「そ、そんな・・・。そんなことって。」
「レイお姉ちゃんが・・・そんな扱いを受けていたなんて・・・。」
「こんなことを聞いても、二人は綾波の「「当たり前じゃない(ですか)!!」」クス、そりゃそうだよね、ありがとう二人とも。
綾波はまだそんなに喋ることが出来ないから、暫くはちょっと一方的になるけど、だんだん話すようになると思うから話してあげてね。
それじゃあ僕は戻るよ。綾波も起きて一人じゃ寂しいだろうから。」
「うん。じゃあね碇君。」
「またね、シンジさん。」
「うん、じゃあまた。」
そうして、シンジは病院208号室を出て、303号室へ向かった。私の主観だがその顔は、とてもすがすがしかったと思う。
第参話 天使の休息「上」
presented by 東雲様
――――――――――――――病院303号室――――――――――――――――――――――――――――
最初に訪れてから3日後
「おはよう綾波。」
「おはよう。碇君。」
「うん。体調は如何?」
「まだ腕は動かない。・・・でも、悪くは無いわ。」
「そうよかった。じゃあチョットギプス外すね?」
「?・・・なぜ?」
「ちょっとした診察みたいな物だよ。じゃ外すね。」
そう言ってシンジはポケットからハンドクリームの容器みたいなのを出してレイの腕に塗った
「?え?・・・いたく・・ない???」
「このクリームはこの前綾波から髪の毛もらったでしょ?アレから綾波専用の自然治癒力を一時的にすごく上げるものを作ったんだ。」
♪♪〜♪〜〜♪♪♪〜〜♪
「ん?」
「どうしたの?碇君?」
「呼び出しみたいだ。ちょっと出てくるね。」
「もしかして髭?」(もうすでに髭、哀れだなゲンドウ・・・)
「うん。あ、僕が迎えに来るまでに、このクリーム使っててね。そしたら退院して一緒に帰れるから。」
「分かったわ。」
―――――――――――――司令執務室――――――――――――――――――――――――――――――
「あれ?一人?」
「ちょっと時間をずらすようにしてもらった。それより、シンジ!!4歳〜10歳の間何処に居た!!!」
「それよりも早く、冬月先生呼んで。あ、それとリツコ姉さんも。」
「!!!?おま・・・記憶・・・!!?が!?」
「うん。そりゃぁあんな捨て方されたら、記憶に焼け付くよ。そんな事より、早く呼んで!」
「わ、わかった。・・・・・・冬月、私だ、ああ今すぐ来てくれきてくれ、ついでに赤木君も呼んでくれ。」
暫くして・・・・
「やぁ、待たせたかな、気を使ったつもりなのだが、裏目に出たようだな、シンジ君だね。
私はここで、副指令をしている「お久しぶりです、冬月先生。」!!!?シンジ君、君記憶があるのかね!?」
「ええ、彼は私のことも覚えていてくれましたよ?それより、何故私も呼んだの?」
「そのことについて、詳しく話そうと思います。まず、初号機の中で母さんと会いました。」
「「「なに(なんですって)!!!!!!!!???」」」
「本当です。それから、母さんから父さんに『ゲンドウさんの馬鹿!!大ッ嫌い!!!!!』だそうだよ?」
「そ、そんな!?」
あまりの事に真っ白になりかけるゲンドウ其処にシンジは
「今なら多分、母さんと話できますよ?」
「本当か!!?ならすぐにさせろ!!」
「その前に僕の話から。僕は表向きはサードチルドレンなだけなんだけど・・・。」
「「「表向きは?」」」
「そうその実は、僕はオリジナルチルドレン。すべての、ベースになったチルドレン言わば、適格者なんだ。」
「「「な!何だと!!!(何ですって!!!)」」」
「じゃあ、一つ聞くけど何で司令と計画の初代責任者の息子のこの僕に、今頃適性検査が行われようとしたと思う?」
「・・・確かに可笑しな話だな。」
そう冬月が言うと、
「それはね、母さんがもうベースを僕にする様にしていたからさ。」
「なんだと!」
「母さんはかなりのことを予期してたみたいだね。実験が失敗することも、父さんが僕を捨てることも。
だから、僕のことは父さんには伏せて置いたんだ。
そうしなければ、両足を銃で撃ち抜かれ半殺しにされて碇と関係ないところに捨てられるより、
もっと非道なことをされて人形みたいに待っていただろうから。」
「「何!!!(何ですって!!!)それは、本当か!!!(ですか!!)碇!!!!(司令)」」
「っく、そ、それは・・・」
「それと・・・はいこれ、お爺様からのてがみ。」
「何?」
そう言って読み出した。
======================================
久しぶりだな、ゲンドウ。突然だが貴様からシンジの親権を頂いた。
拒否権は貴様にはない。ついでに、この手紙が届いた瞬間から貴様はもう六文犠だ。
嫌だと言いたければ、ユイを連れて来い。
ユイも貴様とは、別れるはずだからな。
もし、ユイが貴様と別れたくないと言ったら、仕方なく碇の性を名乗らせてやる。
じゃあな。
BYシンゾウ
P.Sちなみに、貴様が今まで使い込んだ碇家の財産は耳をそろえて返してもらう。
======================================
それを読み終えた瞬間。
「早く、ユイと話させろ!シンジ!」
「どうして?」
「俺が、碇でなくなるからだ!そうなれば、ユイが・・・、金が・・・。」
「父さん、もしかして・・・母さんの身体と、碇家の財産が目当てなの?」
「そそっ、そんな事お前には関係ない!!」
「そう。・・・わかった。(僕が)エントリープラグに入れば話せるはず・・・母さんが拒まなければね。」
「そうか!良し!待ってろユイ今行くからな!冬月後を頼ん。」シャーン
言い終わる前に出て行った。
「な!!おい碇!!私も、ユイ君と話を「呼びましたか?」何!?」
「シ、シンジ君今のは?」
「ど、何処から声が?」
「此処です、此処!」
とユイの声がしたのはシンジが持っていた携帯。ちゃんと画面には小さなユイの姿が・・・でも携帯にしては少しでかいような気も・・・?
「シ、シンジ君それは?」
「之ですか?マギコピーです。でも僕が、ちょっと弄っちゃったから全然別もんですけどね。そうですね〜、・・・」
「MAGIと、SINJIを合わせてSINMAGI(サインマギ)は?」
サインマギとは・・・
シンジが研究発表したときに記念として贈られたマギコピーを弄ったもので、独立してマギの干渉を受けないようにシンジが作り変え、
形は少しゴツイ携帯電話みたいにしてある。
更に、携帯電話としても使えて何時でも何処でもネットに繋げてソーラーパネルによる充電なども出来る優れもの。
「いいね、それ採用。」
「でも、どうしてユイ博士が此処に?エヴァの中に居るのでは?」
「もう、その位わかってよ。私は肉体ごと魂が溶け込んでるでしょ?ってことは魂が電子化してるのと同等ってこと。だからエヴァから、
マギを通って、サインマギに入ることが出来たってわけ。」
「なるほど。でも、流石ユイ君の子だ・・・。見た目は少し大きいけど携帯と変わりない。」
「しかもこれの凄い所は、独立して動いてるのことね。」
「なんですって!シンジ君それはホントなの?」
「うん。」
「それと、今日は超ビックゲストを呼んでるのよ。さっどうぞ!」
「もう、大げさよユイ。」
その声に驚愕する二人なぜならその声は
「か・・・・母さん。」
何とか声を振り絞るリツコ
「ええ、そうよ。」
その声に優しくこたえるリツコの母こと【赤木ナオコ】
「まぁ積もる話は後にして。あ、それと父さんにはこのことは秘密にしてください。」
「なぜかな?」
「あの人に知れたら、あの人はシンジをどうにかしかねないですもの。そんなの母親として嫌です。」
「私からもお願いします。」
とユイとナオコが言った
「そうだな・・・。良しわかった。」
「リッちゃんも良い?」
「当たり前です。」
「さてそろそろ本題に移りましょう。・・・まず、冬月先生、ゼーレと父さんから手を切ってください。」
「な!何故そのこと(ゼーレ)を知っているんだ!?」
「ゼーレを知ってるってことは・・・。」
「勿論、計画のことも知ってるよ姉さん。だから二人共通の頼みは表では計画を手伝ってる振りをしてください。」
「だがしかし・・・「大丈夫ですよ。母さん達はサルベージします。」出来るのかね!!」
「今すぐは、無理ですよ。でも」
「シンジ!あの人がもう直ぐ来るわ!」
廊下の監視カメラから様子を伺っていたユイがシンジに言った
「わかった母さん。と言うわけで、後で話がしたいので適当に理由をつけて僕のところに。後、ちゃんと色んなことに驚いて下さいね」
「「わかった。(わ)」」
シャーン
言い終わると直ぐに、部屋の扉が開いた。
「シンジ!如何言う事だ!!全然話が違うぞ!!!」
「父さんが話せるわけないじゃん。だって、インターフェイスもしてないのにシンクロできるわけ無いじゃん。それに服も濡れてないから
L.C.Lも入れてないようだしあれないと、インターフェイスあっても無理だよ。」(確かに)
「むぅ。そうか・・・。」
「ま、今行っても母さん話してくれないと思うけどね。」
「何!!如何言う事だ!!!」
「戦いは、エヴァだけでなく母さんにも負担がかかるんだ。だから、多分二週間か、三週間くらい話せないよ。」
「そ、そうなのか・・・。(クソ!早くユイと話をせねば・・・金が・・・)」(この男は・・・)
勿論、そんな事嘘に決まってるのだが何も知らない、アホな外道は疑わない。
「そんなに、話したい?」
「勿論だ!」
「じゃあ、出して直接合わせてあげる。」
「「「何!!出来るの!?(か!?)(かね!?)」」」
「(先生達演技うまいな・・・)うんでも、今すぐには無理だよ。だから、色々と調べたいから技術部第二課の設立をお願いしたいんだ」
「なるほど、だから私も呼んだのね。私は構わないわ。」
「わかった。ユイのサルベージはシンジに任せた。」
「ありがとう、父さん、リツコ姉さん。でも、それには条件があるんだ。」
「なんだ、言ってみろ。」
「僕を裏切った場合は即刻取り止め、【綾波レイ】のすべての管轄移動、それと、ゼーレからの離反。」
「!!!!!!!!!お、お前何処まで知っている!!」
すごく取り乱してゲンドウが言う。冬月とリツコも驚いた顔をしてみせる。
「キール議長、裏死海文書、保管計画。何故かと言われれば、母さんと合ったから。此処まで言えば分かる?」
「・・・・・ああ。そうか、わかった。だが何故ゼーレと手を切る必要がある?」
ここで、まだ少し信じられないと言った感じはあるが、落ち着くためかゲンドウポーズをとる。
「僕が、サルベージするのに保管計画が要るの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・確かに要らないな。」
かなり長い時間考えてようやっと理解したらしい。(知能低過ぎ!!)
「でも、あくまで裏でだけだからね。もし、父さんが疑いを掛けられるような事になった場合は即刻取り消しになるから。」
「な、何故だ!!」
「そんなの当たり前じゃん。ゼーレは疑いのあるものは直ぐに消すだろうからね、多分司令の地位を剥奪されて処刑されるだけだね。そんな事になったら、今度はすごくゼーレの息のかかった者か、ひょっとしたらゼーレの議員が此処に付くかもしれないからさ。そんな中でサルベージ計画なんか出来るわけ無いだろ?」
「そうかわかった。具体的にはどうすれば良い?」
「簡単、少し真実の混じったウソの報告をしてくれれば良い。
その際、僕と冬月先生と姉さんに書類を見せてOK貰った物を提出してね。」
「どうしてお前の「当たり前だろ!!
父さんの場合はあからさま過ぎたり言っちゃいけない事を書くかもしれないからだよ。」・・・わかった。」
覚えがあるのか此処は潔く引き下がった。
「それと、さっきも言ったけど綾波レイのすべての管轄を僕がしたいんだけど・・・良いよね?」
「ああ、構わん。」
「これがチルドレンの管轄移動とサルベージに間する書類。勿論これは実印・直筆でお願い。冬月先生と姉さんもサインお願いします。」
「ああ。」
そう言って一切読まずにサインする。リツコ達もこれは全然賛成だったので読まずにサインする。
その書類にはこう書かれていた。
綾波レイのことすべては碇シンジが管理する事が出来、親権は碇シンゾウの元に行く。
チルドレンの私生活については司令の許可無くとも報告すれば良い。また、私生活には関与出来ない。
この書類にサインしたもの以外はこの書類の内容に異見することは出来ない。
この書類内容を覆す場合はサインした者の全員の賛同と綾波レイの賛同を受けなければすることが出来ない。
ちゃんと読まないからこんな事になる。馬鹿としか言いようが無い。
「それと、保安部と諜報部も僕の管轄に置きたいんだけど・・・。」
「何故だね?」
「二つとも、一課が二重三重のスパイだらけだから。」
「「「何だと!?!?!?!?!?(何ですって!?!?!?!?)」」」
之には、二人とも驚いたようだ。
「本当だよ。だから、BBSランクまでだけど情報、駄々漏れだよ。」
情報にはそれぞれランク付けがされており、
ランク;見るために必要なID LV
X(ゼーレや、計画のこと。);ID LV.SS
SSS〜S(レイの素体など。);ID LV.S
ASS〜A(ダミープラグなど。);ID LV.A
BSS〜B(BABまでもれても大丈夫);ID LV.B
CSS〜C(此処までは見られても支障は無い。);ID LV.C
D(此処まで、一般公開);ID LV.D(一般作業員及び非戦闘員用ID)
E
F
となっている。
「まぁ、(ナオコさんに)ダミー流しておいてもらったし、そいつ締し上げるてるから大丈夫だと思うけど。」
「そ、そうか。わかった。」
「後、僕の階級だけど二尉か三尉でお願い。」
「それなら問題ない。国連から階級受諾書が届いている。だからお前の階級は・・・・・・は?」
「如何した?碇。」
と階級受諾書の入った封筒をあけ、驚くゲンドウ。その書類を冬月に渡すゲンドウ、リツコも横から覗くと
「「碇シンジ二将!!?」」
その階級に驚きを隠せない二人ちなみにこの3人の階級は
ゲンドウ:二将
冬月:三将待遇
リツコ:一佐待遇
「これは、チョット大き過ぎるんじゃないか?」
抗議の声をあげる冬月にリツコが
「いえ、大丈夫だと思います。彼は、世界で【メシア】と呼ばれている存在ですから。」
「!・・・、そうだったな。」
「ああ、それに三つの科に所属していて更にエヴァでのあの功績。問題あるまい。それから、シンジには技術部第二部長を務めてもらう」
「わかった。でも、第二課の課長は僕が推薦した人にやってもらいたいんだ。あと、こちらに招きたい人もいるしね。」
「誰だそれは?」
「ツナミ博士と、ルクレツィア博士。」(ダレその人)
「ツナミ博士って、あの【超越者】ツナミ・ウェーヴィン博士!?USEの開発者の!?
それに助手のルクレツィア・ヴァレンタイン博士まで!?」
ツナミ・ウェーヴィン博士とは?
ドイツのハイデンブルグの某有名大学を最年少主席、最多研究発表で卒業。最近では、有名なアメリカのスタンフォード大学で特別講師として呼ばれ、講義をする代わりに研究施設を使わせてもらう事で講義を何度か行い、そこで新しいエネルギーUSEの提唱、その発表が国連の眼に留まり国連化学エネルギー研究課に、年に2〜3回レポートを提出しさえすればすプライバシーの完全保護、自身と家族の安全を約束される重要人保護を受けている。が、USEの発表当日〔まだUSEは研究・開発が必要だから、正式発表は出来ない。だから過程的な発表を理事長にお願いしている。〕と言って弟子と機材と共に10年前から行方を晦ましているがちゃんとレポートを出しているから国連は何も言うことが出来ないでいる。しかし数多くの偽名を使っているため人物の特定が出来ず、国連でも上層部の一撮み程度の者しか博士の姿を見たものは居らず、その姿は一切が謎に包まれている。
ルクレツィア・ヴァレンタイン博士
シンジと共にツナミ・ウェーヴィン博士の助手しかしそれ以外はツナミ博士同様謎に包まれている。
USEとは?
Ultimate Semipermanent Energy(アルティメット セミパーマネント エネルギー)訳は〔究極の半永久的エネルギー〕の略で、
2005年にツナミ・ウェーイン博士によって研究・開発された最新のエネルギーである。
二酸化炭素を酸素と炭素に無理やり分解することにより爆発的なエネルギーを生み出すものであり、俗に言う人工光合成である。しかも、その技術は博士のものしか存在していない。さらに、1kgのドライアイスでアメリカ大陸全土が1週間明かりが消えないと言われている、まだ試作段階では在るがS2機関に並ぶ夢の理論・機関である。だが非常に危険性が高く2時間半以上機材をフルに動かそうものなら日本の総電量を軽く上回る約200万MW(メガワット)が暴走し機材のある場所から半径約5000kmが消滅することとなる上に、量産性の効かない機材であるため実用されるのはまだまだ、先であると思われることが欠点であり、更に、まだ試作段階なため博士の持つ1台しかこの世に存在しておらず、機材も超巨大になってしまう。だが国連によりこの功績を称えられ、ツナミ・ウェーイン博士は【超越者】と呼ばれている。
「うん。僕が4歳〜10歳までお世話になったひとたちで僕の師匠だよ。でも、すごく人見知りもするし、かなりの人嫌いなんだ。だから、非常勤の職員扱いにして欲しいんだ。それと、博士の名前は呼ばないように面識ない人に呼ばれるのを嫌う人だから。もしものときは、あいつか、博士、とか呼んどいて。」
「ああ、わかった。博士達は一佐待遇とする、だが5年前、協力を願ったのに拒否してきたものが、今更協力してくれるのか?」
「そのときは、僕の研究のせいなんだ。博士は僕の研究を優先して、そちらに手が回らなかったしそのとき何処に連絡した?」
「大学だが?」
「やっぱり。だってもうそのとき其処には、居なかったしね。だから、大学側が拒否ってくれたんだと思う。
そういうわけだから、行き成り発明しても大丈夫なようにこの書類にサインして。
あ、これサインくんないと博士来てくんないよ?コレにも三人とも直筆実印でサインお願い。」
「そ、そうなのか。・・・わかった、許可する。」
ゲンドウは、また何も読まずに許可する。
冬月とリツコはちゃんと読んでいるが、内容に目を見開く。
「シンジ君、本当に良いのかね?」
ゲンドウには見えないが冬月もリツコも笑を堪えている様に見える
「ええ、博士には確認を取りましたから。」
その書類にはこう書かれていた。
第二課は、予算範囲内であれば新しい研究・発明を提出せず行っても構わない。
この書類にサインしたもの以外はこの書類の内容を覆すことは出来ない。
この書類内容を覆す場合は他のサインした者の全員の賛同を受けなければすることが出来ない。
万が一これを破るような事があれば、国連への訴えがきく。
と言うような事が書いてあった。
更に、国連のトップであるネイキッド・クガーレンの直筆サイン・実印入りであった。
書類を読まないゲンドウのミスは此処に出てしまったようだ。やはり馬鹿としか言いようが無い。
「ありがとう後で全てのコピーを渡すよ。で、部屋だけど何処使ったら良い?」
「それは、私が教えるわ。それと、詳しいことを決めたいから一緒に行きましょう。」
「では、私も行こうかな。」
「どうしてです?冬月先生。」
「知らないところに部屋を造られるよりは、良いだろう。それと、ユイ君の事も私が聞いておこう。」
「それなら、俺でもd「お前は、仕事がたまっているだろうが!偶には自分でしろ!!」っく、わかった。」
「「では、失礼します。」」
シャーン、シャーン
「っく、使えん奴め。仕方ない仕事するか・・・。」
一人寂しく仕事をするゲンドウであった。
――――――――――――技術科第二課研究室―――――――――――――――――――――――――――
「ここが、貴方の主な研究施設になると思うわ。ここなら、毎日スキャニングしているから盗撮される心配は無いわ。」
「ありがとうリツコ姉さん。結構広いね。」
「それにしても、さっきのは本当かね?」
「どれがです?」
「保安部のことと、ユイ君に負担がかかることと君のことだよ。」
そういうと、ユイが
「ああ、保安部のこととシンジのことは本当のことですけど、私のことは全部嘘です。」(ヲイヲイ良いのかそんなんで?)
「そうだったんですか?良かった・・・ユイ博士のことが嘘で。そういえば、母さんは何処です?」
「マギに戻ったわ『またお話しましょうね。りっちゃんだって。』更にいうと、ツナミちゃんの事も協力は本当だけど、人嫌いは嘘よ。」
「そ、そうなんですか。」
そして悲しそうな顔になるリツコ其れを見たシンジが
「っで、何処まで話したっけ?」
話題を変える
「私達のサルベージのトコまでよ。」
ユイもシンジにあわせる
「そうだったね。じゃあ計画のことについて話そうか。そもそも、
あの方法は人類をすべて破滅にするための計画なんだ。言い換えれば、集団自殺の世界版見たいなものだよ。」
「「そ、そんな計画だったの(か)・・・。」」
「それに、三人とも私に会いたくて計画してきたんですって?あの計画じゃあ私に会えるなんて無理よ。
1809兆2030億77万6859分の1の確立なのよ?運良く合えたとしても、一瞬だけよ。」
「そう・・・・だったのか・・・。わかった。話は以上かね?。」
「はい。あ、姉さんマヤさん呼んでくれない?技術部の話がしたいから。」
「わかったわ、チョットまってね。・・・・・・マヤ、私よ。ええ直ぐに技術部第二課に来て。
場所はあまった研究室よにそんなに遠くない一課からわかると思うわ。
ええ、其処よ。わかったら早く来て頂戴、シンジ君が待ってるから。じゃあね。」
「では、私は、司令室に戻るとするよ。いか・・・ゲンドウがちゃんと仕事しているかを見てくる。」
「分かりました。」
冬月が出て行って5分後・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・す、すみ・・・ま・・せ・・・・・・ん。遅く・・・・なりま・・し・・た。ふぅ。」
「は、早かったわね(^_^;)(発令所から此処までかなりあるのに・・・)」
「う、うん。早かったね、マヤさん。」
「シ、シンジ君に早く会いたかったから・・・ぽ」(ストレートに告白ですか)
「そ、それはありがとうございます。では、コホン、本日を持って技術部第二課のものになりました。
碇シンジ二将です。あ、仕事のとき意外は敬語はいいです堅苦しいのは嫌いですし。」
「・・・・てことは私の上官!!?シンジ君が第二部長!?」
「ええ、そうよ。そして課長はツナミ博士よ。」
「えっ!あのツナミ博士ですか?でも確か、5年前に協力出来ないっていってたはずでは?」
「そのときは、僕の研究を優先して、そちらに手が回らなかったんです。あ、そうだ。二人ともツナミさんと話がしたいですか?」
「「勿論!!」」
「そ、そうですか。なら、二人のアドレスください。ツナミさんに渡しておきますから。」
「「はい!!これ!!!」」
「(い、いつ書いたんだろ?(^_^;))あ、ありがとうございます。」
「よし、じゃあそういうこで話を始めましょうか、リッちゃん。」
行き成り何処からとも無く声が聞こえたので、びっくりして周りを見やるマヤ
「・・・・・・せ、先輩。い、今のは?」
「あ、そうかマヤは、初めてなんだったわね。えっと、シンジ君アレ貸して?」
「良いですよ。はい、どうぞ。」
それからサインマギや、ユイの話をして・・・
「ということで、初めましてシンジの母のユイです。」
「は、初めまして。伊吹マヤです。」
「それにしても、大胆ねぇ〜、マヤちゃんって。」
「え?如何いうことですか?」
「あら、シンジにストレートに告白したじゃない?」
「あ、アレは・・・その・・・ぽ。」
「もう母さん。からかうのは後にしてよ話が進まないよ。」
「え〜。」
「もう。コホンでは、第二課は主にサルベージ技術の研究・開発をして行こうと思うんだ。」
「じゃあ、武器の研究・開発、使徒の研究はこちらが担当するのね?」
「いえ、エヴァの武器の研究・開発は第一・第二の共同にしましょう。エネルギー関係は此方がやりましょう。」
「ええ、そのプロフェッショナルがいることだし、お願いするわ。」
「それと、これは僕の発案したモノなんだけど、どうでかなぁ?」
「どれどれ〜。・・・フムフム・・・フンフン・・・この超高周波ナイフとかは良いとして、
このライフルは全然電力がたら無いわよ?」
「いや、これは、ちゃんとしたバッテリーを用意してあるから、へいきだよ。若しもの時は、USE使うし。」
「「在るの!!?此処に!!?」」
「いや、今博士が持ってるけど近いうちに博士と共に届くから。」
「そ、そうなの。」
「ねぇ?これも博士に見せてあるの?。」
マヤが机の上にあるモノを指して言った
「良く見てくださいよ。ここ、何て書いてあります?」
そこには「Tunami・Wavin」と書いてあった。
「「こ、これは!!ツナミ博士の!!!」」
「それも、開発するものです。今の僕では全然手が回らないので、僕のと一緒にお願いできますか?」
「「勿論!!!!」」
「そ、そうですか。(^_^;)」
「あのUSE開発者ですし、その弟子の物も在りますからね。期待できそうです!」
マヤがすごく眼をきらきらさせて、言った。
「ええそうね。」
リツコの眼ががマッドになる。
「そ、それは光栄ですね。(^_^;)そ、それじゃあ皆さんに僕のことを改めて紹介したいから、
発令所まで集めてもらえませんか?その間僕違うことしますので。全員集まったら僕のマギに連絡下さい。」
「わかったわ。」
「では、行きましょう先輩!」
「もうそんなにはしゃがないの。」
シャーン・・・シャーン。
「さて、母さんもそろそろ戻ってたほうが良いんじゃない?」
「え〜!!もっとシンジと居たいわよ!!」
「でもあっちには、イヴさん一人だから早く行ってあげたら?」
「むぅ〜。わかったわ。」
「(チョットの間にずいぶん子供になった気が・・・でもそのまんまの気もするんだよね〜(^_^;))うん。じゃあ僕は保安部に行ってくる。」
「じゃぁね〜。負けないでよ〜。」
「大丈夫だよ。」
―――――――――――――ネルフ格闘技場――――――――――――――――――――――――――――
此処はネルフ格闘技場の大試合室そこにはネルフ保安部・諜報部第一課の全員が転がっている姿と、
服の乱れも無く汗一つ欠いてない少年が一人。
「っていうことで・・・己の精進、心の切り替えなどをお願いします。したくないなら、
今すぐに辞表を提出してください。」
♪♪〜♪〜〜♪♪♪〜〜♪ピッ
「最後に、之からはもっと厳しくなる事が予測されるのでこの程度では死ぬだけです。じゃあ僕はこれで。」
シンジが去った後・・・。
「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」
「何だよこの有り様は!!!」
「俺たちは、守る側より弱いのかよ。」
「仕方ないぜ。碇二将は、百式格闘技の師範。
そんなやつに敵う訳が・・・「かなうかなわないが問題じゃない!!」なに?」
「俺は、碇二佐に弟子入りする。」
「はぁ?お前馬鹿じゃねえの?そんなことしても、かなうわけ無いじゃねえか。」
実は、話しているこの5人以外全員気絶し、殆どが病院送りの怪我を食らっていて、ほかは喋れないのだ。
「そんなの関係ない。俺たちは、チルドレンを守らなければならない立場にある上に、大人なんだ。」
「そういうことか。」
「はぁ?だから如何言う事だよ。」
「まだわからないのか?碇二将は何て言っていた?」
「〔己の精進、心の切り替えなどをお願いします。したくないなら、今すぐに辞表を提出してください。〕だろ?」
「其処まで言われて分からないのか?
いいか、碇二将は俺たちが仕事を怠けていたのを一発で見抜いたってことだよ!!」
「「「「!!!」」」」
「だから、俺は碇二将のもとで修行して「己の精進」にはかる。」
「「「「お、俺たちも行く!!」」」」
「でも、まずは、この屍の処理からだな。」(まだ死んでないって)
「「「「ああ、そうだな。(-_-;)」」」」
この後、ほかのスパイの入っていない保安部と諜報部の全ての課にも一課並みとまでは行かないものの
被害が出たが其々の課長達がシンジの言った〔己の精進、心の切り替え〕を諮って新しい制度などを設け更に
これは〔上から叩かれる前に俺たちにしてくれた愛の鞭なんだ碇二将は何て慈悲深いんだ〕等と言う
勝手な解釈が広まり、シンジに諜報部・保安部がほぼ全員弟子入りする事となった。
――――――――――――総司令執務室――――――――――――――――――――――――――――――
「碇、今保安部から連絡があった。」
「で?どうだった?」
「やりもやったり、240名いる保安部・諜報部を75人骨折などの重傷、ほか165人も軽い怪我と凄い疲労している。」
「そうか・・・・。役立たずは此処には必要ないといっておけ。」
「それは、シンジ君の仕事だろう?さっき約束したではないか。」
「う、うむ。そ、そうだったな。それより、その75人の身元を洗え。」
「どうしてだ?」
「あのシンジが無駄にそんな事するはずが無い。前の戦いのとき、保安部に気を使っていたあいつならな。」
「なるほど、わかった。」
そのうち、60名が二重、15人が三重のスパイであった。その後、その75名はマッドラボ(リツコのプライベートルーム)行きとなり、全員戻
ってきたときには、喋り方がロボットみたいになっていた。
――――――――――――――発令室―――――――――――――――――――――――――――――――
「っと言うわけで、本日よりネルフ技術部第二課及び、
保安部顧問及び、サードチルドレンとなりました碇シンジ二将です。皆さん宜しくお願いしますね。(微笑)」
「「「「「「・・・・・・・」」」」」」
「あ、あの〜如何したんですか?皆さん固まっちゃって・・・。」
「当たり前よシンジ君。貴方が此処の司令並に地位が高いのよ?普通驚くわよ。(固まっているのは別の問題でしょうけどね。)」
「あぁ、そういうことか。でも、仕事以外でいちいち敬語使われるの嫌だし、
だいたい僕のほうが年下なのにそんなことされたくないです。」
「(本当は、そんなことで固まっちゃたんじゃないんだけど。)わ、わかったわ。ねぇ、シンちゃんってよんでもいい?」
「ええ、今はプライベートなので一向に構いません。皆さんもプライベートの時は敬語以外で好きに呼んでください。」
と、言う風な感じで自己紹介が終わった。
「そういえば、シンちゃんって住むトコ在るの?」
「いや、決まってないはずです。」
「「なら、私のところにこない?」」
同時に二人もお誘いがあった。
「ちょっと、リツコ!アンタも、ヤッパリショタッ気があるのね!」
「アンタもって如何いうことよ!!だいたい貴方の部屋に行ってシンジ君が生きてけるわけ無いでしょ!!!」
「なんですって〜!」
「なによ!!」
いがみ合う三十路コンビ困ったシンジは
「う〜ん。これじゃあ切り無いから・・・そうだ!・・・・・・・・もしもし?冬月先生ですか?はい、実は僕の住む所なんですが・・・え?もうすでに
決まってる?・・・はい・・・・・・・・はい分かりました。ではピッ。姉さん、ミサトさん僕達の住むトコ決まってたそうです。」(達?)
「「何ですって!?何処よそれは!」」
「ミ、ミサトさんの隣だそうです、部屋の整理・荷物等が終わるまではミサトさんの家で住むようにするらしいですけど、その後はリツコ
姉さんと一緒が僕の部屋に行って住むそうです。決めたのは副指令で、ミサトさんは戦闘技術と運転技術が高いから緊急時に何かと便利だ
からだそうです。あと僕達チルドレンの護衛はミサトさん、保護者はリツコ姉さんだそうです。それと、チルドレンと作戦部部長が一緒だ
と何かと便利だそうですから。」
「よっし!」
「っく。こんなことなら、ちゃんと家事もしておくべきだったわ・・・。でも、少しの間だけど私の家に招待ね。」
「ミサト、襲うんじゃないわよ?」
「そんな事しないわよ!!じゃ、行きましょっかシンジ君。」
「その前に、よる所が在るんですが良いですか?」
「良いわよ。で?どこ?」
「行けば分かります。」
――――――――――――――病院303号室――――――――――――――――――――――――――――
「もう。シンちゃんったら〜♪すでにレイに手を出していたなんて〜。隅に置けないわね〜。」
「ち、違います。僕が、綾波の私生活の管理・常識の教育などを管轄しているんです!」
くい、くい
「ん?何綾波?」
「碇君、私といるの嫌?」
「ど、どうしてだい?(前にもこんなことあったような・・・)」
「だって、嫌々してる様に聞こえる。」
「(そうだった。綾波は・・・)違うよ綾波。僕は自分で進んで望んだことだよ。それに僕は嫌いな人と生活を共に送るなんて出来ないよ?」
「そう、良かった。」
「で?ラブラブ中悪いけど〜そろそろ良いかしら?」
「は、はい。じゃ行こう、綾波。」
「うん。」
――――――――――――――ミサトのルノー――――――――――――――――――――――――――――
「さ〜て、今日は久々にぱ〜っとやるわよ!」
「はい!でも、僕に料理担当させてくださいね♪」
「・・・・なんで?」
「姉さんに聞きました。でも、安心してください細菌兵器(食べれないもの)なんか造りませんから。あ。」
意外と毒吐くシンジ。ミサトはと言うと・・・
「そ、そう。分かったわ。(リツコの奴〜!なに吹き込んだのよ〜!!)」
「さ〜て、買い物も終わったし帰りましょうミサトさん。」
「ええ。と言いたいトコだけど、ちょっちよる所が在るのよね〜。」
「寄る・・・所?・・・何処ですか?葛城一尉。」
「行けば分かるわ。それと、レイ?アンタの上司は・・・あ〜、あたしの事なんだけど、名称より名前で呼ばれるほうが好きよ。」
「なぜ?」
「綾波。ミサトさんはね、私生活まで仕事を持って行きたくないんだよ。綾波だって僕から綾波特務三尉なんて呼ばれたくないだろ?」
コクン
「でしょ?だったら、名前で呼んであげなくちゃ。」
「分かったわ。・・・・・・ミ・・ミサ・・ト・・・さん。」
ちょっと恥ずかしそうに頬を染める。そして、
くい、くい。
「ん?如何したの?綾波。」
「・・・分からない。ミサトさんって名前・・・呼ぼうと思ったら、顔、熱くなって動悸が激しくなって、顔見れなくなったの。」
「(か、可愛い!!!)クスッ。それはね、恥ずかしいっていうんだよ。」
「・・・そう、私、恥ずかしいのね。」
「ありがと、レイ。お、そうこうしているうちに着いたわよ二人とも。」
「ここで何があるんですか?」
「良いから、3・・・2・・・1・・・0!!」
ミサトがカウントを終えると、サイレンが鳴り響き
「す、凄い!」
「ビルが・・・生えてきてる・・・。」
シンジとレイは眼を見開いて驚いている。
次々とビルが現われ、ついには高層ビル街が目の前に広がった。
「対使徒迎撃要塞都市・・・・・・・第三新東京市・・・・・・・・・これが私達の街よ。」
更にミサトは続け、
「そして・・・・・・貴方が守った街、貴方達がこれから私達と共に守る街。」
黄昏時の夕日に反射して、ビルが紅く輝く。その目の前に広がる光景と、ミサトの言葉に二人はしばし時間を忘れた。
―――――――――――マンションコンフォート17・ミサト宅―――――――――――――――――――――――
シンジの部屋はまだ荷物が片付いてないということで、ミサトの家に上がらしてもらう事にしたのだが・・・
「御邪魔します。」
「・・・御邪魔します。」
シンジに習いレイも挨拶するが・・・
「チョット待った!違うわよ、ここは、私の家でもあり貴方達の家でもあるんだから。」
「でも、ぼく隣に部屋持ってますよ?」
「それでもほんの少しでもあたしんちに暮らすんでしょ?此処では皆家族よ!家に入るのに〔御邪魔します〕じゃないと思うわよ?」
くい、くい
「・・・・碇君。自分の家に帰る時って何て言うの?」
「え!?・・・・まぁいいか!えっとね、・・・・って言うんだよ。一緒言いおう。綾波。」
「うん。」
「「ただいま!」」
「お帰りなさい。さ、二人とも来てちょっち散らかってるけど・・・・・・如何したの?二人とも?」
「こ、これは・・・。」
「碇君が言ってたより酷い。」
「ミサトさん。」
「な、何?シンちゃん。」
「ミサトさんは「クワァ〜。」な、なんだ!?」
「ああ、私の同居人のペンペン。」
レイはすでに自己紹介も済んでいるようだ。その証拠に抱きかかえられている。
「そ、そんなんですか。コホン。紹介が遅れたね、僕は碇シンジ宜しくね。」
「クワァ〜。」
「そう、碇君のこと歓迎してくれるの?ありがとう。」
驚いた顔でシンジとミサトがレイに
「「レ、レイ(あ、綾波)ペンペンの言葉分かるの?」」
「なんとなく。」
「す、凄い。それは良いとして、ここなら多分直ぐに終わるな。ミサトさんと、ペンペンはリビングをお願い。
綾波は、食材を冷蔵庫に入れた後ペンペン達を手伝って、僕はキッチンを担当してから料理するから。」
「え?え?え?如何いうこと?シンちゃん?」
「くわぁ〜くわっ!」
「〔かたずけに決ってんじゃないか!〕だって、私もそう思う。」
「え〜!ご飯がいい〜!」
「掃除が済んでからです。それと、サボったりしたらご飯抜きです。」
「そ、そんな〜(ToT)」
そんなこんなで掃除は始まった。
天使は、月の天女の通う学び舎に向かった
其処で天使は黒い漢に会った
果たしてその漢はいったい何者なのだろうか?
その答えは空のみが知っている
To be continued...
(2008.07.05 初版)
(2008.07.19 改訂一版)
『この作品は、とりもち氏の作品の影響を受けていますので、似たようなところが出るかもしれません。
その辺りは、氏に許可を頂きますし、後日改訂する場合もございますので、温かい目で見守って下さい by東雲』
作者(東雲様)へのご意見、ご感想は、または
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