!

そしてまた閃光!

空が荒れ、大地が嘶き、咆哮を上げた。

炎がひらめく。その炎が空を焼く。黒煙が吹き荒れる。

炎が風を巻いて燃え上がり、そのなかを煙が渦を巻き、逆流し、世界を赤と黒の破滅の色へと塗り替えていく。

それはまさに、この世に地獄が解き放たれた様な凄惨な光景だった。

だが、その地獄の渦を薙ぎ払い、紫の鬼神は使徒へと迫る。

突如、使徒の両腕が閃いた。

それは、冷たく、澄んで、糸の様に細い。それでいて研ぎ澄まされた鋼の様に禍々しく破壊的だった。触れるものはことどとく切断され、その凶器の前では、エヴァの特殊装甲と云えど紙切れも同然に切り刻まれるだろう。

初号機は右に疾り、左に避け、縦横に地を駆け抜け間合いを詰める。

「は、疾い…!」

発令所の人間は、それ以上声も出ない。誰もが目の前で起こっている出来事に魅入られていた。

使徒が更に触手を繰り出す。だが、初号機はその恐るべき攻撃を身を沈めて頭上に流すと、それが引き戻されるより早く肉薄し、斬撃を脇腹に叩き込み、そこから胴体を裂く様に斜め上方に斬り上げた。

血飛沫が舞い、紫の鬼神の全身に真っ青な血が染め上げられる。

しかし、コアを覆う外皮は想像以上の強度だったようだ。すべてを切裂く高周波の刃でも破壊には至っていない。

再び使徒の眼窩に閃光が疾った。

荒れ狂う爆風。焼け焦げた大地に、しかし初号機の姿は無かった。

爆発に巻き込まれる瞬間、初号機は使徒の真上に飛び上がっていたのだ。そのまま全体重を乗せ、プログナイフを振り下ろすと、使徒の身体をコアごと両断した!

「やったッ!!」

誰もが勝利を確信した、その時だった。

『シンジくん、逃げてぇッ!!』

突然、通信機からミサトの声が発令所に響いた。

驚く面々。

「ミサト!?あなた、無事だったの?」

しかしリツコの言葉など耳に入ってないように、サブモニターに映ったミサトは切羽詰った表情で訴え続けた。

『そんな事より、早く初号機を後退させてッ!』

「しかし…、もう勝負は…」

『違うのッ!!』

戸惑う青葉を遮って、ミサトは思い切りかぶりを振ると、発令所に詰める全員に驚くべき事実を告げた。

『ソイツは”分裂”するのよッ!!』

その言葉の意味を理解する暇も無く、突如真っ二つにされた使徒の断面が泡立ち、そこから”二つの光球”が現れる。そして、まるで脱皮するように新たな肉体が身体を突き破って出現したのだ。

「そ、そんなッ!?」

驚愕するリツコを尻目に、複製された二体の使徒の眼窩が臨界し、眩い光を迸らせる。

その光は渦を巻いて世界を白の闇に染めた…。

「きゃああああッ!!」

本部施設に、これまでにない衝撃と目も眩む閃光が疾り抜ける。

ノイズまみれで何も映らなくなる主モニター。まるで直下型地震の直撃の様な揺れに膝をつきながらも、リツコは何とか身体を支えて青葉に詰め寄った。

「じょ、状況は…ッ!?」

「電波障害…映像出来ません!」

青葉がコンソールを操作させながら呻く。

「回復させて、早く!」

「は、はい!……D4を経由し第36サブカメラに接続。よし…映像、来ます!」

「な…ッ!?」

「え…ッ?きゃああああぁぁぁぁぁぁッッッッ!!」

回復したモニターに映し出された光景を見て、、マヤの劈く様な悲鳴が発令所内に響き渡った。

リツコも放心した様に茫然とその場に立ち尽くす。

彼女達の目の前に飛び込んだもの…。

それは…、使徒の触手によって胸部を貫かれ、コアごとエントリープラグを破壊された初号機の無残な姿だった。




To be continued...


(あとがき)

こんにちは、ミツです。
何とか40話を仕上げることができましたが、風邪をひいてしまいました。
季節の変わり目のこの時期、皆様も体調など崩されることのないよう、健康には気をつけてください。
ではでは。

作者(ミツ様)へのご意見、ご感想は、メール または 感想掲示板 まで