違う場所で 〜三国の歴史〜

第九話

presented by 鳥哭様


シンジ達の戦闘が始まるのと、ちょうど同じ頃。


仙人界でも大きな動きが起きていた。


そこは仙人界の中でもかなり立派な神殿の様な造りの部屋で起こった。


その部屋には机が一個だけポツンと置いてあり、そこで一人の男が何やら忙しそうに仕事をしている。


しかも、その男の周りには緑色のデータの塊の様な物がたくさん浮かんでおり、


それを指で操作したりと、かなりのオーバーテクノロジーが仙人界にはあるようだ。


まあそんな事はさておき、いつもはこの部屋からは彼が鳴らす、データ音ぐらいしか聞こえないのだが、


今日はいつもとは違った。


「教主さ〜〜〜〜ん!!!」


真っ白な毛並みで、手には手袋をして両手で無色透明の珠を持ち、さらにマントの様な物までしている、浮遊生物だ。


だがその容姿は、百人に聞いたら百人がそう答えるであろう、生物そっくりだった。


何に似ているか?


見ればわかるだろう『カバ』だ。


どこからどう見ても『カバ』だ。


その『カバ』がその部屋に向かって飛んで来ているのだ。


やはり誰から見ても空飛ぶカバだろう・・・やっぱり。


だが、もちろん言っておくがカバなんかではない。


仙人界に住み、仙人や妖怪仙人たちとの共存をする生物、『霊獣』だ。


あのカバのような生物もその『霊獣』である。


第一カバが空を飛ぶはずもないだろうし・・・。


まあ、そのカバの叫び声に教主と呼ばれた人物が答えた。


「その呼び方はやめておくれよ四不象(スープーシャン)。僕のことは前と同じで楊ゼンでいい。」


そういって、少し今の呼び方に不服を感じながらも、ぎこちない笑顔で楊ゼンは四不象を迎え入れた。


「で、四不象。どうしたんだい?何かあったのかい?」


(どうせ、また師叔(スース)が何か問題を起こしたんだろうな〜・・・)


楊ゼンはどうせいつもの事だろうな〜と思いつつも、とりあえず四不象の話を聞いてみる。


「それが・・・ご主人の言うところによると、また来たみたいなんですよ『来訪者』が」


「何だって!!またかい?すでに2人も来てるのに?今度は何人来たんだい?」


「2人同時らしいです。ご主人が言うには・・・。」


『来訪者』・・・まあこれは二人の会話を聞いていればわかるだろうが。


「二人も!?はあ〜・・・また仕事が増えるのか・・・。


それで、名前はわかっているのかい?


まだ『来訪者』の詳しい名前が知れてるのは『碇シンジ君』ただ一人だけだよ。」


これでもう解っただろう。


『来訪者』とは、すなわち逆行者の事だ。


シンジ以外にも3人の者がこの世界にいるのだ。


「それが・・・ご主人が教えてくれないので、わからないんです。」


「師叔、あなたって人は・・・どうせ解ってるんでしょうね、それぐらいの事は。」


そう言って楊ゼンが額を押さえて溜息を付いたその時だった。


「もちろんだとも。楊ゼン、わしに知らぬ事などないわ。」


そういっていつの間にか楊ゼンの後ろから現れたのは漆黒のローブに身を包んだ男だ。


「ご主人!」


この男がさっきから何だかんだ言われてた男『太公望師叔(たいこうぼうスース)』だ。


「師叔、なぜ教えてくれないのですか?あなたの気まぐれは今に始まった事ではありませんが


・・・このままではどんなイレギュラーが起こるか解らないのですよ?」


「何じゃその理由は?」


そう言って欠伸をしながら、めんどくさそうに答える。


「何だとは何です!!」


明らかに楊ゼンの声は怒声だ。


自分のあまりにも予想してなかった答えにご立腹のようだ。


「二人ともやめてください。喧嘩は良くないッス。」


そう言って二人の仲介をしようとするカバ一匹。


「よい、スープー。楊ゼン自分の言ってることがわからんのか?


イレギュラーとは何なのだ?お前最近『来訪者』についてやたら知りたがっているが


どうする気なのだ?来訪者たちを。」


そういってさっきまでの雰囲気を変えた。


「人間界に波乱を巻き起こすのならば始末しようとも思っています。」


はっきりと『始末』という言葉を強調する楊ゼン。


「始末か・・・。お前あの頃の聞仲にそっくりじゃ。」


聞仲・・・この男については後々説明する事にしよう。


「聞仲に?」


「うむ。殷を人間界に置き換えるとな・・・。どんな方法を使っても人間界を守ろうというおまえ自身の勝手なエゴ。


そこが本当にそっくりだ。」


しばらく静寂だけが時間を取り巻いていた。


そして、先に切り出したのは楊ゼンだった。


「そうかもしれませんね・・・少し見方を変えるようにします。」


「そうか、まあそれは楊ゼン、お前が決めることだ。わしは知らん。」


二人で意味ありげな笑みを浮かべ、重々しかった空気は一掃していた。


「えっ?えっ?何がどうなったんすか?」


意味の分かってないカバも一匹いるが。


「まあ、いい。一人だけ名前を教えておくか・・・。」


太公望は頭を掻きながら楊ゼンの方を見た。


「『碇ゲンドウ』それがもう一人の来訪者『碇シンジ』の父親であり、事の元凶。


史上最悪の極悪人でもあるあの男が碇シンジと同じ日にこの世界に来訪してきた。」


「具体的にいうと、碇ゲンドウは何をしたのですか?史上最悪とは?」


「むう〜〜・・・わしが説明するのもメンドクサイのう〜。」


そういって欠伸をして、自分に喋る気の無いことを全身でアピールする。


「おお良い事を思いついた。少しルール違反の気もするが構わぬか。」


そう言うと太公望は空中に指で円を描き、その円を描いた場所を押すとその円の場所から景色が抜け落ち


真っ黒い空間が現れた。


「師叔、これは?」


楊ゼンは驚きで顔を染めながら、その空中にできた空間を指差す。


「ああこれは「ごごごご、ご主人!!何なんすかこれは!!」


太公望が説明しようとした矢先に四不象が口を挿む。


「ちょっと黙っておれスープー。」


そう言ってグーでカバ(四不象)の頭を打つ。


「痛いっすよ〜〜ご主人。」


頭を抑えながら涙目で睨みかえしているが全く怖くは無い。


「まあスープーは放っておくとして・・・盗み聞きはよくないのではないか?竜吉公主よ。」


そういうと何処からとも無く姿を現したのは腰より長い艶のある黒髪と周りに水泡の浮かぶ、不思議な感じと


穏やかな感じの混ざっ独特な雰囲気の美女が現れた。


「公主さん、いつからいらっしゃったんすか!」


また一人で煩く騒ぎ立てるカバをグーで殴る太公望。


「少し黙れと言ったであろう。話が進まぬではないか。」


「太公望・・・私も一緒に見てもよろしいかのう?」


楊ゼンはもうこの様な突然の展開に慣れているのだろうか、ただ静かに事態を傍観している。


「ほう、竜吉公主よ。お主はこれが何かわかるのか?」


そう言って、からかう様な視線で彼女の事を眺める。


「碇シンジの心・・・それを見るのだろう?何となくそんな気がするのじゃが・・・」


竜吉は目を閉じながら静かにそう答えた。


「正解だ。時間も押してきておるから、そろそろ見るとするかのう。」


そう言うとだんだん黒かった空間に光が差し始めた。


そして、仙人界では3人と一匹の上映会が始まるのだった。

























人間界に視点を変えてみようか。


おっと話題の中心であるシンジの戦いの最中ではないか。


それではじっくりと見てみましょうか。


シンジは納刀したまま、頂角は杖を構えたままの両者睨み合いが続いている。


シンジは今までの相手とは比べ物にならないほどの力を頂角が持っているのに気づいていた。


だからこそ自分が先手を打ち、死合のペースを掴みたいのだが、居合いは先ほどの攻防で通じないことは


証明済みだ。


ならば自分に何ができるのか?


シンジはそれを必死に考えていた。


どうすれば相手に隙をつくり、一撃を加えられるのか。


勝負にとって至極当然の事を今更ながらシンジは考えていた。


当たり前のことだが、それが一番難しいのだから。


こうして、均衡状態は続く。


お互い一言も喋らず、動かず、ただ沈黙を保ったまま。


だが二人の圧倒的に違うところは精神的余裕の差だ。


シンジには様々な不安要素があるが、頂角には何もそれはない。


そして、それを物語っているのが二人の現在の表情だ。


シンジは顔を引き締め、常に相手に気を配っている。


対照的に頂角を杖を構えているものの顔はニヤラニヤラと笑い、厭らしい視線を後ろの二人に向けている。


この事からシンジの精神状態はさらに大揺れになっていく。


だがやはり最初に動いたのはシンジだった。


精神の我慢比べに負け、迂闊な攻撃をしたのだとしたらこれで勝負は終わりだ!


だがシンジは冷静に思い切り地面を蹴り上げる。


その蹴った足はあまりの速さに目で追うことも不可能なほどだ。


すると物凄い勢いの風が吹き、頂角の方向に大量の蹴り上げた砂と石が襲い掛かる。


「なんと!!?」


頂角もこれは予想してなかったのか、明らかに隙が生まれた。


だが、頂角もすぐに混乱状態を切り抜けシンジの追撃に対応した。


シンジのいる場所それは頂角の前方3mだ。


居合いの構えをして、今まさに抜刀の瞬間が迫っていた。


頂角はその斬撃を受け止めようとするが、その一撃は予想外のところに向けられた。


シンジは地面に目掛けて思い切り刀を突き立てたのだ。


そのままの勢いで刀を上に振り上げる。


すると、土やら石やらが頂角を襲った。


いくら居合いを防ぐほどの力量を持っていたとしても、この量ではかわしようが無い。


だが、シンジにも跳ね返った石などで何箇所か切れたり、血が滲んだりしているが些細な傷にすぎない。


そして、砂煙が散る前に追撃の一手を試みる。


砂煙の中シンジはその人並みはずれた視覚を駆使して確実に頂角の姿を捉えていた。


だが、頂角も予想していたのか当てずっぽうかは解らないがまた杖でシンジの攻撃を受け止めた。


シンジは改めてその杖をよく見る。


しかし、長さも太さも別に以上ではないし、金属で出来ている訳でもない。


明らかに刀と杖がぶつかった時の音がそれとは異なっていたからだ。


そんなことをシンジは考えているならば、当然シンジにも隙が出来ていた。


自分の脇腹に物凄い痛みが走り、自分の見る景色が物凄い速さで移動しているのに気づいた。


もちろん景色が移動したのではなく、シンジがすっ飛んだのだ。


頂角の隙をついた、回し蹴りが脇腹に決まった事によって。


しかも、その蹴りは老人の放てるようなレベルの蹴りではなかった。


骨に以上はなさそうだが、痛みが酷くシンジは顔を引きつらせながらゆっくりと立ち上がる。


その様な痛手を負った獲物を逃すほど、現実は甘くはない。


頂角はその様子を見ると、すぐさまシンジとの間合いを詰めるため走り


シンジが未だに俯いているのを確認してから、脳天を叩き割る杖の一振りを放った。


漫画ならここで「死ね〜〜〜!!!」と大声でも上げるのだろうが、


普通はそうではないだろう。


声を上げたら相手に気づかれてしまう様な不意打ち紛いの一撃でそのような愚かな真似をするほど


頂角は甘くないのだ。


頂角は「殺った」そう確信したが、シンジの顔を見ると自分の失敗に気づいた。


とどめの一撃に興奮したのか、自分は一撃の力を更に高めるために飛びながらの一撃を決めようとした事に、


空中では攻撃をされたら避けることなど出来ない。


「終わりだ・・・頂角」


シンジの居合いの一撃が頂角に決まり、その切った場所から血が噴出し頂角の体がゆっくりと放物線を描き


地面に落ち、この戦いの終止符が打たれる。


シンジの目にはその様な映像が浮かぶはずだった。


だが、実際には違った。


確かに居合いは確かに決まった。


そして、頂角はゆっくりと放物線を描き地面に落ちた。


だが、血は流れていない。


しかも頂角は起き上がったのだ。


しかも平然と、今までの戦闘がなかったかのように。


「な・・・・な・・・バカな・・・確かに決まったはずじゃ・・・」


シンジは信じられないと言った感じだったが、すぐさま気を落ち着け刀を構えなおした。


そんな慌てた感じのシンジをよそに頂角は高笑いをしだす。


「ひょ〜〜ひょっひょっひょ。言ったであろう青年。太平道の極意を見せるとな。


次はその身でしっかりと味わうがいい。」


シンジは何か来るであろうと身構える。


「いや、待てよ。ヒョ〜ヒョッヒョッヒョ、良い事を思いついたわ。


どうせ死ぬのだからそれなりの慈悲をくれてやろうではないか。


わしは優しいからのう。感謝しながら死んでゆくのだぞ。」


そして、頂角からの言葉をきっかけにシンジの視界が変わった。


ただ真っ白の何もない空間。


そこに4人の人が立っていた。


アルビノで懐かしい制服を着て、赤い目をした少女『綾波レイ』


「碇君。」


そう言ってシンジに微笑みかける。


(綾波??何故ここに?死んだはずじゃ)


銀色の髪と赤い目、自分と昔着ていた制服と同じ物を着る少年『渚カヲル』


「シンジ君」


カヲルもまたシンジに懐かしい笑みを浮かべる。


(カヲル君も!??今までのが全部夢なのか?)


綾波と同じ制服を纏い、茶色い髪をした少女『霧島マナ』


柔らかく微笑み、自分に手を差し伸べるマナ。


「シンジ」


(そんなわけがない。甄姫も貂蝉も関羽さんも全部現実だ!!)


赤い髪をした、元気で活発な笑顔を浮かべる少女『惣流・アスカ・ラングレー』


自分の背中を元気良く叩き屈託のない笑顔を見せる。


「バカシンジ!!」


(そうだ・・・これは頂角が作った幻だ。早くこれから抜け出さないと・・・)


シンジは真実に気づいた。


だが、幻とわかっていても次に現れた人物にショックを抱えきれなかった。


「母さん??」


レイにそっくりの美人。


シンジはわかっていた。


それが自分の母親『碇ユイ』であろうという事に。


「母さん!!」


さっき幻ということに気づいたが、シンジは母親の出現に完璧にその事を忘れて幻である碇ユイの元へ


無邪気に走りよっていった。


だが、あと少しの所で自分の母親は消え、代わりの人物がシンジの目の前に姿を現した。


「父さん・・・」


自分の目の前に司令室にあった机といつもの服に身を包み、君の悪いサングラスをかけ、髭を生やした、


極悪な人相の『碇ゲンドウ』が目の前にいるのだ。


いつものあのポーズをとりながら、シンジを睨みつけている。


すると一息おいてこう言った。


「貴様には失望したシンジ・・・焼かれ死ね!!!」


その言葉でシンジはようやく現実世界に跳ね飛ばされた。


だが、シンジが見た光景は頂角が何か不気味な呪文を唱えるのに比例して自分の足元がだんだん光っていき、


次第に熱を帯びていくという異常な光景だった。


そして、後ろから2人の女性の精一杯の叫び声が聞こえてくる。


「「シンジ(様)逃げて!!早く!!」」


シンジがその言葉に気づいた時には既に足元から物凄い勢いで炎が燃え上がっていた。


そう、その炎は天まで昇るほどの業火だ。


まさに火の柱だ。


2人もシンジの死を確信せざるを得ない程の力。


二人は号泣していた。


心の底からの泣き声をあげて・・・。


そして、西と東の劉備と曹操の軍ではこの火柱が戦いの中心に位置を占める戦いの狼煙ともなっているのだ。


そして、死者たちの魂を喰らって天に昇っていくのだ。


そんな錯覚さえ覚える火柱。


だがこの時、火柱の中ではある事がおきていたのだ。


そう重大な何かが・・・。

























火柱の中・・・何も見えない光の世界。


その世界で、火に包まれながらシンジは考えていた。


(さすがに死ぬか?僕って結局こんなもんだったんだよな・・・


良かった、最後に皆の顔が見えて・・・待っててね、今僕もそっちにいくからさ。


アスカ、カヲル君、マナ、アスカ・・・母さん。)


その時シンジの耳にはっきりと女の声が聞こえてきた。


「ねぇん。」


(誰?今の声は?)


シンジはおかしい事に気が付いた。


(あれ?熱くない。なんで、もう死んじゃったの!!??)


そんな事を考えているとまた声が聞こえてきた。


「ねぇんってばぁ。」


(空耳じゃ・・・ない!!誰!??貴方は誰!)


「ヒ・ミ・ツ・よ。それよりもぉ、本当にそれでいいの?」


(何がさ?)


二人の姿は炎で何も見えない。


どんなことが起きているか説明できない。


ただ響く声だけしかこの世界には存在しないのだ。


そう音と光だけの世界。


「だからぁ、あの女の子たちをほっといたまま死んじゃっても後悔しないのん?」


(だってさ・・・流石にこの状況はどうにもならないよ・・・)


「あらぁんそうでもないのよ。」


(どういうことさ?)


「まだ貴方は死んでないのよ。いえ、こんな所で死ぬほどヤワな体でもないしねぇん。」


(でも・・・僕じゃ頂角には・・・)


「あらぁん・・・・本当にそれでいいのん。シンジちゃん・・・。それであなたは本当に後悔しないのん?


あらぁんこの質問は二回目ねぇん。」


(僕はこのままじゃ・・・終われない!!!!)


「良く言えたわねぇん。最後に私の名前を教えてあげるわん。妲己・・・妲己よん」


(妲己さん・・・ありがとうございました・・・本当に)


「言っておくけどこれは夢でも幻でもないわん。全て現実よん。


絶対に忘れちゃいやだからねん。それと今は一緒に戦ってあげたりはできないけどん、


近い未来には必ず・・・あらぁん時間のようねん。それじゃバイバイシンジちゃん


またねぇん。」


そしてシンジは炎の中から生還したのだった。


頂角との戦いは続く・・・。






To be continued...


(ながちゃん@管理人のコメント)

鳥哭様より「違う場所で 〜三国の歴史〜」の第九話を頂きました。
ついに話が動き始めましたね。管理人のお強請りが効いたのでしょうか?(笑)
鬚キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!
ついについに登場ですね〜♪
史上最悪の極悪人、人間のクズ、数多の女性の敵、人類史上稀にみる暴君、殷の紂王の再来・・・待っておりました♪
これはもう、シンジ君にキッチリ退治してもらわないと♪
もう一人の来訪者ってのも気になりますよねぇ・・・今回、あえて伏せたってのが。
そして妲己登場・・・生きていたんかい、アンタはっ!(笑)
となると、ますます碇ユイとの関連性を疑いたくなりますねぇ〜、同じ稀代の悪女として・・・(端折りすぎか?)。
しかし彼女がシンジ君を助ける(?)とは・・・これは何かありますな(ニヤリ)。
しかしここにきて、封神演義とも一杯クロスしてきましたねぇ・・・。
カバと釣り師も、その正体を現したし(笑)、これからが楽しみです。
シンジ君ですが、今回は火傷のほうは大丈夫だったのかな?(彼、余程火責めに縁がありますよねぇ〜)
それはさておき、生還後の彼がパワーアップを果たしているかどうか、請うご期待ですな♪
次作を心待ちにしましょう♪
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