新世紀エヴァンゲリオン Enemies of Female

第十一話 シンジ争奪戦

presented by Red Destiny様


シンジや周りのみんなに簡単に挨拶をした後、アスカ達は各々の部屋へと荷物を運び始めた。その間に、シンジ、レイ、マユミの3人は学校があるため家を出た。加えてステラもネルフへと向かう。残ったのは、ミサト、マリュー、アサギ、マユラ、ジュリ、ミリアリアの6人である。
アスカ達が再び食堂へと戻った頃には、残った者達は食べ終わっていて、皆コーヒータイムとなっていた。
「ミサト、お久しぶりね。他の皆さんもよろしくね。アタシ、これからこの家に一緒に住むつもりだから。」
「私からもお願いしますわ。」
「よろしく頼むな。」
アスカのあいさつに続き、ラクスとカガリもそれぞれ頭を下げる。その様子を見て、マリューは微笑む。
「こちらこそ、よろしくお願いします。アスカさんのことは、シンからくれぐれもよろしくと頼まれていますから。手厚くおもてなしさせてもらいますよ。どうぞ、自分の家だと思って気楽にして下さい。それでは、自己紹介をしましょうか。私は、マリュー・ラミアスと言います。シンの秘書で、この家の管理を任されている者です。」
そしてマリューが目線で合図すると、皆次々に自己紹介をしていく。

「私は、アサギ・コードウェル。よろしくね。私はシンの秘書みたいなものね。マリューさんが財団の仕事上の秘書なのに対して、私はシンのプライベートタイムの秘書というところかしら。」
「私は、マユラ・ラバッツ。今まで国連軍にいたんだけど、今はネルフに出向しているわ。今まではシンの副官だったけど、ネルフでどうなるのかはまだ未定よ。でも、アスカさんとは色々とお話する機会がありそうね。仲良くしましょう。」
「私は、ジュリ・ウー・ニェン。よろしくね。私は、アサギの仕事を手伝っているわ。」
「私は、ミリアリア・ハウ。よろしくね。私は、マリューさんの仕事を手伝っているわ。アスカさんとは会ったことがあるんだけど、覚えているかしら。」

ミリアリアの言葉に、アスカはポンと手を叩く。
「あっ、道理でなんか見たことのあるような顔だと思ったら。アンタ、アタシの警護をしたことがあったでしょ。」
「ええ、そうよ。あの時はごめんなさい。私の判断ミスで、あなたを危険な目に遭わせてしまって。」
そう言いながら、ミリアリアは頭を下げる。以前、ミリアリアは大きなミスを犯し、アスカを危険に晒してしまったことがあったのだ。アスカは笑いながら気にしないでと言って、手を振る。
「大丈夫よ。アタシの命に別状は無かったし。それよりもさあ、アタシとしてはアンタが責任を取らされてクビになったって聞いて、驚いたわよ。アタシも悪かったんだし、アンタだけが責任を取らされるのはおかしいってシンには言っておいたけどね。でもまあ、元気そうでなによりだわ。アタシも、アンタのことは気になっていたから。」
「そうだったの。アスカさん、ありがとう。」
ミリアリアは、この時ようやく気付いた。ミリアリアがミスした時に怒り狂っていたシンの怒りが、なんで納まったのかを。それと同時に、アスカに対してちょっぴり羨ましいと感じた。
「えっと、自己紹介はこの辺でいいわね。ミサトとアタシは今更自己紹介するような仲じゃないし。ラクスとカガリはどうなのよ?この中で知らない人はいるの?」
「いえ、いませんわ。」
「俺もいねえよ。」
「それじゃあさ、さっきのアイツのことを教えてよ。あの、シンによく似た顔した奴のことを。」
「ええ、わかりました。」
そこからは、マリューがシンジのことをあらかた説明した。

なんでシンジとシンと似ているのかは分からないこと。
アスカと同じ、エヴァンゲリオンのパイロットであること。
碇司令の一人息子であるが、司令が忙しいため一緒に住んでいないこと。
シンジがシンの弟分であることから、この家で一緒に住むことになったこと。
マユミやレイと同じ中学に先日転校し、同じクラスになったこと。

そこまで聞いて、アスカは質問した。
「なんだかアイツ、悩んでいるようだったけど。何かあったの?」
「そ、それは……。」
アサギは迷った末に、洗いざらいアスカに話すことにした。



さて、登校したシンジは、やはりと言うかクラスメートに質問責めに遭う。もちろん、レイ絡みの質問である。

「おい、碇。お前、綾波とBまでいったんだって。」
「羨ましいなあ。どうやってOKしてもらったんだよ。」
「もう少しで、最後までいく所だったとも聞いたんだけどよ、本当かよ。」
「いいよなあ。俺にも女を落とすテクを教えてくれよ。」

幸い、シンジに嫌がらせをするような輩はいなくて、純粋にシンジが羨ましいと思った者達が集まってきたようだ。壱中の誰もが彼女にしたいと思っていた、事実上のミス壱中であるレイ。そのレイをモノにしたシンジを彼らは羨ましいと思い、自分にも同じような幸運が起きないかと思って、シンジの成功談を聞きにきていたのだ。
周りに可愛い彼女がいて羨ましいとおだてられて得意になったことと、元々律儀な性格であることから、シンジは色々な質問にていねいに答えていたが、幾つか困った質問もあった。すなわち、いつ出会ったのか、告った時の言葉は何か、いつから付き合ったのか、などである。
最初の質問はあいまいに答えてごまかし、次の質問は特に無いと答え、最後の質問には分からないと答えた。さすがに、まだ正式に付き合うとは決めていないとは言えなかった。
だが、この時シンジが明確に否定しなかったため、シンジとレイが付き合っているという話は確定情報として校内を駆けめぐることとなる。



物凄く明るくて元気が良くって、スタイル抜群の超美少女。それがアスカに対するシンジの第一印象だった。何故過去形かというと、アスカが酔っぱらってシンジに絡んでいるからである。今は、酔っぱらうと絡む困った子で結構馴れ馴れしいというマイナスの評価と、積極的にスキンシップをしてくれるというプラス評価が加わっていた。

「なによ〜っ、アンタ。元気出しなさいよねえ。」
アスカは、シンジの背中をバンバン叩く。あのお、結構痛いんだけどと言いたくてたまらないシンジは、少し涙目になる。だが、可愛い女の子の前なので、なんとか痩せ我慢。もちろん、アスカはそんなことには気付いてくれない。
「アンタねえ、今日はアタシの歓迎会なんだからさあ、暗い顔しないで、明るくしなさいよねえ。」
正確には、家主のシンがいないために予行演習会となっているが、その話は置いておく。シンジが暗い顔をしているのは、シンジの性格が暗いためではなく、レイとの一件が、今日会ったばかりのアスカにまで知られていたからなのだ。
だが、シンと出会ってから色々と教育されたため、バカ正直にそんなことを言うシンジではない。もちろん、直ぐにごめんと謝ったりはしない。それどころか、レイとアスカを両天秤にかけて、レイよりはアスカの方が早くエッチなこと−Cではなく、シンジのことだからせいぜいBなのだが−が出来るのではと考えたシンジは、当面の狙いをアスカに絞ることにしていた。そのため、なんとかアスカと早く仲良くなれないかと、手を変え品を変えて試していた。

「そうだね、努力するよ。でもさあ、話は変わるけど、参ったなあ。まさか、アスカさんがレイさんとのことを全部知っているなんて。一体誰から聞いたの?」
「そんなこと、どうだっていいでしょ。それよりも重要なのは、シンジのことでしょ。まあ、同じパイロットのよしみで、アタシに出来ることなら手伝うからさあ。何でも言いなさいよ。」
無論、アスカは特に深い考えがあって言った訳ではない。これから一緒に戦う仲間であるため、暗いままでいるよりは少しでも明るくなってほしいと思ったからなのだ。だが、レイとの一件を学校中に知られてしまって、精神的に少々追い詰められていたシンジは、少しアスカに酒を飲まされていたこともあり、とんでもないことを口走ってしまう。

「だったらさあ、今晩一緒に寝てくれないかなあ、なんて。」
表面上は冗談ぽく、内心では期待満々で言うシンジを、アスカは凄い目で睨み付けた。
「ふうん、シンジはそういうことを言う訳?自分の彼女と上手くいかないからって、他の女の身体を代用品にするってえの?」
アスカの顔が段々赤くなり、眉がつり上がっていく。やばい、怒らせちゃった。シンジがそう思ってうろたえ始めた時には既に遅く、アスカはシンジの生半可な弁解を聞く様な状況ではなくなっていた。怒りに震えるアスカに恐れをなしたシンジは、後日物凄く後悔する嘘を、思いつくまま言ってしまう。
「いや、違うんだ。レイさんよりもアスカさんの方が僕の好みだから、一緒に寝るのはアスカさんの方がいいなあって、そう思ったからなんだ。それに、レイさんとは付き合うって決めた訳じゃないしね。」
シンジは、その証拠にレイとはキスさえしていないと、拳を振って力説した。普段のアスカなら、こんな嘘はすぐに見抜いてしまっただろうが、酒を飲んでいたことと、前々から結構憧れていたシンによく似ていたことから、アスカは簡単に騙されてしまった。アスカは少し考えた後、シンジが喜ぶことを口にする。

「ふうん、そうなの。そこまで言うなら……。いいわ、一緒に寝てあげる。」
どうやらアスカは、シンジがレイから自分に乗り換えたいという気持ちがあると受け止めたらしい。シンジとレイが付き合い始めて間もないことや、レイがシンジに対してさほど恋愛感情を示していないことから、シンジをゲットしても問題無いと判断したようだ。
なんといっても、シンジが3年前のシンと瓜二つであることから容姿の点では合格であったし、シンと違って女性関係に疎い様子であることから性格等も問題無しと判断したようだ。この2点が、結局決め手となったようである。
「君みたいな凄い美人の子が?本当なら、凄く嬉しいいな。夢じゃないよね。ほっぺたをつねっても痛くなかったりして。」
レイが既に学校中で公認の恋人、という認識がまだ薄いシンジは、単純にこんな可愛い子と一緒に寝られるなんてと、下心満々の笑みを浮かべて喜んだ。



翌朝シンジが目覚めると、左腕がやけに重かった。またレイかと思ったシンジだったが、髪の毛が紅茶色であることに気付いて少し慌てた。
シンジは、昨日の晩の出来事を懸命に思い出そうとした。確か、夜中アスカに来てほしいとお願いして、約束通りアスカがやって来て、アスカから女の子に何を言うべきなのかを色々と教えてもらって、でもそのうちに良い雰囲気になって……。
「そうか……。キスしちゃったんだ。僕の、ファーストキス……。」
シンジはレイの時には全然良い雰囲気にならなかったから、こんな事態になろうとは露ほどにも考えていなかったのだ。シンジは、無意識に唇を触った。そこに、アスカが半分寝惚けている様な声で話しかけてきた。
「ん、シンジなの?昨日はちゃんと出来たじゃない。レイと上手くキス出来なかったなんて、何で嘘をついたの?」
シンジがレイと一緒に寝たにもかかわらず、キス一つ出来なくて落ち込んだと聞いていたアスカの語調は、少し強かった。どうやら、騙されたと思っているらしい。そのことに気付いたシンジは、慌てて弁解する。
「ううん、嘘じゃないよ。本当にレイさんとは上手くいかなかったんだ。アスカさんと上手くいったのは、多分僕とアスカさんの相性が良かったのと、アスカさんの方が数段可愛いかったのと、僕の想いがアスカさんに伝わったからだと思う。」
シンジはこの時、可愛いとはしぐさのことを指して言ったのだが、そんなことがアスカに通じるわけがなく、アスカは単純に、レイよりも自分の方がシンジの好みだと受け取ってしまう。また、シンジの『想い』というのは単純に『アスカとHなことをしたい』というものだったが、アスカは好意又は愛情と受け取った。男女間でよくある……誤解である。
「え〜っ、本当なの?まあ、そこまで言うなら信じるけどさ。だったら、今はどんな気持ち?初めての感想は?」
ニンマリ笑いながら聞いて来るアスカを見て、シンジは、昨日アスカに言われたことを思い出した。キスした女の子に対しては、絶対に謝ってはならないし、女の子を誉める言葉を使わなければならないし、さりとて正直に言わないと駄目だと言うのだ。

シンジは、色々と思いついた中から、アスカの言った条件に合うものだけを口にした。
「そうだね。なんて言うか、キスって凄く気持ち良かったよ。なんだかさ、生きてて本当に良かったなあって、生まれて初めて思ったくらい、それくらい良かったよ。アスカさんは本当に最高の女の子だよ。」
シンジはそう言って邪気の無い笑顔を浮かべた。昨晩のアスカの、甘くて柔らかい唇の感触を思い出したのだ。
「へへへっ。そこまで言われると、女冥利につきるわね。ありがと、シンジ。」
アスカは少し恥ずかしくなって、顔が真っ赤になる。
「僕のほうこそ、本当にありがとう。それで、言いにくいんだけど、凄く良かったから、今夜も一緒に寝てくれないかなあ。」
恐る恐る尋ねるシンジに、アスカは冷たく断った。
「駄目よ、当たり前でしょ。」
それを聞いた瞬間、シンジの顔はさっと青ざめた。ちょっと調子に乗りすぎたのかと反省する。
「はははっ、やっぱり駄目か。」
肩を落とすシンジに、アスカは小声で囁いた。
「でも、明日の夜ならいいわよ。」
「えっ、ホント!」
途端に、シンジは喜色満面の笑顔を浮かべた。



シンジとアスカの関係の変化は、朝食の席であっさりと見抜かれた。経験者から見ると、些細な仕草から、アスカが昨夜何かを経験をしたことが一発で分かるらしい。最初に気付いたミサトは、シンジを責めたてた。
「シンジ君。あなた、レイちゃんという恋人がいながらアスカに手を出すなんて、どういうことなの?」
ミサトのいつもの優しい目が、今はとっても怖い目になっていた。

「そ、それは……。」
何も言えずに、シンジは俯いた。何も弁解しないシンジをさらにミサトが睨む。
「シンちゃん。あなた、自分が何をしたのか分かっているの?男の子だったら、ちゃんと説明しなさい。」
ミサトの勢いに気押されて、シンジは仕方なく口を開く。
「あの、その、レイさんとはまだ恋人になったわけじゃないんです。だから……。」
「そうなの、レイ?」
ミサトがレイの方を見ると、レイは静かに首を横に振った。
「シンちゃん。レイは違うって言ってるわよ。それでもレイは恋人じゃないって言うの?」
ミサトの表情は厳しく、普段のおちゃらけた雰囲気は微塵も感じられなかった。なんだか、自分が物凄く悪いことをしてしまったのかと、シンジは青ざめた。だが、そこにアスカが加勢した。
「何を言ってるのよ。シンジは違うって言ってるじゃない。大体、シンジとレイは会って間もないんでしょ。それに、シンジがレイと付き合っているって言うのを聞いた人でもいるの?」
アスカはそう言いながら、その場の一人一人を睨む。だが、首を縦に振る者はいなかった。
「ほら、やっぱりね。」
アスカは勝ち誇ったようにミサトを見る。だがその時、レイが急に俯いた。そして、かすれた声で言う。
「……碇君、酷い。私は、みんなに碇君の恋人だと言われた時、とても嬉しかった。碇も、否定しなかった。それに、碇君は私に付き合っててもいいのかと聞いたわ。私は、それを肯定した。だからもう、私達は恋人同士だと思っていた。それなのに……。」
レイは、両手で顔を覆って首を振る。俗に言う、イヤイヤだ。
「なによ、それ。シンジは違うって言ってるでしょ。」
アスカが怒鳴るように言うと、レイも唇を噛んで涙目になって反論する。
「それなら、私と碇君の関係を聞いて。みんなはそれを聞いて、私と碇君が恋人だと言ったわ。」
「ええ、いいわよ。言ってみなさいよ。」
これに対し、レイはシンジと一緒にお風呂に入ったこと、シンジの身体も洗ったこと、お互い裸になって一緒に寝たこと、シンジの腕枕は気持ち良かったことなどを涙ながらに語る。
レイの言葉を聞いて、アスカの怒りはシンジに向かった。
「ちょっと、シンジ!レイが今言ったことは本当なの?アンタ、レイは恋人じゃないって言ったのに、それは嘘だったの!」
「そっ、それは……。」
真っ青になったシンジだったが、救いの手は意外な所から差し伸べられた。

「レイさん、ちょっと聞きたいことがあるんですの。いいかしら。」
ラクスはレイに近寄って、レイの口を手で塞いだ。
「レイさん。シンジさんは、いつ一緒に寝たんですか。」
「それは、私が碇君と最初に会った夜。碇君は、私を優しく抱いてくれたの。」
何故か、レイの声が聞こえた。レイの口からではなく、レイの胸にかかっているペンダントからであった。
「カガリ!」
ラクスの声に反応して、カガリはラクスの目線の先にあったドアを勢い良く開けた。
「あっちゃあっ。バレてた?」
そこには、マイクらしきものを片手に持ったマユミが立っていた。どうやら、話していたのはマユミだったようだ。レイの声色をまねて喋っていたようである。もしくは、名探偵コナンのように声色を変換するペンダントなのかも。
「何だかおかしいと思ったら、おめえかよ。レイの口を借りて嘘をつきまくってたのは。しょうがねえことするなよ。」
カガリが怒ってマユミを睨み付けるが、マユミは笑うしかない。
「あはははっ……。」
マユミは、レイの加勢をしようとしたのだろうが、全くの逆効果となった。
「なんだ、嘘だったんだ。」
アスカは、肩の荷が下りたような気がした。実は、殆ど本当だったのだが、アスカは二度とマユミの言葉を信じることはないだろう。

「それじゃあ、決まりね。シンジは、アタシの恋人。誰か、文句ある人いる?」
アスカは、シンジを真っ先に見たが、シンジは首を横に振る。ここで首を縦に振ったら、明日の夜の楽しみが無くなってしまうことが分かっていたからである。人並みにスケベなシンジとしては、レイよりもアスカの方が早くエッチな関係に進むと考えていたので、それだけは絶対に避けたい事態なのだ。だが……。

「あるわ。」
今度は、レイの口から力強い言葉が発せられた。レイは、自分こそがシンジの恋人になると反論したのだ。これを聞いたシンジは、内心大いに喜んだ。そして、レイに対する未練がまだかなり大きいことに気付いてしまう。そして、アスカとレイのどちらに絞ったらいいのか、大いに迷うことになる。



こうして、アスカとレイとの間で、シンジ争奪戦が本格的に始まった。現在は、アスカが半歩リードしているが、そのリードもいつしか覆されるのである。ラクス、カガリ、マユミの3人も、参戦する気満々であるため、最終的な勝者は、今はまだ見当もつかない……。



To be continued...


(あとがき)

見た目はお嬢さんで抜群だけど、恋人気分を味わうにはほど遠いように思えるレイ。
十分可愛くて、簡単に恋人気分を味わえそうな期待がもてるアスカ。

今のところ、アスカが若干有利なようですが、飛鳥3姉妹の乱入によって、どうなるのか先行きは不透明です。

レイより美人で色っぽいけれど、年上のラクス
乱暴で言葉遣いが悪く、可愛さに欠けるカガリ
大人しくて、行動力がいま一つのマユミ

この3人は苦戦しそうですが、3人の行動がレイとアスカの争いにかなり影響を与えるかもしれません。

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