予告編
presented by 紫雲様
全ての命が失われてしまった世界。新たなアダムとイブとしての役割を割り振られてしまった子供達がいた。
だが心に傷を負った2人にとって、その役割は果たせる物ではなかった。
心を闇に捉われた少女は、悪意と侮蔑、暴力で少年に応え、死への道のりを望む。
少年は少女を救おうと、全ての元凶たる自分自身を消滅させる道を選ぶ。
少年は少女の為に、世界を創る。そして、その世界に少年の居場所はなかった。
さよなら、アスカ。次に目を覚ました時には、もう僕は存在しない。だから安心して幸せになってね―
例えアスカが碇シンジという存在を覚えていたとしても、他の人間全てが碇シンジの事を知らなければ、アスカは碇シンジと言う存在を確認できなくなる―
死を望む創世の使徒―碇シンジ
せめて私は覚えていてあげる。あなたの中で、眠りにつかせて。あなたが抱え込んだ悪意を、私が眠らせてあげるから―
自分自身を許してあげて・・・そう伝えてほしい―
少年を見守る事を選んだ少女―綾波レイ
この槍『ゲイボルグ』を振るうに相応しい強敵こそが俺の望みだ―
あえてマスターじゃなくて、坊主と言わせて貰うぜ。たかが17年程度の人生を生きただけで、もう人生諦め状態かよ。ふざけんじゃねえぞ―
少年を見守るサーヴァント―ランサー
あの虎、せめて食費ぐらい置いてけと言うんだ―
シンジのお母さんのお墓に、花を捧げて来てほしい。そう頼まれたんだ―
正義の味方を目指す少年―衛宮士郎
問おう。貴方が私のマスターか?―
我が名はセイバー。士郎の剣です―
最優のサーヴァント―セイバー
貴方の目的は何?どうしてランサーに、私達を襲わせたの?―
魂食いなんて外道を許す訳にはいかないのよ!―
誇り高い天才魔術師―遠坂凛
ランサー、何故、手を止めた?―
ふむ、では私も相伴に預かろうか―
正体不明のサーヴァント―アーチャー
時計塔に所属する魔術師です。どうか、お見知りおき下さいませ―
バーサーカーを正面から蹂躪し、完膚なきまでに屈服させなさい!―
時計塔からの参戦者―ルヴィアゼリッタ=エーデルフェルト
サーヴァント3騎がかりというのは、いささか雅に欠けるのではないかな?―
今宵は挨拶だけと言っていたが・・・倒してしまっても構わぬか?―
忠義深き侍―アサシン
やっちゃえ!バーサーカー!―
アインツベルンは貴方を歓迎するわ―
白い妖精―イリヤスフィール=フォン=アインツベルン
WOOOOOOOOO!―
最強のサーヴァント―バーサーカー
あなたは誰かな?穂群原学園の関係者ではないようだが―
言峰、良い判断だったな。褒めておこう。それは加持の仕込みか?―
朽ちた殺人者―葛木宗一郎
人の家に土足で踏み入ってきた割に、随分と態度のでかい事―
申し訳ありません、宗一郎様―
小さな幸せを望む魔女―キャスター
だ、誰が助けてくれと言ったよ!―
僕は魔術師だ。こんな事も出来るんだよ!―
ライダーのマスター―間桐慎二
サーヴァントを連れずに出歩く、その蛮勇。あの世で後悔なさい―
私は反英雄。忌み嫌われ、恐れられるあまり崇拝の対象となったもの―
妖艶なサーヴァント―ライダー
どうして遠坂先輩にそんな事言われなきゃならないんですか!―
私から見ても、先輩は良い人だと思います―
運命に翻弄される少女―間桐桜
何で遠坂さんがいる訳?あと、そちらの金髪の女の子は?―
虎って言うなああああああ!―
穂群原学園の名物教師―藤村大河
そこの少年。一体、何をしているのだね?―
君のように、人でない存在が何の制約もなしに歩いていると、色々不都合があるのだよ―
聖杯戦争監督役―言峰綺礼
儂は間桐臓硯、桜と慎二の祖父じゃ―
これなら儂が聖杯を手に入れる事ができるじゃろうて―
間桐家当主―間桐臓硯
うるさいわね!アタシが欲しいのは、アンタがいない世界よ!―
・・・馬鹿・・・アタシ・・・馬鹿だ・・・―
少年の片翼―惣流=アスカ=ラングレー
To be continued...
(2010.11.27 初版)
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