未来を切り開く者達

第一話 崩壊の兆し

presented by トシ様





ある薄暗い一室で、一人の男が先日渡された書類に目を通していた。男の名は碇ゲンドウ。国連直属の非公開組織、『特務機関NERV(ネルフ)』の司令である。彼が目を通しているのは、彼の息子である碇シンジの調査報告書だ。
彼がシンジを捨てたのはおよそ5年前。予定では金で雇った赤の他人が親戚を名乗りシンジを保護し、ゲンドウが望む『脆弱な自我を持ち、愛情に飢えた弱い子供』に育て上げるはずだった。
だがシンジが保護される前に姿を消した為、その計画は頓挫した。ちなみにこの男、その知らせを聞いた時に
「シンジめっ、役に立たん奴だっ・・・!親の私に逆らいおって!!」
などと実に自分勝手、なおかつ意味不明な台詞を吐いたのだが、まあこれは置いておこう。それから諜報部を使いシンジの行方を捜していたのだが、一向に手がかりが得られないまま5年が過ぎていた。
その間に捜索が上手く行かない事に腹を立てたゲンドウの八つ当たりによって解雇された諜報部員の数は、実に300人以上になる。さらに人員の補充もそうそう簡単に出来るけなく、結果当初は1流の諜報員で構成されていたネルフ諜報部は、3流くずれ、よくて2流程度の人間しかいなくなっていた。
となると当然捜索は遅れ、腹を立てたゲンドウにより数少ない腕利きの人間が解雇され、代わりに補充されるのは無能な人間。
この男自分で組織を弱体化させているのに気付かないのだろうか?
きっとこの男の事だから、
「問題ない。駒はまた増やせば良いだけだ。それに役に立たない駒など必要ない。」
などと言い、自分でその無能な駒を量産しているのだろう。ちなみにこの時捨てた諜報員によって将来痛い目を見るのだが、それはまた別のお話。



さて、話を戻そう。ゲンドウが執務室で読んでいるシンジの捜索報告書の内容は、いつもと同じ『発見出来ず』である。報告書を読み終わったゲンドウは勿論怒り、机の上にあった書類や個人宛に届いた封筒なんかと一緒にシュレッダーにかけてしまった。ちなみにその封筒の類だが勿論読んでない、いやむしろ開封すらしていないのだが、ゲンドウの頭の中では「書類?ふっ、問題ない。」などと訳の分からんフレーズが流れている。間違いなく
面倒くさかっただけなのだろうが。
いつもならこの後はなにもする事が無く、勤務時間が終わるまで机上に両肘を着き口元で手を組んだ、かの有名な『ゲンドウポーズ』で小さなお子様は閲覧禁止な妄想に耽るのだが(ちょっと待てコラ)、今日は違った。
「い、碇っ!大変だぞ!!」
と、なにやら慌てた様子で一人の老人が駆け込んできた。この老人の名は冬月コウゾウ。NERVの副指令である。
「どうした、冬月?随分慌てているが・・・。」
普段落ち着いた雰囲気を漂わせている冬月の慌てぶりを疑問に思いつつ、ゲンドウは尋ねた。実際、冬月がここまで慌てた様子でいるなど、かれこれ5年ぶりなのだ。しばらくして息を落ち着かせた冬月は事情を説明し始めた。
「あ、あぁすまん。実はついさっき諜報部から連絡が入ってな、シンジ君の居場所が判明したらしい。」
「そうか。で、シンジは何処に居るのだ?」
と、およそ5年ぶりに息子の居場所が分かったというのに、少しも動揺していない。本当にシンジの父親なのだろうか?
だがその冷静さも、次の冬月の言葉によって吹き飛んだ。
「御神宗家、正確にはその裏である不破の屋敷だ。」
「なんだとっ!?」
先程の態度は何処へやら。ゲンドウは驚愕のあまりゲンドウポーズを崩し、馬鹿みたいに口を開けて固まっている。
だがそれも無理は無い。シンジがいる家が特殊すぎるのだ。

御神、それは何百年もの間、裏の世界において最強の座に立ち続ける一族である。御神流と呼ばれる古流剣術を伝え、完成した御神の剣士なら銃器で武装した人間が100人がかりになっても倒せないと言われる最強の一族。
そして御神流には2つの顔がある。1つは宗家である御神が受け持つ、最強の護衛者という顔。そしてもう1つは最も近い分家にあたる不破が受け持つ、最凶の暗殺者としての顔。御神に敵対し生きていた者はほとんどいない、そんな一族である。

「碇、シンジ君が御神にいる以上、例の計画は実行出来んぞ。となれば碇本家にも手出しできん。どうする?」
と冬月がゲンドウに尋ねている。ちなみに『例の計画』とは、早い話が御神宗家に対する爆弾テロである。
御神はその仕事上恨みを持つものが多い。その内9割以上を占めるのが犯罪組織であるが。御神は犯罪者の依頼は決して受けない。その手の組織からすれば、自分達には決して靡かず、逆に自分達の計画を邪魔し、時には下部組織を構成員ごと壊滅させる御神は、非常に目障りな存在だった。
そこでゲンドウはその犯罪組織に御神の情報を渡し、テロにより一族を抹殺してしまおうと考えていたのだ。だが何故ゲンドウが御神を滅ぼしておく必要があるのか、その理由は彼の妻、碇ユイの実家である、碇本家にある。
碇本家は何百年も前からある名家であり、『碇グループ』という世界でも5指に入る巨大財閥の中枢でもあるのだ。
だが碇本家現当首である碇コウイチロウ氏はゲンドウを酷く嫌っており、グループの実権をゲンドウに与えようとはしなかった。
その為、碇の財力を確保しようとするゲンドウはなんとか碇老を暗殺し、その直系であるシンジの父親であるという理由でグループを乗っ取ろうとしていたのだ。
その計画の最も大きな障害となるのが、御神宗家である。
実は御神は碇本家の分家であり、代々碇本家、並びその当主の護衛を受け持ってきたのである。だからゲンドウはまず碇の盾である御神を消し、その後ゆっくりと碇グループを手中に収める予定だったのだ。
だがその計画も全てが狂った。自分が捨てた息子によって完全に打ち砕かれた。そしてこんな計画を立てた本人はというと、
「くそっ、シンジめっ!どこまでも私に逆らいおって、あの役立たずがっ!!なんの為に産んでやったと思っているんだ!!!」
などと、聞くに堪えない罵詈雑言を叫んでいる。はっきり言ってシンジに非は無い。ついでに言うなら産んだのはあんたじゃなくて母親の方だ。いい加減こいつを名前で表記するのも嫌になってくる。

「どうする碇。これでシンジ君に手を出せば間違いなく御神が我々に牙を剥く事になるぞ。」
「くっ、問題ないっ!所詮あいつは予備に過ぎん。いなくてもシナリオに影響は無い。」
この男、こんな状況でも問題ないとぬかしやがった。明らかに問題大有りだろうに。というか計画が崩れた一番の原因は、あんたがシンジを捨てた所為だろう。こんなのが国連直属の組織のトップでいいのだろうか?明らかに人選ミスだ。

「だが碇グループに手出し出来ないとなると、資金の方はどうするつもりだ?」
「ふん、そんなものは他から集めればいい。どうせ国の一つや二つが傾くだけだ、私には関係ない。」
「ふむ、まあ仕方なかろう・・・。」
どうやら碇グループによって賄う予定だった資金は、周辺諸国からかき集めるようだ。だがセカンド・インパクトにより発展途上国は多大な被害を被っている。この状態で資金の徴収などをされれば間違いなくその国は傾く、いや下手をすると滅ぶかもしれない。
それが分かっていながら実行しようとするとは、やはりこの男は外道だ。そしてそれを「仕方ない」の一言で済ませるとは、この老人紳士の様な外面とは逆に内面は立派な外道のようである。まさに似非紳士と呼ぶに相応しい。
この2ヶ月後、いくつかの発展途上国が大規模な飢饉に見舞われ、およそ300万人の餓死者を出し、それと前後してネルフの口座に莫大な金額が入り、何も知らないネルフの監査部は首を傾げたそうである。



シンジの捜索を打ち切ってから半年後、ゲンドウは今日もまた薄暗いネルフ司令室にいた。いつもと同じように書類を流し読み、適当に判を押していた。司令の仕事がこんなので良いのだろうか?
ちなみに一度冬月がこの勤務態度を注意したが、わざわざ例のポーズを作り、「ふっ、問題ない。」と言い、以来冬月も何も言わなくなった。言っても無駄だと悟ったのだろう。
そしてゲンドウは個人宛の手紙を開封すらせず、裁判所からの封筒が混じっていたのだが気にせずまとめてシュレッダーにかけていた。
この裁判所からの封筒はもう一年程前から度々来ているのだが、一度も中身を見ずにシュレッダーにかけているのである。
自分には関係ないと思っているのだろうか。むしろいつ裁判所に呼ばれてもいいような奴なんだが。
手紙をシュレッダーにかけたゲンドウは、一仕事やり終えた様な爽やかな顔をして体を伸ばした。
はっきり言って不気味だ。小さな子供らが見たら絶対にトラウマになる。そして今日もゲンドウポーズを決めて桃色空間にダイブしようとしたゲンドウだったが、またしても冬月に邪魔された。
「碇!大変だぞ!」
と、やっぱり息を切らせた冬月が司令室に駆け込んで来た。
「なんだ冬月。私は忙しいんだ、要件があるなら早く言え。」
妄想を邪魔されたのがムカついたのか、少しイライラしながらゲンドウは冬月に言った。だが、やはり冬月が駆け込んで来た時は、悪い知らせしかないようである。
「先程裁判所から通達があってな、シンジ君の親権をお前から不破家に譲渡し、それに伴い碇性の永久的な剥奪が決まったそうだ。」
「なんだとぉっ!?」
これにはゲンドウも驚いた。なにせ親権があればまだ自分のシナリオを立て直せると思っていたのに、その親権をよりにもよって御神の影である不破に譲渡されたのだ。
つまり今後シンジに手を出せば、その時点で御神に敵対したと見なされて抹殺確定である。
そしてそれ以上に認め難いのが、碇性の剥奪である。
これは碇家からの永久的な追放を意味している。この時点でゲンドウは、自分と妻であるユイとの絆全てを奪われたのだ。ゲンドウは怒りに震え、その理不尽な怒りの半分以上は何故かシンジに向かっていた。
「大体、なぜ裁判も無しにいきなりそんな通達を受けねばならんのだっ!?」
とゲンドウは叫んだが、冬月は呆れ顔で答えた。
「お前が再三の出頭要請を無視し続けたからだろうが。それに裁判所は1年程前からお前宛に要請の書類を送っていたそうだが?」
そんなもの私は知らん!それに要請もなにも連絡すら無かっ・・・!?」
そこでゲンドウは思い出した。確かに1年程前から度々裁判所からの封筒が来ており、表には大きく『重要書類在中』という判が押してあった事に。
そしてついさっきその書類をシュレッダーにかけたばかりだと。
ちなみに今まで来た書類はネルフ特製のシュレッダーにより1ミリ四方にカットされ、シュレッダーに直結したダストシュートにより焼却場へ直行、そこで燃やされた後ジオフロントの森林部に散布されて土に還りました。
ゲンドウは何故かネルフ本部を設計した奴を恨みつつ、自分で全ての絆を無くす手助けをしてしまったという事実に気付き、その怒りの矛先をまたしてもシンジに向け、思いつく限りの呪詛をシンジに放っていた。ここまでくるとシンジ君が本気で可哀想だ。この分だと、その内丑の刻参りでもするのではないだろうか。


「いか、いや、六文儀、どうするのだ?」
そんなゲンドウを見かねた冬月がどうするかを尋ねると、ゲンドウは冬月を憤怒の形相で睨んだ。六文儀と呼ばれたことがよほど気に入らなかったのだろう。そのとき冬月があまりの形相に少しチビったのだが、別にどうでもいいだろう。
だがゲンドウとてこのまま碇性を剥奪される訳にはいかず、なんとか打開策を考えていた。
「・・・委員会に相談する。」
「委員会にか?だが奴らが碇グループと事を構えるとは思えんが・・・。」
「問題ない。委員会とてシンジの重要性は考えているはずだ。なんとかなる。」
と、あくまでシンジの親権を護る為の様な言い分だ。だが実際はシンジの事などどうでもよく、碇性を護りたいだけなのだが。
ちなみに先程から彼らの台詞に登場する『委員会』とは、正式には『人類補完委員会』という。大層な名前だがその実体は、死海で拾った古文書に従い行動することにより神様への階段を上ろうと考えている、頭のネジが緩みまくったお達者倶楽部の事である。
・・・神様への階段ではなく、天国への階段を上ってくれた方がなにかとありがたいんだが。
だがこの老人達、これでも『SEELE(ゼーレ)』という秘密結社を組織し、セカンド・インパクト以前から世界経済を裏から操ってきた集団でもある為、迂闊に手出し出来ないお爺ちゃん達でもある。そしてネルフもこのゼーレの下位組織であり、ゲンドウが今の地位にいれるのもこの老人達の後押しがあったからである。
更に言えばゲンドウがいい加減な仕事をしているのにも関わらずネルフの司令としてやっていけているのは全て冬月のおかげであり、そう考えるとこの世界の老人達は有能な人間が多いらしい。



次の日、ゲンドウは早速委員会に連絡を取っていた。ゲンドウは自分から連絡を取れるような立場にいないはずなのだが、どうやら碇性を手放さない為にはなりふり構っていられないらしい。
暗い部屋の中、テーブルにゲンドウを入れ6人の人間が座っている。彼らこそが例の委員会のメンバーである。
「碇、いや六文儀、いつから君は我々を呼び出せるほど偉くなったのかね?」
会議が始まってまず最初に口を開いたのは、ゲンドウの前にいる特徴的なバイザーをかけた人物。彼こそがゼーレのトップであるキール・ローレンツだ。さすがに世界経済を牛耳ってきた組織のトップだけあり、その威圧感は半端ではない。
「左様。君はもっと自分の立場を弁えるべきだと思うがね。」
とキールに続きゲンドウを皮肉ったのはキールの右隣にいるフランス代表である。
「そういえば確か先日碇本家から絶縁されたそうだね。これで碇グループを引き込むのはかなり難しくなったものだよ。」
そう言ったのはフランス代表の正面に座るイギリス代表だ。どうもゼーレの面々は白人で構成されているらしい。
「さらに自分が捨てた息子に逆に捨てられたそうじゃないか。君は子供の躾も碌に出来ないのかね?」
イギリス代表の左隣にいるアメリカ代表がそう嘲り、
「その上息子はあの御神に保護されたそうだな。まったく、厄介な真似をしてくれたものだ。」
アメリカ代表の正面にいるロシア代表が締めて挨拶代わりの嫌味は終了した。
無論この間ゲンドウはいつものポーズのまま微動だにしなかったが、歯を噛み締めて怒りを抑えていた。

「まあよい。して六文儀、この度は我々に何の用なのかね?」
そうキールが尋ね、初めてゲンドウは口を開いた。
「・・・先日の裁判の結果の撤回をお願いします。」
「却下だ。」(0、2秒)
ゲンドウの要求は一瞬で却下された。その速度はかの有名な「了承」にも勝るとも劣らない。そのスピード判決に唖然としたゲンドウだったが、なんとか現実に復帰するとすぐに抗議を始めた。
「何故です!?今息子を手放してはシナリオに大きく影響するはずです!!」
「それに碇グループの吸収はシナリオを進める上でも重要な事です!その為には親権の確保は必要不可欠です!!」
などと碇性の事には一切触れず、シンジの親権についての抗議しか言わなかったが。なぜなら委員会にとって碇性に関してはさほど重要では無く、この事を議題に出しても却下されるのは目に見えていたからだ。

「では六文儀君、親権を戻したとして、どうやって碇を取り込むつもりかね?彼らにはあの御神がついているのだよ?」
「左様。碇に手を出せば御神と敵対するは必死。そうなれば死は免れん。」
アメリカ代表とイギリス代表が質問すると、ゲンドウは自信満々に答えた。
「ふっ、テロを装い御神を潰せばいいだけの事です。御神さえいなければ碇老など恐ろしくありません。」
そう余裕の表情で答えたが、次のキールの一言でその顔は凍りついた。
「ほう、では六文儀。君がテロを依頼していた組織が二ヶ月程前、その御神によって壊滅させられたと知っているのかね?」
「なっ!?」
初めて聞く事実にゲンドウが固まっていると、追い討ちをかけるように他の議員達が更なる事実を話し始めた。
「そしてそのテロ未遂により、御神は防御力を強化しておる。」
「君の立てた計画のほとんどはあちらに流れているのだよ。」
「今そうして生きていられるだけでもありがたいと思いたまえ。」
「さらに君の計画を流したのは、君が腹いせに解雇した諜報部員たちだそうじゃないか。」
「かつての飼い犬に手を噛まれるとは、いやいやここまで人望が無いとは思わなかったよ。」
と、ゲンドウを皮肉を交えながら嘲笑していると、ゲンドウは閃いたとばかりに顔を上げ、
「ではゼーレの私設軍を使って直接御神を滅ぼせばいいでしょう。奴らとて数で押されれば敵いますまい。」
などと言い放ったのだ。だがそれもすぐさま却下されたが。この男、なぜ御神が恐れられているか忘れたのだろうか。
「貴様は御神を甘く見すぎておる。実際、20年程前に御神宗家を我らの特殊部隊2個中隊で襲撃させたが、部隊は全滅。しかも御神側の損害は軽傷者十数名だけだったのだぞ?」
「左様。君の我儘のために我らの戦力を割くことなど出来ん。」
と返されたゲンドウは、あのニヤリとした笑いを浮かべ、
「ならば屋敷ごと破壊すればいいだけです。」
と言ったが、
「それでは君の息子も死んでしまうが?どうするのかね。」
と冷静に返され、反論出来なくなってしまった。どうやら御神の排除にばかり気が向き、シンジが今何処にいるのかを忘れてしまっていたようだ。
この男はもはや馬鹿としか言いようが無い。結局、
「それに裁判については君が再三の通達を無視したのがそもそもの原因なのだ。君の尻拭いをしてやれるほど我々は暇ではない。」
というキールの至極最もな意見により会議は終了。委員会のホログラムが消えた部屋に取り残されたのは、妻との絆を全て絶たれ、その責任を何故か全て息子に向けている愚かな男だけだった・・・。



To be continued...

(2004.10.18 初版)
(2004.10.27 改訂一版)


(あとがき)

はじめまして、トシと申します。
SS初心者(むしろ仮免?)なのにクロスオーバー?に手を出してしまいました。気付かれた方がいらっしゃるか分かりませんが、このSSは「とらいあんぐるハート3(通称とらハ3)」と微妙〜にクロスしています。そしてとらハから出演予定なキャラは、実は御神の一族だけだったりします。
原作ファンの方、申し訳ありません。こんな「クロスしてないやん!」と突っ込みたくなるような作品ですが、よろしければ気長にお付き合い下さい。それでは。


(あとがき in 改訂一版)

どうも、トシです。プロローグと第一話に少しだけ手を加えてみました。
それと「とらハ」キャラは原作どおり名前を漢字表記にしました。理由としては、とらハから出演するキャラの名前が某作戦部長と同じなので・・・(汗)。



(ながちゃん@管理人のコメント)

トシ様より「未来を切り開く者達」の第一話を頂きました。
鬚、まったく懲りないですねぇ〜(馬鹿ともいう)。
碇姓の剥奪くらいじゃダメですね。もっともっと痛い目に遭わせちゃって下さい♪
あと、どうやらここの御神の家は健在みたいですねぇ・・・。
ということは、美由希嬢も実家で親子仲良く暮らしているってことですね♪めでたしめでたし(笑)。
(となると、シンジ君とは家族?兼、幼馴染兼、稽古相手の関係・・・となるのかな?)
近々、逞しく成長したシンジ君の勇姿が見られるのかもしれませんね♪
次話を心待ちにしましょう♪


(ながちゃん@管理人のコメント in 改訂一版)

トシ様より改訂版を頂きましたので、差し替えました。
誤字修正、フォントサイズ変更、人名を漢字表記へと変更・・・くらいでしょうか、変更点は。
シナリオ自体には、大きな変更点はありませんので、今回も特にコメントはありません。
次話を期待しましょう♪

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